「釧路超民」の創出・拡大 釧路町、東京の民間団体と協定 北海道釧路町
釧路町は12日、関係人口「釧路超民」の拡大などを目的に、「cafe bloom38」(東京都、馬場さやか代表理事)と連携協定を締結した。町が関係人口の創出・拡大を目的に民間団体と包括的な連携協定を結ぶのは初めて。 町は2023年から、町外に住みながら継続的に町を応援する人を「釧路超民」と呼称し、関係人口づくりに取り組んでいる。現在、全国47都道府県に6800人を超える登録者がおり、その輪は着実に広がっている。 馬場代表理事(46)は約10年前、大学教員の夫の研究に同行して町を訪れたことをきっかけに、豊かな自然や地域の魅力に引かれ、その後も繰り返し足を運んできた。24年には釧路超民に登録し、東京から町を応援していた。 同法人は若者の居場所づくりや地域との交流促進に取り組んでおり、町との連携を模索していた。今回の協定では「釧路超」のロゴを活用したブランディングや釧路超民の登録・参加促進、地域交流の深化、若者層への魅力発信などで連携。首都圏を中心とした認知度向上や新たなファン層の獲得を目指す。 この日、町役場で行われた調印式で小松茂町長は「今回の締結により、関係人口のさらなる増加が期待できる。大変ありがたいこと」と期待を寄せた。馬場代表理事は「若者の人生の『止まり木』として機能し、地域と若者が互いに高め合うモデルケースとなるよう取り組みたい」と話した。
釧路新聞