中国、米国人のミャンマー研究者を拘束 「スパイ活動の疑い」と説明

北京=平賀拓哉
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 ミャンマー政治を研究する米国人が6月上旬に中国当局に拘束されたことがわかった。米紙ニューヨーク・タイムズNYT)が12日までに伝えた。中国外務省の林剣副報道局長は同日の定例会見で、「スパイ活動に従事して中国の国家安全に危害を加えた疑いがある」として、拘束を認めた。

 NYTによると、拘束されたのは「ミャンマー戦略政策研究所」のミンジン氏で、6月3日にミャンマーとの国境に近い中国南西部の雲南省昆明で行方が分からなくなったという。

 林氏は会見で、中国は在広州米国総領事館に連絡したと明らかにしたうえで、「ミンジン氏の合法的な権利は十分に保障されている」とした。NYTによると米国人が中国の国家安全に関する容疑で拘束されるのは異例で、米中間の「関係改善を難しくする可能性がある」としている。

 ミンジン氏の母国はミャンマーだが現在はタイ在住で、今月ネパールで開催予定のフォーラムで講演する予定だった。同氏が設立した研究機関「ミャンマー戦略政策研究所」は「民主的リーダーシップの促進と市民参加の強化に取り組んでいる」という。

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この記事を書いた人
平賀拓哉
中国総局
専門・関心分野
中国の政治・社会、日中関係、司法

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