【🎲 オリキャラ】もしも時透兄弟があまね様より先に🦛拾【一応CP・閲覧注意】

  • 1二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 19:56:24

    炎の呼吸使ってるけど実は日の呼吸適性100持ちで、後天的に痣を出しても寿命が減らない例外枠で
    最適正じゃない呼吸でも階級上から四番目に上がれるくらいには長く生き残れて他人に呼吸や剣を教えるのも上手くて
    料理洗濯掃除に女装のレベルまで高くて実は、時透父の従兄弟で兄上の血を引いている
    そして海外産のオーパーツである驚異的な速さで自律移動出来て
    人間みたいに喋るし凄い力を持った青いカバの絡繰を連れた

    オリキャラ隊士と出会っていたら…という世界線のお話

  • 2二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 19:59:26

    登場人物

    【樺隊士】
    フルネームは樺良雄(かば よしお)、時透兄弟より11歳年上で東京府北多摩郡の農村出身
    偶々出会った鬼狩りのカッコいい技と強さに憧れて、地方の名士の一人息子なのに実家を飛び出し鬼殺隊士となった親不孝者
    母方の従兄弟の遺児である時透兄弟と休暇中に偶然出会い、有一郎が高熱を出した事をきっかけに爆速で蝶屋敷へ保護した
    人当たりは良く蝶屋敷の面々とは親しいが、一部の柱と十二鬼月・上弦の壱からは目を付けられてしまっている…なお、隠の後藤さんとはズッ友である
    坊ちゃん育ちの割に家事は器用にこなせるが、絵の才能は炭治郎並みの画伯(勿論アレな意味)で音痴でもあり、どうやら芸術方面には向いていない模様
    ルリカさんを愛するあまり人間女性には興味ナシ、と思われたが近頃気になるヒトがいるようで…⁉︎
    好きな食べ物はとろろ蕎麦、アルコール耐性が非常に強い体質で全く酔わない

    【ルリカ】
    樺隊士が任務中に出会った小脇に抱えるサイズの青いカバの絡繰
    自身に注がれる愛情エネルギーが動力源らしい
    元は舶来の美術品だった、人間のように思考や会話が出来る縁壱零式級のオーパーツ
    性格はお淑やかでお嬢様口調、良雄さんが大好き
    上弦の壱を退けた代償として一時期、自力で動けなくなっていたが樺隊士をはじめ周囲からの愛情エネルギーを貰って完全復活した

    装備品:
    病気平癒・健康祈願の御守り(後藤さんに貰った物で折り鶴が刺繍されている)
    花柄のワンピース(いずみさん制作)

    【琥珀】
    ルリカが動けぬ身となり伝令の役目を果たせなくなった時期に、代理で樺隊士の担当となっていた喋るコハクチョウ
    渡り鳥である白鳥の能力を活かして鬼の痕跡を追うのが主な仕事である
    鬼殺隊こそ己の居場所と思っており、職務熱心だが余計な事まで喋ってしまいがち
    実は霊感があり、彷徨う死者の魂からも情報収集が出来るらしい…

  • 3二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:02:31

    【筒木少年】
    フルネームは筒木明(つつき あきら)、時透兄弟より2つ歳上の弟弟子
    茶道の流派である三千家に柄杓や茶筅・茶杓など竹製の茶道具を納める『柄杓師』の跡取り息子だが自分以外の家族が鬼の手で命を奪われ、復讐の為に鬼殺隊士の道を志して樺隊士に弟子入りした
    炎の呼吸を習っているが日の呼吸適性を持ち稀血体質でもあるため、鬼から目を付けられやすく最終選別での生存を危ぶまれている

    【いずみ】
    フルネームは桜いずみ
    樺隊士と、兄である大河(剣士となったが初任務にて殉職)と共に最終選別を通過した同期だが
    血が苦手なのと剣士適性の低さから隠となり、隊服の縫製係として働いている
    兄共々世話になった育手が病気で倒れ、介護の為に休職していた
    亡き兄と育手は彼女の事を樺隊士に任せたいと思っているものの、男性恐怖症故に道のりは遠い…
    生業である裁縫の他に料理は玄人はだしだが、洗濯は不得意であるようだ
    歌が上手だが性格上、人前で歌う事はほとんどない

    【小町】
    フルネームは稲川小町(いながわ こまち)
    いずみ達が修行していた山の近くにある集落の酒蔵『稲川酒造』の蔵元の娘
    母方の祖父は伝説的な酒豪である『酒仙』で、四百年前に日の呼吸の剣士に命を救われた竈門家の血を引く存在
    夢に出てきた『赫い剣士様』を彷彿とさせる見た目の樺隊士に一目惚れするが、現時点では全く相手にされていないようだ…
    桜兄妹の育手に弟子入りし、いずみの妹弟子となったが彼女自身は岩の呼吸の素質を持ち、また適性が低いため剣士には向いていない
    家事全般がやや苦手だが絵がとても上手で、自室の壁には彼女が描いた剣士様の絵が飾られている

  • 4二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:04:36

    【前回のあらすじ】
    いずみの師である育手が所有する山での野営訓練は、筒木少年の体調不良により一日で終了してしまった…
    鬼狩り山に現れた熊を狩った事で、集落の者達に歓待された樺隊士は酒の強さを競う酒合戦にて
    意気投合した老爺から『彼岸花に似た青い花』の情報を入手し共に花が咲く場所へと向かう
    そこはヒノカミ神楽を教えてくれた少年・竈門炭治郎の生家の近くであり、惨劇により無人となった家を管理していた三郎爺さんに偶然遭遇する
    ヒノカミ神楽────日の呼吸を代々継承し続けた竈門一族への敬意と、無惨に命を奪われた一家に哀悼の意を表して神楽を捧げる樺隊士
    目的である青い彼岸花は開花時期をとうに過ぎていたが、たまたま三郎爺さんが摘んで保存していた物を譲り受ける事が出来た
    集落に戻った樺隊士は老爺の孫娘である酒蔵の看板娘・小町と引き合わされるが彼女に一目惚れされてしまい…⁉︎

  • 5二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:06:24

    1スレ目

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    2スレ目

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  • 6二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:29:45

    たておつです!
    人物紹介がスレを重ねる毎に賑やかになって来て密かな楽しみです

  • 7二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:33:38

    相変わらずカナヲは何も喋らず、愛らしいが貼り付けたような笑顔を浮かべるのみ────
    その表情を「何考えてるのか分からない」と気味悪がる者も中には居るが…視線がルリカの方を向いているのを見るに、少なくとも不快では無いようだ

    樺隊士「そうだ、霞柱邸に戻って手紙書かなきゃいけないんだった! 俺達はそろそろ行くよ、じゃあねカナヲちゃん」
    ルリカ「また近いうちに、お会い出来たら良いですわね」
    カナヲ「…」ニコッ

    カナヲに見送られて蝶屋敷を後にする樺隊士達
    元々の気質もあるだろうし、カナエ達に拾われるまでの悲惨な境遇のせいでもあるだろうが…

    樺隊士「いつか、あの娘が心の底から笑えるようになったらいいね」
    ルリカ「ええ」

  • 8二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:52:53

    スレ立ておつです、祝二桁突入!いつも楽しみにしてます

  • 9二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 21:25:02

    >>6

    どこまで長くなるのかスレ主にも分かりません…登場しない人(一部人外)は削るべきなのか迷い中


    >>8

    こんなに長くお付き合い頂いているスレ住民の方々には感謝してもし足りないですね!

    中々お礼を言う機会が無いけど感想や保守の書き込みには本当に助けられております



    霞柱邸に戻り、炭治郎宛てに手紙を書く

    飲兵衛爺さんの案内で生家の近くまで行った事、そこで竈門一家が居なくなった家の片付けをしている三郎爺さんと出会った事

    炭治郎達が生きていると伝えた時に涙を流して喜んでいた事、他の地元の人達も帰りを待っていると伝えてくれと言われた事…


    樺隊士「あとは例の青い花について、何か知らないか一応聞いとかないとな」


    飲兵衛爺さん曰く、花が咲くのはかなり珍しいのと開花している時間が非常に短いため

    もしかしたら近所で暮らしていても、一度も見た事が無いかもしれない


    ルリカ「何かご存知の場合ですと、ご家族の事を思い浮かべて悲しい想いをさせてしまうかもしれませんわね」

    樺隊士「そうか…でも竈門家の生き残りで話が聞ける状態なのは、彼一人だからなあ」


    彼の妹・禰󠄀豆子は────おそらく無惨の血を与えられて鬼と化している

    鱗滝一門が秘匿する理由は、もしかしたら青い花やヒノカミ神楽と何か関係があるのだろうか?


    樺隊士「まぁ今の段階だと、ただの憶測に過ぎないな…よし、出来た!」


    書き上がった手紙を、ルリカが背負う鞄に収納する

    鴉と違って足に手紙を括り付ける事が出来ないので、彼女専用の特別製だ


    ルリカ「では行って参りますわ」

    樺隊士「頼んだよルリカさん」

  • 10二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 22:15:29

    久しぶりの伝令としてのお仕事に張り切るルリカさん、意気揚々と狭霧山に向かったものの

    霧が深く道が分かりにくいからか前回は炭治郎に会っただけで帰ってしまったせいか

    あるいは久々のお仕事で感が鈍ったのか鱗滝さんの家の場所が分からなくて困り果てていた所に…


    dice1d3=1 (1)

    1. 炭治郎と遭遇

    2. 鱗滝さんと遭遇

    3. 琥珀さんと遭遇

  • 11二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 01:36:08

    中々鱗滝さんに会わないな…と思ったけど生物じゃないから鼻を潜り抜けられるのか。善逸の耳も潜り抜けてたしステルス性能高い

  • 12二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 06:26:05

    ルリカ「どうしましょう…道に迷ってしまいましたわ…」


    右を向いても左を向いても、濃い霧の中に針葉樹の木々が立ち並ぶ同じような光景────

    目的地である鱗滝老人の家どころか、出直そうにも来た道が分からない…


    ルリカ「こういう時は山の尾根を目指して登るのだと、良雄さんが以前仰ってましたわね」


    人間が遭難した際の対処法が、人ならざる身に通用するかは未知数である…しかしながら、それ以外に今の状況を打破する手段を思いつかない


    ルリカ「多少回り道にはなりますが、わたくしは必ず使命を果たして見せますわ!」


    つぶらな瞳をキリッとさせて、気合いを入れ直したところで人の気配が近づいて来た


    炭治郎「あれ? 君は確か…」


    昇る朝日が描かれた耳飾り、緑と黒の市松模様の羽織、赤みがかった髪と瞳と額の痣────目的の人物である竈門炭治郎だ!


    炭治郎「樺さんとはぐれたのかい?」

    ルリカ「今日はわたくしだけです。体が直ったので、伝令の御役目に復帰致しましたのよ」


    背中の鞄から手紙を出して貰い、これにて任務完了だ!

    あとは炭治郎からの返事を受け取って帰るのみだが…


    dice1d2=2 (2)

    1. 家の外で待つ

    2. 中に招き入れられる

  • 13二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 13:20:09

    張り切りルリカさん小さい子みたいでかわいいね…
    雰囲気でわかったのか炭治郎に迷子対応されてるのも流石長男

  • 14二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 19:20:57

    炭治郎に抱えられて鱗滝さんの家の前まで来たルリカさん…手紙の返事を書き終わるまで外で待つと言いますが、嗅覚の鋭い彼は「もうすぐ雨が降るよ」と鼻をひくつかせます


    仕事中なので流石によそ行きのワンピースは着ていないが、出来れば濡れるのは勘弁願いたい
    しかし鱗滝老人の家の中には、おそらく『彼女』が────躊躇している間に炭治郎は戸を開けて、ルリカを抱えたまま中に入ってしまう

    炭治郎「ただいま帰りました!」
    ルリカ「お邪魔いたします…」

    小さな家の中に居たのは、夕飯の支度をしている天狗面を付けた老爺
    そして新たに増築されたと思しき窓の無い区画に敷かれた布団の中には…

    炭治郎「ただいま、禰󠄀豆子」

    毛先が赤みがかった長い黒髪、竹製の口枷を咥えさせられた少女が眠っていた

  • 15二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 23:06:36

    いよいよ禰豆子ちゃん登場!
    100%善意ゆえだけどこのご対面でシュレディンガーの禰豆子ちゃんの存在が確定してしまった…

  • 16二次元好きの匿名さん26/06/02(火) 06:31:50

    一見すると人間そのものの姿で、ただ寝ているだけのようである…しかし無抵抗の女の子に口枷などするはずが無いし、何より炭治郎が彼女の手を摩った時に鋭い爪が生えているのを見てしまった

    ルリカ(意識が無い状態とは言え、まさか拘束もしていないだなんて… )

    これでは万が一、鬼殺隊の者に見つかった際に一切弁解の余地が無いではないか!

    鱗滝老人「樺殿の遣いか」
    ルリカ「えっ? ええ…」

    いきなり声を掛けられて、ルリカの意識は現実に引き戻される────鞄などの残り香から判断したのか、もしくは炭治郎から話を聞いていたのかもしれない

    ルリカ「申し遅れました。わたくし樺良雄隊士の伝令役を務めさせて頂いております、ルリカと申します。つい最近までは身体の不調により、御役目を果たせなくなっておりましたが…この度復帰致しました。以後お見知り置きを」

    ルリカ(ここに居るのは『鬼の少女』ではなく『炭治郎君の妹』なのですわ。彼らがそう扱っているのなら、わたくしもそれに準じましょう)

  • 17二次元好きの匿名さん26/06/02(火) 12:39:57

    冨岡さん霞柱邸訪問の際にはもう一門で情報共有されてたっぽいよね
    結局入院騒動で有耶無耶になっちゃったから樺さん達はそのまま知らないのか~

  • 18二次元好きの匿名さん26/06/02(火) 14:57:32

    空気が読めるルリカさん優しい

  • 19二次元好きの匿名さん26/06/02(火) 19:33:39

    鬼の眠り姫・禰󠄀豆子をあくまで『炭治郎の妹』としてだけ扱う事に決めたルリカさん

    と言っても特別に何かする訳では無いので、彼が手紙を読んで返事を書き終わるまで時間潰しに世間話でも…と適当な話題を振ります


    dice1d4=1 (1)

    1. ヒノカミ神楽を教わった樺隊士のその後

    2. 禰󠄀豆子はいつから眠ったままなのか

    3. 手紙の内容について

    4. 樺隊士の教え子達の話

  • 20二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 00:15:26

    色々ありましたね…師弟で閉鎖病棟行きになったり(白目)

  • 21二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 01:18:26

    ルリカ「あの後、良雄さんはヒノカミ神楽を一生懸命練習して全ての型を習得致しましたのよ」
    炭治郎「本当かい⁉︎ すごいなあ」

    予告通り降り出した雨の音を聞きながら、ルリカは愛する人の話をする
    鬼狩りとして鍛えた体でもヒノカミ神楽を使う時は大きな負担がかかる事、何度も体力の限界を迎えて倒れては弟子達に心配をかけた事…

    ルリカ「良雄さんの教え子は三人おりますが、新しく来た子にもヒノカミ神楽の素質があったのです。二人して流行り病に罹ったと勘違いされて、蝶屋敷の隔離病棟に入れられた事も…」
    炭治郎「蝶屋敷?」
    ルリカ「主に任務で負傷した隊士を治療してくれる鬼殺隊の施設ですわ。『蟲柱』胡蝶しのぶ様が現在の主です」
    炭治郎「そこへ行けば、もしかしたら禰󠄀豆子を治す方法が見つかるかな…?」
    ルリカ「残念ながら、あまり期待はなさらない方が宜しいかと思われます。蟲柱様は確かに、鬼の生態に関する知識が豊富な御方。しかしながら鬼殺隊はあくまで人食い鬼を滅する為の組織故に…」

    蟲柱の武器が鬼に効く毒である事、蝶屋敷には鬼のせいで身寄りが無くなった子供達が引き取られている事を教える
    炭治郎にとっては掛け替えの無い『家族』である禰󠄀豆子だが、蟲柱達がその想いを尊重してくれるとは限らない
    良くて実験動物扱いか最悪の場合、蝶屋敷の少女達に危害を加える前にと殺処分される可能性すら考えられる…

  • 22二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 06:25:53

    落胆の溜息をつく炭治郎を可哀想に思うが…この場合、下手に希望を与える方が酷だろう
    何せ鬼となった肉親を人間に戻す為に鬼殺隊に入る、だなどと前代未聞の話なのだ

    ルリカ「鬼殺隊が禰󠄀豆子ちゃんを受け入れる可能性があるとすれば、一番確実と思われる道は鬼殺隊の長である『お館様』、産屋敷耀哉様に認められる事でしょうね」
    鱗滝老人「お館様の命であれば誰も逆らえぬ。柱であろうとも」

    逆に言えば────お館様が禰󠄀豆子を『不用』と断じた場合、鱗滝一門も彼女をこれ以上庇えなくなるという事でもある

    ルリカ「少なくとも、わたくしは禰󠄀豆子ちゃんのような鬼を知りません。鬼にとって肉親は栄養価が高く、本来ならば炭治郎君は真っ先に食われていたはずなのです…これは本来、強靭な意志力などで抑え切れるモノでは無いというのに」

    水柱が頸を斬らなかった理由は分かった
    この娘は特異な鬼だ…しかしそれだけでは鬼殺隊が禰󠄀豆子を生かし、人間に戻す研究を始める理由にはならない

  • 23二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 13:26:09

    こればっかりは原作ルートで実績を重ねてくしかない本当に仕方ない…
    事前に身の振り方を知れただけ上々と思おう

  • 24二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 20:31:44

    今のところ禰󠄀豆子は『現時点では無害と思われる』だけの存在であり、いずれ意識を取り戻せば人を襲う危険性が残っている────そのため鬼殺隊としては排除を選ばさるを得ない
    目覚めた状態でも人間を襲わない事が確認でき、なおかつ鬼殺隊にとって有用な能力でも持っていれば…あるいは、といったところか

    ルリカ「禰󠄀豆子ちゃんの意識が戻らない以上、彼女の分まで炭治郎君に頑張って頂く他ありません。まずは最終選別を突破して、鬼殺隊に入隊する事。任務をこなして信用と実績を積み重ね、鬼殺隊の中で揺るがぬ地位を築き上げるのです」

    実力さえあれば煩い外野を黙らせられるし、強い鬼を倒せば多くの人々を救える
    万年人手不足の鬼殺隊ゆえ、優れた才能の持ち主は喉から手が出るくらいに欲しい

    炭治郎「俺に出来るのかな…」
    鱗滝老人「出来る出来ないの話では無い、やるのだ。この件、既に我らだけの問題では無い。樺殿を巻き込んでいる────事が成る前に露見すれば、彼も只では済まない」

    厳しい声で鱗滝老人が弱気になった弟子を戒める
    確かに下手をすれば樺隊士の立場も危うくなりかねないが、別にその事で炭治郎を追い詰めるつもりは無いのでルリカは慌てて気遣いの言葉を重ねた

    ルリカ「誤解なさらないで下さいましね? 良雄さんは、表立って炭治郎君達の味方になれない事をずっと歯痒く思っていたのです」
    鱗滝老人「当然だ。樺殿には三人の教え子が居る」

    いずれも身寄りが無く、まだまだ彼の庇護が必要な年齢だ────柱と甲級、そしてヒノカミ神楽…日の呼吸の適性持ちという錚々たる顔ぶれであるが

    ルリカ「あの子達には何も知らせておりませんし、将来有望な事この上無い逸材揃いですから。まず切り捨てられる心配は御座いませんわ」
    炭治郎「でも樺さんの方は…」
    ルリカ「既に上弦の壱から目を付けられているのですから、命の危機など今更ですわよ」

    本当は全くもって大丈夫では無いのだが「自分達に関わったせいで…」と、こんな良い子に思って欲しくは無かった

  • 25二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:58:50

    禰豆子ちゃんも起きないしで流石の長男もちょっと弱気になるよね…
    樺さんがここに居たらかけそうな言葉を言ってくれるルリカさんは以心伝心の出来たパートナーですわよ

  • 26二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 06:12:13

    先行きが明るいとは言えない話で場の空気を重くしてしまった…ちょうど夕飯の支度が出来たようだし話題を変えよう

    炭治郎「君は何も食べないんだね? そうやって人間みたいに考えて話すのに、生き物の匂いがしない…不思議だなあ」
    ルリカ「わたくしは良雄さんや、わたくしを可愛がって下さる方々の傍に居るだけで満たされますのよ。この国の外から運ばれて来たのだそうですが、わたくしが誰に何の為に造られたのか記録は一切残っておりませんわ…わたくし自身の記憶も」

    自身が何モノなのかという謎と、もし『以前』の記憶を取り戻すような事があればどうなってしまうのかという不安
    動けない時はいつも樺隊士と一緒だったから、彼の愛情に包まれていれば何も怖くなかった
    こうして離れていると、ふとした拍子に思い出して底無し沼にゆっくりと沈んでいく心地になる…

    炭治郎「そうか…君も色々大変なんだね」
    ルリカ「ですが良雄さんの傍に、鬼殺隊の中に居場所を得る事が出来ましたわ。この組織は異質なモノに対して割と寛容ですのよ」

    願わくば竈門兄妹も、そうなって欲しいと思うルリカであった────

  • 27二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 14:22:49

    そういや無惨より年上なんだなルリカさん
    長いことエネルギー切れで停止してたなら良い記憶じゃないだろうし忘れたままのが良いこともある

  • 28二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 20:51:53

    手紙を読んだ炭治郎に返事を書いて貰い、樺隊士の元へと持ち帰って来たルリカさん
    三郎爺さんが自分達の生存を祈り、家を手入れして帰りを待ってくれている事を知った炭治郎は涙を浮かべて喜んでいました
    飲兵衛爺さんの事も、小さい頃に母親に連れられて青い彼岸花を見た事も憶えていたようです


    ルリカ「ただいま戻りましたわ」
    樺隊士「おかえりルリカさん」

    ルリカが帰還した時、樺隊士は秘伝の軟膏を作っているところだった
    蜜蝋を溶かし込んだ胡麻油に薬効成分を抽出し終わって、後はひたすら固まるまでかき混ぜるだけである

    樺隊士「どうだった? 炭治郎君は、そろそろ大岩を斬れそうかい?」
    ルリカ「以前お見かけした時よりも、顔付きが精悍になっておられましたわ。あの調子でしたら選別を受ける日も、そう遠くなさそうです」
    樺隊士「そうか…どうにかして手鬼の事を、前もって知らせてやれないかなぁ。選別用の鬼を捕まえて藤の囲いの中に放つか、前の受験者の遺品を集める仕事をしている時に偶然見かけたって事にして…とか」
    ルリカ「良雄さんの立場ですと不正を疑われかねませんわよ?」
    樺隊士「やっぱり駄目か〜。なんだか元気が無いけど、向こうで何かあった?」

    膏薬をかき混ぜる手を止めて、ルリカの目を覗き込む────純粋に心配している柘榴石の瞳を見て、ルリカは躊躇いがちに口を開いた

    ルリカ「炭治郎君の妹さんにお会いしましたの」

  • 29二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 02:16:43

    ほうれんそう大事
    今が秋頃なら年を越したら炭治郎達も選別かな
    それまではやきもきしそうね

  • 30二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 06:47:35

    『鱗滝一門が鬼を匿っている』という疑惑がついに確定してしまったのだ
    炭治郎の妹・禰󠄀豆子がまだ人を食っていなくとも、食人衝動を抑えられる特殊な個体であったとしても────鬼殺隊の者が鬼を庇う事は、時には切腹すら許されぬ重罪である

    ルリカ(お母様の仇を討ち、故郷を救ってくれた水柱様を告発したくない。その一心で良雄さんは今まで、事実を明らかにする事を避けてきたというのに…)

    樺隊士「その様子だと、病状が思わしくないのかな? 今すぐ命の危険がある訳では無いんだよね?」
    ルリカ「妹さん…禰󠄀豆子ちゃんは眠っておられましたわ。炭治郎君の話では、狭霧山に来てすぐ意識を失いそれ以降────ずっと眠り続けているのだそうで」
    樺隊士「そんなに長く⁉︎ 人を食うどころか血の一滴すら口にしないで生命維持が出来るなんて、いくら鬼でも信じられないな」

    これは直接会って己の目で確かめた方がいいかもしれない…考え込む樺隊士は、しょんぼりした様子のルリカを見て安心させるように微笑み頭を撫でる

    樺隊士「こっちに累が及ぶのを避けたいなら、二度と関わらなければ良い。けど、あの子達を心配して帰りを待ってくれてる人達の事を知ってて…我が身惜しさに黙ってるなんて出来ないだろ?」

    ヒノカミ神楽の件もあるし、遅かれ早かれこうなってたよ────ルリカを抱き上げ膝の上に乗せて、あやすように言った

    ルリカ「良雄さん…膏薬が固まってしまいますわよ?」
    樺隊士「今はルリカさんが最優先」

  • 31二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 12:57:45

    凶報でもしっかり役目をこなしてくれたルリカさんえらい
    しょんぼりルリカさんを労ってあげられる樺さんも好き

  • 32二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 18:43:13

    ルリカさんのヒロイン力が強過ぎて他が霞んでしまう…

  • 33二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 20:42:46

    水柱が頸を斬らず、兄である炭治郎共々自らの師の元へ送った…人を食わぬという鬼・竈門禰󠄀豆子
    鱗滝一門の者達やルリカの言葉を疑う訳ではないが、にわかには信じ難い話である
    百聞は一見にしかず────こうなれば自分の目で真相を確かめる他無い! …が、その前に

    樺隊士「後藤君達に野営道具壊した件で、謝罪と弁償しないとなぁ…」
    ルリカ「獣害は流石に不可抗力では御座いません事? 後藤さん達もきっと分かって下さいますわ」
    樺隊士「いやぁでも、あそこに食べ物を置き去りにしなけりゃ熊だって漁ったりはしなかっただろうし」

    犯人? である熊の毛皮は「僕コレ欲しい」と無一郎がねだった為、霞柱邸に置いておく事となったのだ
    果たして熊胆と熊の味付け干し肉、純米大吟醸で詫びの品になるのだろうか…?

  • 34二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 22:00:53

    軟膏も詫び兼差し入れ用だったやつか
    レア酒があればまぁまぁ平気やろ

  • 35二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 06:47:12

    >>34

    持ち物が限られている状況では非常に有難い薬ですが、自作するのはハードルが高いので作って持って行くと喜ばれます

    臭いがネックとなって女性陣にはやや不評ですが、効能は折り紙付き



    樺隊士「という訳で…こちらがお詫びの品です」


    秘伝の傷薬と乾燥させた熊の胆嚢、嗜好品としてそのまま食べられるよう味付けしてある熊の干し肉と非売品の純米大吟醸を持って来た


    樺隊士「借りた物壊しちゃってごめん。これで勘弁してくれないかな?」

    後藤「いやオメー刀で熊狩ったのかよ? 普通に引くわ…てか逃げろや!」

    樺隊士「それは駄目なんだ。『人間の荷物の中には美味しい食べ物が詰まってる』って学習してしまった個体を見逃したら、周りの集落に迷惑が掛かるからね」

    他の隠「怪我人は出なかったのが不幸中の幸いだなあ」


    熊の爪によってバリバリに引き裂かれた鞄を見て、怒る以前にドン引きする後藤達

    いくつかは修理して使えるらしく、弁償は最小限に留まった


    樺隊士「じゃあこの話はこれで終了、という事で…早速ルリカさんの素敵な衣装を見てくれないか?」

    ルリカ「体が直った報告の方が先ですわ良雄さん」

    後藤「うおぉ⁉︎ ルリカちゃんが洋服着てんじゃねーか‼︎ どこで買ったんだよソレ⁉︎ 」

  • 36二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 12:19:13

    後藤さんは良い反応くれるし自慢したい気持ちはわかるw

  • 37二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 21:01:54

    もちろん後藤さんは、ルリカさんの完全復活にも目いっぱい喜んでくれました



    樺隊士「買ったんじゃないよ。いずみさんが作ってくれたんだ」

    後藤「桜が⁉︎ 職場復帰したって聞いたけど、お前口説き落とせなかったんじゃねーの?」

    樺隊士「彼女は…俺のような奴にはもったいない女性だよ…」


    フッ…と自嘲気味に笑うと後藤は「なんだ結局振られたのかよ」と呆れた様子で言う


    後藤「ルリカちゃんに渡した御守りの神社で、今度は縁結びのやつ貰って来てやろうか?」

    樺隊士「別に要らないけど…ルリカさんが、こうして全快出来た事の御礼はしたいな」

    ルリカ「願いが叶った後の御守りは、授かった神社にお返ししなくてはなりませんわ」


    御利益のおかげかルリカがこうして復活したので、御守りを授かった神社に御礼参りをする事に


    dice1d3=3 (3)

    1. 休みを取って行った有名どころの大きな神社

    2. 仕事の合間に立ち寄った小規模な神社

    3. 鬼殺隊ゆかりの藤の家も兼ねた神社

  • 38二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 22:17:20

    ルリカさんも鬼殺隊の一員って気持ちでそこにお参りしてくれたのかな
    憎いぜ後藤さん…!

  • 39二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 00:32:18

    鬼殺隊縁のってなると、案外あまね様の実家か分社だったりして

  • 40二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 08:30:27

    青い彼岸花入手で祟りデバフが付いた場合、ここで解呪イベントが発生したかもしれませんね

    完全回避したので特に何も起きない…はず



    そこは藤の名所としても知られる場所で、祀られているのは

    かつて日の本に医薬を広めた事から薬祖神とも呼ばれている大己貴神・少彦名神だ

    怪我人病人が絶えない鬼殺隊にとっては、是が非でも欲しい加護であるが…


    後藤「今回は神さん、ちゃんと願い聞いてくれたかんな。賽銭は奮発するか」

    樺隊士「今回は…か」


    まず戦死する事の無い部署で働いている事もあって、後藤は交友関係が広い

    その中には現役の剣士も居て、今まで何度も『見送った』のだろう…


    ルリカ「まずは御守りをお返し致しましょう」

    後藤「確かこっちに…あった!」


    『古神札納所』と書かれた看板を見つけたので役目を終えた御守りを納める

    ルリカが身に付けていたソレを、少々名残惜しく見つめた後「有難うございました」と頭を下げた

    参道から社殿に向かう途中、俗世と神域を隔てる象徴である朱塗りの太鼓橋を渡る────


    dice1d2=1 (1)

    1. 何も感じない

    2. 『何か』に見られている気がする…

  • 41二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 13:59:59

    後藤さんからしたらズッ友樺さんが元気してるのって奇跡に近いんだろうね…益々生きねば…

  • 42二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 19:53:37

    特に妙な気配を感じる事も無く、拝殿の前まで来て二拝二拍手一拝の作法通りにお参りする樺隊士達


    まずはルリカの体が元通り動くようになった事への感謝を伝える
    そして出来たら今後も見守って欲しい、無事で居て欲しい人々の顔を思い浮かべるが…

    (双子と筒木君、父さんと幹夫君…あと炭治郎君と禰󠄀豆子ちゃんもだな、いや善逸君だってこれから選別だからなあ。鬼殺隊に入ったとは聞いてるけど、獪岳君もあれから顔を見てないし心配だ。山程仕事がある胡蝶さんも、危険な任務に赴く水柱様も…それから)

    後藤「お前、いつまで祈ってんだよ?」
    樺隊士「ごめんごめん」
    ルリカ「神様に守って頂きたい方が大勢おられるので時間が掛かったのですわ」
    後藤「まぁいいんじゃねーの? 昔のお前、そういう相手作ろうとしなかったもんな」

    母も師も…選別を共に乗り越えた友も亡くした
    死と常に隣り合わせの職業柄、敢えて親しい人間を作ろうという気も起きなかったが────

    (参ったなあ。今じゃ無くしたくないモノが、両手で抱え切れないほど有る)

  • 43二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 20:44:44

    強くなれる理由を知った樺隊士

  • 44二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 21:26:06

    いつの間にか死ぬ訳にはいかない理由が沢山出来てしまっていた樺隊士

    参拝を終えたので、授与所にて次の御守りを選びます


    dice1d5=5 (5)

    1. 厄除け

    2. 心願成就

    3. 家内安全

    4. 必勝

    5. 開運

  • 45二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 21:56:43

    避ける厄が鬼の事なら全く寄り付かなくなるのは困るし、願いは自分の力で叶えるモノだ

    決して御守りに刺繍されている招き猫が可愛かったからという理由では…ついでにおみくじも引いておこう


    dice1d7=6 (6)

    1. 大吉 2. 中吉 3. 小吉 4. 吉 5. 末吉 6. 凶 7. 大凶

  • 46二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 22:08:39

    ここで凶!
    ふと思ったけど樺さんって来年本厄でもあるんだよね
    それでなくとも激動の年だし慎重にの啓示かな…

  • 47二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 22:51:45

    樺隊士「うわ、凶だ…幸先悪いなあ。せっかく開運御守り貰ったのに」
    後藤「ソレがあったから大凶が出なくて済んだ、とかだったりしてな」
    ルリカ「あちらに結び所が御座いますから、不運を此処に置いて帰るというのも一つの手段ですわ」
    樺隊士「いや…まずは内容を読んでからだ。慎重に行動すれば避けられる災いを、神様が警告してくれているのかもしれない」

    特に今は────鱗滝一門が鬼の娘を匿っている疑いが確定したばかりだ
    自分の迂闊な言動で、下手をすれば水柱達が全員切腹する羽目になりかねない…


    願望 叶うまでは遠し
    待人 現れず
    勝負 油断大敵
    仕事 支障あり
    転居 思い留まる事
    縁談 纏まらず
    恋愛 言動を慎むべし
    健康 節制に努めよ


    樺隊士「要するに、今は何もするなって事かな?」

    近々禰󠄀豆子に会いに行こうかと思っていたのだが、やめておいた方が良いのかもしれない…

  • 48二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 01:25:09

    うーん、鱗滝さんとは手紙くらいはやり取りしておきたい所だが…向こうが干与を望まないかもな

  • 49二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 06:35:59

    凶のおみくじは不幸の予言というより、『慎重に行動せよ』という警告の意味と捉えられる場合が多いみたいですね

    今が運気の底で、これからは上がっていくだけなのでチャンスが来たらすぐに掴めるよう力を蓄える時であるとも



    ルリカには新たに厄除けの御守りを渡しておいた

    思い切った行動に出るのは避け、通常通り筒木少年を鍛えるのとヒノカミ神楽の修行に集中する事にした樺隊士


    樺隊士「結局炭治郎君にも、あの青い花の正体は分からないみたいだしなぁ。胡蝶さんからの報せを待つしか無さそうだ」


    定期検診の時に何か話を聞けるだろうか────またしても極太注射針の痛みを思い浮かべて身震いする…


    樺隊士がしばらく霞柱邸でおとなしくする事が決まったので、番外編的なお話を挟みますかね


    dice1d5=4 (4)

    1. ルリカさん樺家へ行く

    2. いずみさんの職場復帰

    3. 頑張れ小町さん!

    4. 無一郎と千寿郎君

    5. 有一郎と風柱

  • 50二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 13:12:20

    その後が気になってた千寿郎くんだやったー!
    5も意外な組み合わせで気になるけど若年の子達が仲良くしてるのはなんぼあっても良いですからね

  • 51二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 17:01:22

    会いに行っても出来る事がほぼないし、地道に準備や根回ししとく方が良いかもね

  • 52二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 20:57:46

    某月某日、炎柱邸での出来事────

    先代炎柱・煉獄槇寿郎が、酒を買って我が家に戻って来たところ…縁側の方から何やら、子供の笑い声が聞こえてきて眉を顰める

    先代炎柱(あの小僧…また来ているのか)

    「二度とうちの敷居を跨ぐな‼︎ 」と怒鳴り付ければ「塀を越えて来てるから跨いでないよ?」と言い放ち
    千寿郎に「あの子供と金輪際口を利くな ‼︎ 」と会話を禁ずれば、無数の紙飛行機を屋敷の中に飛ばして文のやり取りを試みる

    先代炎柱「霞柱め…生意気な」

    ああ言えばこう言うし、ふん捕まえようとすれば雲を霞みと逃げ去って────実に目障りで腹立たしい事この上無い鬼殺隊の若き柱は
    どういう訳か近頃、剣士ですら無い下の息子にご執心であるらしい…

    千寿郎「結構ごわごわしてるんですね…」
    無一郎「うん。重たいし毛が硬めだから、敷物か飾るぐらいしか使い道が無いけどカッコいいでしょ?」

    子供とはいえ仮にも現役の柱だ…それが真っ昼間だからと、無防備な様子で会話に興じているとは全くもってけしからん
    気配を消して忍び寄り音も無く近づいて、不意打ちの一撃でもお見舞いしてやろうとしたが…

    先代炎柱「なんだアレは…⁉︎ 」
    千寿郎「あっ…父上!」
    無一郎「あーあ、帰って来ちゃった」

    縁側に腰掛けていた真っ黒な毛むくじゃらの獣────否、熊の毛皮を被った霞柱の姿に思わず頓狂な声を上げてしまう先代炎柱であった

  • 53二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 23:19:55

    お気に入りを友達に見せてあげる小学生みがあってホワホワする…
    被ってるのも着ぐるみみたいでかわいいねぇ

  • 54二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 01:33:40

    一休さんかな? 酒柱には少しくらい子育てに手を焼かせても罰は当たらんよねw

  • 55二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 06:30:20

    良雄兄さんからお土産に貰った熊の毛皮を早速、友達に見せに来た無一郎
    うるさい親父が帰って来ちゃった…とウンザリしつつも、こうして炎柱邸を訪ねる機会も多くはないので遠慮する気は更々ありません


    無一郎「何って、熊の毛皮だよ。見て分からない? 良雄兄さんが狩って来てくれたんだ」
    千寿郎「あんな物腰の柔らかい人が…熊を仕留めて毛皮の処理なんかも、ご自分でやるなんて意外です」
    無一郎「大師匠────良雄兄さんの師匠は鬼狩りになる前は猟師で、その人に教わったんだって。料理や洗濯も、掃除だって得意だよ」

    『買って』ではなく『狩って』来たのか、わざわざ弟子の為に…と呆れる先代炎柱

    先代炎柱「鬼狩りならば熊ぐらいは倒せるだろう」
    無一郎「分かってないなあ。熊の毛皮は首周りが一番価値があるから、鬼みたいに頸を刎ねる訳にはいかないんだよ?」

    これだから素人は、とでも言いたげに肩をすくめる…つくづく他人の神経を逆撫でする奴だ

  • 56二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 13:20:04

    あえて首を残そうとした訳じゃないけど肋骨の隙間を一突きは実際だいぶテクニカルなことしてるよね

  • 57二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 20:39:05

    >>56

    頭部よりは的が大きいけど、本来なら銃で狙う部位ですからね…



    「毛皮は僕のだからあげられないけど」と言って霞柱は、千寿郎に熊の爪で作った魔除けの御守りを渡している

    表面を磨き上げて穴を開け、金具を付けてニスを塗り表面を保護

    革紐を金具に通して首から下げる形にした物だ────艶々と輝くソレはなるほど確かに、少年心をくすぐる色と形をしていた


    千寿郎「これ…本当に頂いていいんですか?」

    無一郎「勿論だよ! そのために、わざわざ良雄兄さんに作って貰ったんだから」

    千寿郎「ありがとうございます…! 僕、友達から物を貰ったのは初めてです」

    先代炎柱「仮にも師匠をこき使うとは、なんて奴だ…」


    その師匠だが────本当は毛皮を後藤達に持って行き、爪の御守りを双子に渡すつもりだった

    無一郎が熊の毛皮を欲しがり、尚且つ爪の御守りも手放すのを嫌がったので

    千寿郎の分を追加で用意する羽目になったのだ…無論、先代炎柱には知る由もない

  • 58二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 23:50:34

    猛獣の爪って現代で言うドラゴン枠みたいなもん考えたら絶対子供受けが良いやつだ笑

  • 59二次元好きの匿名さん26/06/10(水) 01:36:49

    槇寿郎さん的には師は威あるべしなんだろうけど
    その子の師匠はかわいい弟子に友達にも御守りをあげたいとお願いされたらせっせと拵えちゃうお人好しなんだよな~

  • 60二次元好きの匿名さん26/06/10(水) 06:39:36

    良雄兄さんは大人のDIYスキルと少年の魂を併せ持つので、彼らが好みそうな物を的確に用意出来るのだ!

    先代炎柱が呆れて自室に引っ込んだので、もう少し千寿郎君とお話出来そう…次の話題は?


    dice1d3=2 (2)

    1. お互いの兄の事

    2. 鬼狩りの任務の事

    3. さっき『友達』って言ってくれたよね?

  • 61二次元好きの匿名さん26/06/10(水) 13:42:19

    酒柱さんを根負けさせるのつよい
    千寿郎くんはやっぱり鬼殺隊のことが気になるかぁ…

  • 62二次元好きの匿名さん26/06/10(水) 21:00:18

    千寿郎「無一郎さんは柱ですから、やっぱりお仕事が大変なんですよね…」
    無一郎「まあね。今の柱は九人居るから、これでもまだマシな方なんだろうけど。標的の鬼がなかなか見つからない場合は徹夜もしょっちゅうだよ」

    初対面の時も寝不足のあまり、千寿郎に布団を敷いて貰ってそのまま爆睡してしまったのだった…

    無一郎「警備担当地区の見回りもあるし、鬼の情報を集めて他の柱達と共有したりとか…僕はまだ継子が居ないけど。もし弟子を取るとしたら自分だけ鍛えるんじゃなくて、その子の面倒も見ないといけないんだよね」

    こういうのは煉獄さんの方が詳しいんじゃないの? と言えば千寿郎は「兄は、家では仕事について話す事がほとんど無いので…立場上、秘すべき事が多いのもあるのでしょうけど」と表情を曇らせる

    無一郎「分かるよ。意気揚々と我が家に帰って、家族に話して聞かせるような内容じゃないんだ…柱が駆け付けるような任務は大体、救援が間に合わなくて人が死んでるんだから」

  • 63二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 00:32:12

    改めて身体も精神も強靭じゃないと務まらない役職すぎる…

  • 64二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 06:37:50

    >>63

    なので繊細な有一郎より、図太い無一郎の方が適任なんでしょうね…



    無一郎「千寿郎君────そういう時はいつも通りに『おかえりなさい』って煉獄さんを迎えてあげてね。悲惨な事件を見聞きして心がぐちゃぐちゃになった後に、家族が無事な姿を見ると安心するんだ。あの地獄みたいな所から、自分は生きて帰って来れたんだ…ってホッとする」


    霞柱邸に戻った時、「おかえり」を言ってくれる良雄兄さんの顔を思い浮かべながら無一郎は言う


    千寿郎「僕のような者でも、兄の役に立っているんでしょうか…?」

    無一郎「役に立つとか立たないとか、そういう次元の話じゃないの。千寿郎君の居るこの家が、煉獄さんの帰る場所なんだよ?」

  • 65二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 13:38:14

    無一郎にとって家族が支柱で聖域的なものになってるなら
    樺さんを取られるかもしれない部外者をものすごく嫌がったのにも納得でおつらい…

  • 66二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 20:15:16

    我が儘放題に生きてるように見えても、やはり柱という重責を負う者としての覚悟はある無一郎
    同じく鬼殺の剣士である双子の兄は、己に守られる事を良しとしないだろうが…せめて良雄兄さんは安全な場所で、自分達の帰りを待っていて欲しいと思う

    銀子「カアァーッ! 無一郎、オ話中ノ所悪イケドオ館様ノ御下命ヨ!」

    庭の止まり木に無一郎の鴉が舞い降り、お館様からの指令を伝える────残念ながら友との語らいの時間は終わりだ

    無一郎「あちゃー…任務かあ。僕もう行くね」
    千寿郎「はい。ご武運をお祈りしています」
    無一郎「僕を誰だと思ってるの。鬼なんて、すぐにやっつけてやるんだからね!」

    「また来るから!」と言い残して、霞のように姿を消してしまった無一郎
    鬼殺隊士にとっての『また』は約束された未来では無いが…彼ならきっと涼しい顔でやり遂げてしまうのだろう、そうであって欲しいと心から願った

  • 67二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 20:28:12

    番外編・無一郎と千寿郎君 終わり!

    樺隊士はしばらく霞柱邸でおとなしくしている予定なので別の人にスポットライト当てるか、炭治郎が大岩斬るまで時間飛ばすか悩ましいところ

    どうしましょうかねダイス神⁉︎


    dice1d4=3 (3)

    1. 他の人の番外編やっちゃおうよ

    2. 炭治郎が大岩斬るとこまで時間飛ばすよ

    3. その前に蝶屋敷で定期検査でしょ

    4. 飲兵衛爺さんの訃報が届いたよ…


    1が出た場合、次の番外編は


    dice1d4=2 (2)

    1. ルリカさん樺家へ行く

    2. いずみさんの職場復帰

    3. 頑張れ小町さん!

    4. 有一郎と風柱

  • 68二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 23:27:23

    立場は違うけど貢献欲求が強い下の子同士で通ずるものがあるのかな…胸がぎゅっとなる

    そして飲兵衛お爺ちゃんセーフ!まだ彼岸花のことも何も分かってないのに当たらなくて良かったー!
    かわりに樺さんには極太注射を頑張って頂こう…

  • 69二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 06:49:29

    どうやらダイス神はまたしても極太注射針をブッ刺されて「わァ...ぁ...」な樺隊士をご所望のようですね、是非も無し


    おみくじのお告げ通り霞柱邸に留まっていた為、何事も無く日々が過ぎる────いや仮にも鬼殺隊に身を置く者が、そんな事を言っていられるなんて贅沢な話だ
    任務に向かう双子を見送り、まだ選別に行かない弟子を鍛え…合間に自身の修練も行い、無事に帰って来た双子を笑顔で出迎える

    樺隊士「おかえり有一郎。今回も無傷で戻って来たな、流石だ」
    有一郎「ただいま。今回は雑魚鬼だったからな、楽勝だ」

    回避に優れた霞の呼吸使い、それも甲級だ…実質的には霞柱が二人居るようなものなので、現場の者達は大いに助かっている事だろう

    筒木少年「俺も早く選別に行きたいです…そのためにはまず山での行動に慣れないと」
    樺隊士「坊ちゃん育ちの俺でも出来た事なんだから大丈夫だ。あんまり焦らないようにな」

    色々道具を揃え、満を持しての野営研修ですら一晩で脱落してしまった…己の不甲斐なさを恥じる筒木少年の肩を抱いて励ます

    ルリカ「良雄さん! そろそろ蝶屋敷にて、定期検査の時期ですわよ」
    樺隊士「ヤダーッ!」
    有一郎「子供かよ」

  • 70二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 12:41:03

    この落差よ
    でも某文豪にも拷問と表現されるほどの激痛なら恐怖症もやむなし…?

  • 71二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 19:31:17

    恐怖のお注射(正確には採血)…トラウマを刺激されて、ちいか◯化する樺隊士

    しかし痣者の寿命問題を克服する為に必要な調査なので、逃げる訳には行かないぞ!



    しのぶ「では早速、今日の分の採血しましょうねー♪」

    樺隊士「イヤッ!イヤ、イヤ‼︎ 」プルプル

    ルリカ「良雄さん。お気持ちは分かりますが、どうか少しだけ我慢して下さいませんか」

    樺隊士「アゥ…ッ…ウンッ…」


    ルリカに宥められた事で、どうにか逃げずに左腕を差し出した────そこに容赦無く極太注射針を突き刺し、しのぶは血液を採取する


    樺隊士「ゥ…ウ…」プルプルプルプル

    しのぶ「はい、終わりましたよ。我慢出来て偉いですねー」

    樺隊士「わ…ァ、ア…ァ」

    ルリカ「よく頑張りましたわ、良雄さん」


    痛みと緊張が解けた事で涙を流す樺隊士…ところで青い彼岸花について何か分かった事はあるんですか、しのぶさん⁉︎


    dice1d2=1 (1)

    1. その件ですが、お二人に報告したい事がありまして

    2. 残念ながら今のところは何も…

  • 72二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 19:47:50

    何か分かったみたいです


    dice1d3=1 (1)

    1. 普通の植物には無い特殊な成分が含まれていた。(dice1d2=2 (2) 1. 鬼 2. 樺隊士)の体組織に含まれているのと同じ物である

    2. 青い花の根部分を採取するため、樺隊士に教わった場所を掘り返そうとした調査班が全員謎の体調不良でバタバタ倒れてしまった

    3. 『青い彼岸花』を探しているという謎の芸妓に遭遇した者の体験談

  • 73二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 20:14:00

    な、なんだってー!
    真面目にどういうことだってばよ…?

  • 74二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 21:08:57

    あーそっちか…ならこの世界線での青い彼岸花の正体について、かなりスレ主の独自解釈が入った展開になりそう


    樺隊士「俺の体組織…血液とかも?」
    しのぶ「ええ。樺さんの血液はこれまで何度も採取して調べてきましたが、そのたびに成分の濃度が少しずつ上がってきています。おそらく今回採ったコレが一番濃い物になるでしょうね」

    先程採取したばかりの血が入った容器を指先でつまんで軽く振る────もしかすると、その成分こそが痣者の寿命問題を克服する鍵なのかもしれない…

    ルリカ「やはりヒノカミ神楽を極める事で、体質にも影響が出ているのでしょうか…?」
    しのぶ「全集中の呼吸は肉体を強化するモノですが、生まれ持った体質を大きく変えるような効果は無いはずですよ? 樺さんが子供の時に採取した試料と比較した訳では無いので、断言は出来ませんが…」
    樺隊士「子供の頃か…もしかしたらだけど、実家に俺が生まれた時に取っておいた臍の緒が残っているかもしれない」

    臍の緒は細胞も中を流れる血液も、全て胎児由来のモノである────母と子の絆を象徴する物品として、あるいは子が大病を患った際に煎じて飲めば恢復すると言い伝えがあるため保管する風習があった

    樺隊士「ルリカさん、お遣い頼めるかい?」
    ルリカ「わたくしは勿論構いませんが、たまにはお父様に顔をお見せした方がよろしいと思いますわよ?」
    樺隊士「いやまぁ…この傷の事で騒がれると面倒だし。あと結婚相手が見つからないなら、こっちで見繕うぞ! とか言われそうだし」

    母親似の顔に傷が付いたのを見咎められて、うるさく言われてはかなわない
    あの人は『自分と愛する妻との間に生まれた男児』としての我が子にしか興味が無いのだから…

  • 75二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 22:16:26

    幼少期の積み重ねとかで苦手意識はずっと残るんだろうね…樺父ドンマイ
    謎が増えたけどとりあえず終盤禰󠄀豆子ちゃんみたいに無惨様にガブガブされたらまずい…ってコト…?

  • 76二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 23:28:38

    本家の彼岸花も余白が多いからここだけifでも割と無問題である
    どうなるか楽しみ

スレッドは6/13 09:28頃に落ちます

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