「今では後悔」 消費期限切れパン受領の生活保護男性、胸の内は

仙台市から消費期限切れのパンを提供された男性。食べたところ、腹痛や下痢などの症状が出たと訴えている=仙台市太白区で2026年5月28日午後2時51分、遠藤大志撮影
仙台市から消費期限切れのパンを提供された男性。食べたところ、腹痛や下痢などの症状が出たと訴えている=仙台市太白区で2026年5月28日午後2時51分、遠藤大志撮影

 「今となっては後悔している」

 仙台市の福祉事務所職員から、消費期限切れのパンを受け取った30代の男性は毎日新聞の取材に、胸の内を語った。

 期限切れであることを了承した上で受領し、食べた。すると、数時間後、激しい腹痛と下痢に襲われた。

 「家計が切迫しており、冷静な判断ができなかった。しかし、市側の対応にも問題があったのではないか」

 市は当初、非を認めておらず、男性は市の姿勢に疑問を抱いている。

硬い食感、味や匂いは「普通」

 男性は精神疾患などを理由に仕事を失い、昨年7月から生活保護を受けるようになった。

 仙台市はフードバンクと連携し、申し出があった生活困窮者に食料品を無償提供している。男性も物価高で家計が苦しく、数回、受け取りに行ったことがあった。

 「食品が届きました」。提供を申請した男性に、福祉事務所から5月25日に電話がかかってきた。た…

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