【AM→FMへ】NHKラジオ第二放送が3/29放送後に廃止へ
こんにちは、ラジオと地理です。
遂にこの日が来たか…といった感じですが、本日(3/29)の放送をもって、NHKのラジオ第二放送が全廃されます。
(参考 NHKよりラジオ再編についてのお知らせ)https://www.nhk.or.jp/radio/saihen/
私の記事でも何回か触れましたが、直近では次の記事がございました。
ラジオ第二放送(R2)は全国一律の番組内容で、コンテンツも教育番組が主体でしたから、地味な存在だったと思います。
しかし電波の上では、国内最高出力を誇る超大出力局(4局)がオンエアする等、ラジオ第一(R1)とは異なる送信ネットワーク網が構築されていました。
受信の観点からすると、このユニークな送信網が無くなってしまうのは残念な限りですが、仕方ない所でしょうか。
R2の廃止で空く周波数(チャンネル)
ところで、AM(中波)の周波数は、531kHzから1602kHzまでの「9kHz」間隔です。
よって、周波数(チャンネル)の数は120波ですが、14波は日本で使われていないので、結果106波となります。
今日のR2廃止により、空いてしまう周波数が21波に達するのですが、意外と少ない気がしますね。
一方、総務省の実証実験による民放AMの休止では、空く周波数が僅か1波(765kHz)だけですので、合わせても22波に過ぎず、全体106波のうち約2割程度と、やはり意外と少ないことが分かります。
R1と違い、少ない送信所数で全国カバーを目指した
この背景は、R2はR1より後発でしたから周波数が少なく、全国一律の番組(県単位の番組が不要)であったこと…だと想像しています。
R1より出力が大きい「超大出力局」の4局をメインに据え、その分小出力の100W局を減らし、R1と同じカバーを目指したのかと。
事実、R2のAM送信所数は140ですがR1は224もあって、出力別でみると、一番の差は「100W以下の小出力局」の数(R1が145、R2が81)となっていますね。
非常時は大いに役立つ再送信
R2の廃止により、確かにAMは少し寂しくなりますが、電波(地上波)は重要なインフラですから、送信所を可能な限り温存して欲しいですね。
特に地震や豪雨等の非常時、地上波ラジオが情報源として大いに役立つことは、既に幅広く知られていますから。
ちなみに、千葉県館山市に行った際ですが、羽曳野市から送信されていたR2大阪局(828kHz/300kW)が良好でした。
大阪から遠く離れた館山でも、昼間にまずまずの強さで聞こえるほどですから、いざという時は必ず役立つでしょうね。
R2が無くなった後も、AM周波数帯がどうなるのか?FMがどうなるのか?を(主に地理的な観点から)継続して見守ることが、私は大切だと思っています。
単なる一過性なイベントと捉えるのではなく、どんな新たな課題や現実が今後出て来るのか?興味がありますね。
引き続き、よろしくお願いいたします。
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