【球界ここだけの話(653)】「間違うから面白いんや」猛抗議した故仰木彬監督の言葉…リプレー検証に思う(1/2ページ)

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オリックス監督時代の仰木彬氏

 「下手くそが! でもまあ、誤審も含めて、野球や。間違うから面白いんや」

 その昔故仰木彬監督が猛抗議した試合後、ヤケクソ気味に!? 吐き捨てておりました。リプレー検証なんてない時代。審判も即決せざるを得ない。はっきり言って至難の業。数々の微妙すぎる判定が覆ることは、ほとんどなかった。

 最近はすぐ覆る。ビデオ映像という証拠を採用するようになったから。8月30日のロッテ-オリックスもそうだった。安達の右前打で本塁を狙った西野にアウトのコール。西野は「足が先に入ってる」と猛アピール。その昔なら監督がベンチから飛び出し、球審につかみかからん勢いで迫っただろう。でも、今は違う。「リプレー検証します!」。審判団は別室にこもり、やがて「セーフでした」となる。その結論を受けて暴れるヤツはいない。

 このプレー、映像を見る限り、私の目にもセーフ。間違いを防ぐ意味ではいいルールなんだろう。ここで思う。なんでリプレー検証はホーム上のプレーだけなのか?

 実は同じ試合の五回、三ゴロを打った若月の一塁ベース上のクロスプレー。アウトの判定に激昂した佐竹一塁ベースコーチは「審判に故意に触れた」という理由で退場。後日、罰金15万円。その昔なら頻繁に? 起こった光景だ。

 再び映像をみた私の見解は「一塁手の足がベースから離れていた」。リプレー検証が一塁ベース上でも行われていれば、ひょっとしたら退場も、罰金も防げたかも…。

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