【解説】「緊急事態条項」条文のイメージ案“2つのポイント”に注目
──続いて「緊急政令」についてですが、これはどういうものでしょうか?
今回書かれた「緊急政令」は、緊急事態が起きたとき、それに対応するための法案の審議や採決をする時間がないとなった場合に、内閣が、法律と同じ効力を持つ「緊急政令」を出せるようにするものです。ただ、政府の権限を強化することになるため、国民の権利が侵害されないのかといった慎重論も根強くあります。
また、内閣が事実上の予算措置などにあたる「緊急財政処分」を行うことも盛り込まれました。ある衆議院の関係者は「緊急政令には慎重意見が多いが、イメージ案に明記することで建設的な議論を促したい」と話していました。
12日に示されたイメージ案をもとに、14日には各党が議論を行う予定で、今後議論が活発化するとみられます。
最終更新日:2026年5月12日 19:02