玉城知事、辺野古ダンプ死傷現場で信号機整備に言及「道路交通法を守る当たり前の状況に」

記者団の取材に応じる沖縄県の玉城デニー知事=6月9日午後、東京都千代田区(奥原慎平撮影)

沖縄県の玉城デニー知事は9日、名護市辺野古で抗議活動中の女を制止しようとした警備員がダンプカーに巻き込まれ死亡した事故を巡り、現場周辺に信号機と横断歩道が整備される見通しを明らかにした。「きちんと道路交通法も信号も守りましょうという、当たり前の状況になっていく」と述べた。東京都内で記者団の取材に答えた。

映像閲覧拒否「捜査資料だから」

事故は令和6年6月に発生。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設工事への抗議活動を制止しようとした男性警備員=当時(47)=がダンプカーにひかれて死亡し、県警は重過失致死容疑で70代の女を書類送検している。

事故当時の様子を捉えた防犯カメラ映像では、警備員が移設工事に反対する女を制止しようとしてダンプカーとの間に入り、その後、ダンプカーの左前面に接触する様子が確認されている。

この映像は産経新聞が入手し、県議会の委員会でも閲覧されている。一方、玉城氏は映像の閲覧を一貫して拒否している。

理由について玉城氏は、改めて記者団に「映像は捜査資料で、本来公表できないはずだ。公表できない映像を見てもコメントはできない。捜査の推移を見守る立場が県知事としての向き合い方だ」と持論を述べた。

再発防止策については、「安全対策を徹底していくことについては県も頑張りたい」と語った。(奥原慎平)

辺野古ダンプ事故現場に信号機と横断歩道整備へ 沖縄県警

Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録

会員限定記事

会員サービス詳細