文科省、優秀な博士学生に年500万円 助教並み待遇で減少に歯止め
文部科学省は大学院博士課程の学生の待遇を改善する。大学が国から獲得する研究費の一部を人件費に充てるよう促す仕組みにする。優秀な学生は助教並みの年500万円ほどの収入が得られるようにし、研究に専念できる環境を整える。
10日午後に開いた文科省の科学技術・学術審議会の専門委員会でまとめる基本政策案に盛り込んだ。
博士号は研究者のパスポートとされる。高度な研究計画を立案して遂行できると大学から認められ...
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(更新)- 暦本純一東京大学名誉教授・ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアフェロー今後の展望
この記事だけでは詳細がわかりませんが、『優秀な学生に年240万〜272万円を支援する特別研究員制度もあるが、対象者は25年度で約4000人と限られる。諸外国に比べて待遇差が大きい』を改善するには、まずは学振特別研究員の支給額を倍増、対象者も倍増、ぐらいの施策が望まれます。そうしないのは「そんなお金はない」ということなのでしょうか。競争資金を財源にする場合、特任教員1名と毎年1の博士学生を受け入れるとして博士3名が在籍する雇用で人件費だけで年2000万円は必要になり、まともに研究するにはミニマムで年4〜5000万円の競争資金を「継続的に」獲得することがPIに要求されるでしょう。
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(更新) - 石原純インペリアルカレッジロンドン准教授分析・考察
イギリスの場合では博士課程の学生に給料として月に約40万円以上支給されることが国の規定で決まっています。(無税) また学生は授業料を払う必要がありません。給料や授業料は研究費から支出され、博士課程は仕事のポジションとして扱われます。我々教員が博士課程の学生を雇う研究資金に応募して獲得する必要があります。 イギリスは海外の博士課程の学生に年間600万円近く授業料を課す一方で国内の学生は180万円程度です。
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(更新) - 山崎俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授分析・考察
「助教並みの年500万円かそれ以上を目標にしたい」 これまで日本では、博士課程学生への金銭的支援が海外に比べて十分とは言い難く、支援拡充の取り組みは大変重要で、前向きに評価したいと思います。 一方で、分野によっては修士修了時点で年500万円を大きく上回る条件のオファーを受ける学生も珍しくなく、海外の博士課程ではより手厚い支援がある場合も見聞きします。 博士課程進学を優秀な学生にとって現実的な選択肢にするには、「支援がある」ことに加え、国内外の進学・就職機会と比較しても納得感のある水準を目指すこと、さらに博士人材が社会でより適切に評価される環境づくりも重要だと思います。
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