2年生の生川投手「ピンチはチャンス」冷静に 花巻東は4強ならず
(10日、第73回春季東北地区高校野球大会準々決勝 青森山田10―4花巻東) 「ここはバントをしてくる場面。一つのアウトを確実に取ろう」 【写真】2番手としてマウンドに上がった花巻東の生川楓河投手=2026年6月10日、ダイシン、坂田達郎撮影 二回無死一、二塁。ピンチで2番手としてマウンドに上がった花巻東の生川楓河(なるかわ・ふうが)投手(2年)は冷静だった。 追い込むと「三振を取る」と気持ちを切り替え、チェンジアップで三振にしとめた。4回を投げて5奪三振、被安打1と好投した。 「ピンチの場面は、自分にとってチャンスだと思って投げています」 前日の1回戦で自己最速の140キロをマーク。一方で、ぬかるむマウンドに4四死球と苦しみ、「どんな環境でも自分の投球を」と課題をかみしめる。 同じ左腕のエース、萬谷堅心(まんや・けんしん)投手(3年)を尊敬し、「チームに必要とされる人間になりたい」と自らを高める。 この日、1点をリードした六回から登板した萬谷投手は8失点と乱調。佐々木洋監督は「萬谷が打たれるのは想定外。不安要素です」と話しつつ、先発の高橋條太投手、生川投手の2年生2人について「ちょっと手応えは感じている」と話した。(坂田達郎)
朝日新聞社