老朽化が進む「名古屋港水族館」改修へ 市や愛知県など新会議体…計画策定 民間協力も
開館から30年以上が経過し、老朽化が進む名古屋港水族館(名古屋市港区)について、県、名古屋市、名古屋港管理組合が、大規模改修の計画策定に向け新たな会議体を発足させる。9日に開かれた同組合議会で、管理者を務める広沢一郎・名古屋市長が明らかにした。 同水族館は県と市、同組合の3者が整備費を3分の1ずつ負担し、1992年10月に開館。昨年2月には累計入場者数が6000万人を突破した人気施設だが、展示水槽などが老朽化。2023年度から大規模改修に向けた計画を検討してきた。 ただ、建築資材の高騰もあり、整備費が約200億円に上ると試算されたことなどから、今年3月の計画策定は見送った。 この日の組合議会の一般質問で、松井良憲議員(自民市議)は「民間のノウハウを生かした先例も参考にすべきだ」と指摘。広沢氏は「持続可能で魅力的な水族館を実現するため、さらに詳細な検討が必要」と述べ、今後新たな会議体を設置し、民間企業の協力なども含めて計画をまとめる意向を示した。