藤田医科大学病院のサイバー攻撃は”サポート詐欺”だったことが明らかに 患者情報1365件が漏えいか

地域 友だち追加

テレビ愛知

藤田医科大学病院の看護師の私物のパソコンがサイバー攻撃を受けた問題で、病院は原因について当初、”ランサムウェア攻撃”としていましたが、その後の調査で”サポート詐欺”だったと明らかにしました。

藤田医科大学病院によりますと、2026年5月、病院に勤務していた看護師が自宅で私物のパソコンを使用していたところ、画面に警告が表示されました。表示されたURLにアクセスしたところ、パソコンに不正に侵入され、第三者による遠隔操作を受けました。その後、身に覚えのないクレジット請求や携帯電話のアカウント変更などのメールが届いたことから、看護師が専門業者へ調査を依頼したところ、情報漏えいの可能性があることが判明しました。

病院は当初、看護師が「画面が停止した」「金銭を要求された」などと説明したため、ランサムウェア攻撃による被害だと発表していましたが、その後の調査などでデータが暗号化されていなかったことなどから、いわゆる「サポート詐欺」にあたる被害であると訂正しました。

今回、漏えいした可能性があるのは、パソコン内に保存されていた、患者の氏名や病名、検査データなど1365件の個人情報です。病院によりますと、現時点で個人情報が不正に利用されたという報告はありません。病院は、該当の患者に謝罪と報告を行うとともに、相談窓口を設置するなど対応を進めるとしています。

また、病院の規定では私物のパソコンに個人情報を保存することは禁じられていましたが、今回の事案を受け、今後は職員の研修や実態調査を行うなどして再発防止に努めるとしています。