死亡男性妻 極刑求める 茨城・古河老健殺人公判 判決7月7日
茨城県古河市の介護老人保健施設で2020年、入所者2人の体内に空気を入れ殺害したとして殺人などの罪に問われた元職員の赤間恵美被告(40)の裁判員裁判が8日、水戸地裁(山崎威裁判長)で開かれ、量刑に関する審理が始まった。2人目の被害者とされる吉田節次さん=当時(76)=の妻が検察側証人として出廷し、極刑を求めた。求刑は6月18日、判決は7月7日の予定。
吉田さんの妻は、被告に対し、「あんたも同じことをされたらどうなんだろう」と指摘。「主人は帰ってこない。やった本人にそれ以上の刑罰を与えてほしい」と訴えた。
被告は2件の殺人罪のほか、古河市内のスーパーで牛肉パックなど計12点を万引したとして、窃盗罪でも起訴されている。
この日は窃盗罪の審理も行われ、弁護側は冒頭陳述で「被告は発達障害で知能面に問題がある」と説明。検察側は、常習的な犯行だったと主張した。