登録者3億人。世界一のYouTuber Mr.Beastが無名時代にたった一つやり続けたこと
今や、登録者3億人。資産は約4,000億円。
文句なしの、世界一のYouTuberだ。
その彼が、無名の5年間、誰よりもやり続けたこと。
それは、ただ動画を撮ることじゃない。
撮った動画を、徹底的に「研究」することだった。
多くの人は、撮って終わり。
でもMr.Beastは、出すたびに数字を分解した。
しかも、ただの研究じゃない。
5年間、無名のまま、病的に続けた研究だった。
「センスがないから伸びない」は、ただの言い訳だ
先に、この記事で叩く思い込みを言っておく。
「伸びないのは、自分にセンスがないからだ」。
これだ。
才能のせいにして、諦める。
これが最大の敵だ。
断言する。
世界一のMr.Beastですら、天才肌の感覚派じゃなかった。
ただの、徹底した「数字オタク」だった。
伸びないのは、才能の問題じゃない。
研究してないだけだ。
13歳で始め、5年間、無名だった
時系列で見ていく。
Mr.Beast、本名ジミー・ドナルドソン。
彼がチャンネル「MrBeast6000」を開設したのは、2012年2月。
わずか13歳のときだ。
最初の動画は、雑多なものだった。
マインクラフトやCoDの実況。
他のYouTuberの年収予想。
YouTube論。
今の派手な企画とは、似ても似つかない。
そして、ここからが本題だ。
彼はそこから約5年間、ほぼ無名のままだった。
始めて4年経った2016年半ばでも、登録者はたったの3万人。
普通なら、とっくに諦めている。
でも彼は、その5年間、あることに取り憑かれていた。
やっていたのは、ひたすら「バズの分解」
本人の言葉が残っている。
インタビューで、彼はこう語っている。
「人生の中で5年間、僕は病的なまでに、バズとYouTubeのアルゴリズムの研究に取り憑かれていた」
その熱量は、常軌を逸していた。
大学を中退してYouTubeに専念すると決めた。
母親に猛反対され、家を追い出された。
それでも諦めなかった。
友人と安アパートに住み込んだ。
1日20時間以上、来る日も来る日もバズを分析し続けた。
研究は、笑えるほど細部に及んだ。
「動画の冒頭は、照明をどのくらい明るくすれば離脱が減るのか」。
そんなことまで検証した。
そして、答えを出していた。
1日18時間。
サムネイル。
タイトル。
動画の1フレーム。
視聴者がどこで離脱するか。
それを、ひたすら分解し続けた。
研究にかけた時間は、2万時間を超えると言われる。
普通の人が「とりあえず撮って終わり」にしている間。
彼は出した動画を解剖していた。
「なぜ人はクリックし、なぜ見続け、どこで離れるのか」。
感覚じゃない。
科学として扱った。
YouTubeは、才能じゃない。科学だ。
彼は1つの結論にたどり着く。
すべては、3つの数字で決まる。
1. クリック率(サムネとタイトルで、何人が押したか)
2. 視聴維持(何分、見続けられたか)
3. 読了率(最後まで見られたか)
専門用語ではCTR・AVD・読了率と呼ばれる。
難しく考える必要はない。
「押された数」「見続けられた時間」「最後まで届いた割合」。
この3つだ。
2017年1月。
「10万まで数える(I Counted to 100,000!)」という動画が跳ねた。
彼はようやくブレイクする。
5年間の研究が、ここで一気に火を噴いた。
なぜ、「撮りながら研究」だったのか
ここが、凡人と天才を分ける一線だ。
1. ほとんどの人は「とりあえず作る」で止まる
そして「なんか伸びないな」と感覚で悩む。
なんとなく辞めていく。
2. Mr.Beastは、出した動画を分解した
感覚で作りっぱなしにするのをやめた。
「人間の注意がどう動くか」を、数字で学んだ。
「いい動画」を作るんじゃない。
「最後まで見られる動画」を、設計したのだ。
これは、YouTubeだけの話じゃない。
Xでも、Instagramでも、ブログでも同じだ。
人間の注意を相手にする限り、全部同じだ。
最初の1行でスルーされていないか。
途中で離脱されていないか。
フォロワー数は、"結果"でしかない。
"原因"は、いつもこの数字の中にある。
勘違いするな。研究とは「出した後」の話だ
ここで1つ、釘を刺しておく。
「研究」と聞いて、部屋にこもる人がいる。
本を読み漁って、1本も出さない。
それは違う。
Mr.Beastは、こもって本を読んでいたんじゃない。
5年間、投稿し続けながら、自分の数字を分解した。
研究とは、出す前の準備じゃない。
出した結果を分解することだ。
だから、出さないと研究材料すら手に入らない。
自分のデータがゼロだからだ。
分析麻痺で1本も出さない人がいる。
あれは研究ですらない。
ただの、立ちすくみだ。
スタンスは1つ。
「出しながら、研究しろ」。
私も、感覚で投稿して伸びなかった
私も、同じだった。
会社員時代、会社のSNSを0から50万フォロワーまで伸ばした。
でも最初は、感覚で投稿してまったく伸びなかった。
伸びているアカウントをひたすら分解し、"型"を言語化してから投稿するようにして、ようやく伸び始めた。
規模は違えど、やったことはMr.Beastと同じだ。
感覚をやめ、数字で作った。
それだけだ。
朗報。その「5年」が、今は数日で終わる
ここで、安易に真似してほしくない注意がある。
2012年のMr.Beastは、研究に5年と2万時間を手作業でかけた。
当時は、それしか方法がなかったからだ。
でも、今は違う。
伸びている投稿をAIに分析させれば、その"型"が数日で見えてくる。
5年かけたことが、今は数週間。
下手すれば、数日だ。
天才が5年かけた一手を、私たちはAIで一気にショートカットできる時代にいる。
「出して、研究する」のハードルは、劇的に下がった。
だからこそ、やらない理由がない。
ただし、新しい落とし穴もある。
みんながAIで型を抜き出す時代だ。
型をパクっただけの投稿は、似たもの同士で埋もれる。
だから、最後はやっぱり「真似できない要素」が効いてくる。
明日からやること
再現ステップは3つだ。
STEP1:伸びてる人を、AIに分解させる
自分のジャンルで伸びている発信者を5〜10人選ぶ。
その伸びている投稿を5〜10本コピペする。
そしてAIにこう聞く。
「この投稿群に共通する"勝ちパターン"を、①冒頭1行の型 ②ネタの選び方 ③読ませる構成 ④語尾・文体、の4つで抜き出して。最後に、その型で〔自分のテーマ〕のたたき台を1本作って」
これで"型"が一発で出る。
あとは自分の言葉と体験で上書きするだけだ。
STEP2:自分の投稿を、3つの数字で見る
気分で「伸びた・伸びなかった」と言うのをやめる。
最初の1行は弱くないか。
本文で離脱されていないか。
Xならインプレッションとエンゲージメント率を見れば、一発でわかる。
STEP3:感覚をやめ、数字で回す
「この投稿は冒頭が弱かったから、次はこう変える」。
原因と対策で語れるようになった人から、伸びていく。
運ゲーじゃなくなるからだ。
まとめ
・Mr.Beastがやり続けたのは、撮った動画を分解する「研究」だった
・13歳で始め、5年間・2万時間、出しながら研究し続けた
・家を追い出されても、1日20時間以上、病的に分析し続けた
・掴んだ結論は「YouTubeは才能じゃなく科学。3つの数字で決まる」
・フォロワーは結果。原因は、最初の1行と離脱ポイントにある
・天才が5年かけた研究を、今はAIが数日で終わらせる
完璧な1本を悩んでいる暇があったら、まず伸びてる人を5本、AIに貼ってみる。
それが、世界一のYouTuberがやり続けたことだ。
あなたは今日も、感覚で投稿していませんか?
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参考文献
・MrBeast 本人インタビュー発言("five-year point... obsessed with studying virality")
・Wikipedia「MrBeast」(2012年2月チャンネル開設/MrBeast6000/13歳/2017年「I Counted to 100,000!」でブレイク)
・各種解説記事(1日18時間の研究/研究時間2万時間超/2016年時点 登録者約3万人/3指標:CTR・AVD・読了率)
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