- 1二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:28:43
- 2二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:30:48
SSや見たいシチュエーションなどご自由にどんどん書いてください
- 3二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:49:00
とりあえず10まで
- 4二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:50:26
保守
- 5二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:51:29
保守
- 6二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:56:05
保守
- 7二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:57:02
トリニティで関わりのない子と会わせたい
変な偏見持たれてほしい - 8二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:59:13
サヤの薬飲んで女の子になったカズハちゃんとかはどうだろう?あまり変わらないかな?
- 9二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 19:59:43
あらすじ
イチスズラブコメ、同級生ABC登場、トリニティボクシング大会、vsネル、鉄血メイス付与、ヤンキーによる杏山カズサ&栗村アイリ誘拐事件、恋の新ライバルセリナ登場、vsヒナ、ヤンキーとの和解、不良ABC登場、ホシノとエンカウントなど。
抜け漏れあったら随時レスして欲しい。 - 10二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:01:28
結構多いよね
- 11二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:02:39
- 12二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:06:21
ウイと絡みないはずだけど絶対噂で聞いてやべー奴扱いされてると思うんだよな
本読むことない、むしろ何かやる人だと誤解されてそう - 13二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:12:42
前スレの191レス目にあったので、シミコとのやりとり書いてみました
シミコ「ですから、この問題はこの公式を使って...この数値を代入して...」
カズハ「な、なるほ...ど...?」
同級生A「なにあれ?新しい女?身辺調査した方がいい?」
同級生B「シミコちゃんに勉強を教えてもらっている杏山カズハ16歳。次の試験で赤点を取ったら、補修授業部行きになるんだと。」
同級生C「イチカ嬢曰く、ツルギ委員長に補修授業部行きになったら、復帰するまでは模擬戦は禁止だと言われたとか。だから、珍しくああやって勉強してるらしい。」
シミコ「では、この辺りで少し休憩にしましょうか。」
カズハ「あばばばばばば...」プシュー
同級生A「オーバーヒートしちまった。」
同級生B「おーい、大丈夫か?1+1は?」
カズハ「ペロロ」
同級生C「駄目だこりゃ。あっ、シミコ嬢。休憩の間に俺らでこいつ叩き起こしとくから、ビシバシ指導してあげちゃって。」 - 14二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:14:41
- 15二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:16:14
試験終了後
カズハ「赤!点!回!避!」
シミコ「おめでとうございます。カズハさん。」
カズハ「まじでありがとうシミコ!本当に助かった!今度またちゃんとお礼させてもらうよ。」
シミコ「お力になれたのなら、何よりです。」
カズハ「しかも、どの教科も歴代最高得点だったんだ!ほら、見てくれよ!」
シミコ「どれどれ...」
国語:32点 数学:31点 英語 31点 物理:33点 化学:32点 トリニティ史:34点 キヴォトス史:31点
シミコ「って、全部赤点ギリギリじゃないですか!」
カズハ「いや、まあそれはそうだけど、赤点じゃないんだし別にいいじゃねえか。」
シミコ「良くないですよ!次の試験はどうするんですか?」
カズハ「そ、それは...まあ、気合いと根性で...」
シミコ「それでは駄目です。勉強というのは日々の積み重ねが大事なんですから。今回うまくいったからといって、次回も同じようにいくとは限りません。」
- 16二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:17:35
カズハ「いやいや、もう勉強は勘弁...じゃなくて、ほ、ほら、俺には委員会の仕事もあるしさ...」
シミコ「もしもし。はい、こちら図書委員会の円堂シミコです。はい、かくかくしかじかで...はい、わかりました。」
カズハ「シミコ?」
シミコ「ツルギ委員長とハスミ副委員長からの伝言です。」
カズハ「姐さんとハスミンから?」
ツルギ"ちょうどいい機会だから、もう少し勉強を教えてもらえ。"
ハスミ"カズハの仕事の穴埋めはこちらでやっておきますので、気にしなくて大丈夫です。"
カズハ「そ、そんな!」
シミコ「さて、カズハさん。まずは今回の試験の復習から...」
カズハ「ま、待ってくれシミコ!」
シミコ「逃しませんよ?」
カズハ「い、いやああああああー!」
- 17二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:25:45
シミコはトリニティ上位のフィジカル持ちだから力でも負けそう
- 18二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 20:30:36
前スレ191にウイとシミコの絡みがないと指摘を受けたので書きます。
と思ったら先を越されたので初対面でも。
カズハ「すみません、巡回に来ました」
シミコ「お勤めご苦労様です。それでは、いつも通りよろしくお願いしますね」
カズハ「はーい」
(確か、この人ボクシング大会でマシロと戦ってた人だよな。図書委員会で結構いい体つきだった気がするけど、なんかあるのか?)
シミコ「あの?」
カズハ「あぁ、すみません。記憶違いでなければ、以前ボクシング大会に出場されてましたよね?ちょうどその時のことを思い出しちゃって」
シミコ「あぁ、そのことでしたか。はい、確かに私は図書委員会の代表として出場しましたよ。おかげで悪さをする人も減ったので助かりました」
カズハ「なりを潜めた原因は他にもありそうっすけどね……」ハハハ
シミコ「あの時は大変でしたね……私たちの委員長も図書館が壊れてしまうと本気で心配していましたし」
カズハ「あはは……(あの時止めといてマジでよかった……)」
???「誰と話しているんですか、シミコ」 - 19二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 21:35:12
シミコ「委員長!」
ウイ「話し声が聞こえたので来てみれば……何があったの?」
カズハ「すみません。俺……いや、私が話しかけたんです。シミコさんを責めないであげてください」
ウイ「……あなたは?」
カズハ「申し遅れました、私正義実現委員会の杏山カズハと言います。本日は巡回業務のためこちらへ参りました」
「まずは謝罪を。シミコさんとのお話が楽しかったとはいえ、図書館で言葉を発することは、本来規範であるべき正義実現委員会として有るまじき行為でした」
「重ねて謝罪を。図書館の規則を破り、その上そちらのお手を煩わせてしまい、申し訳ありませんでした」
ウイ「……謝る気があるならそれで十分です。それでは──待ってください、あなた名前をなんと言いました?」
カズハ「?杏山カズハですけど……」
ウイ「………」
カズハ「あ、あの?」
ウイ「お前か!数多くの女子生徒を誑かし、公衆の面前でゲヘナの風紀委員長を口説いたのはぁっ!」
カズハ「どこで聞いたんすか噂!?後者はともかく前者は身に覚えないっすよ!?」
ウイ「問答無用!」ゴッ
カズハ「がっ!?」
(なんだこの一撃、無防備だったとはいえ結構重いぞ!?こんなの何発もまともに食らったら──)
ウイ「沈めぇ!」ブンッ
(こっちがやられる!)
???「待ってください、ウイさん!」
- 20二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 22:12:29
ウイ/カズハ「「ヒナタさん!?/師匠!?」」
ヒナタ「何があったのかは分かりませんが、暴力に訴えるのはよくありません!一度落ち着いて話を──」
ウイ「あなたまでそんなことを言うんですか!?は、まさかうちのシミコどころか既にヒナタさんまで虜にしたというんですか!?ますます許せない!ここは全力で──!」
シミコ「!!!」(絞め技)
ウイ「ぐぇ、話してくださいシミコ!私はあなたたちのためにこいつを……!」
シミコ「いい加減にしてください!なんでそんな喧嘩っ早いんですか!この前も正実と揉めたばかりですよね!?()そこで先輩は何も学ばなかったんですか!?」※詳しくは冬空の文芸復興~健全なる文化の交流について~を参照
ウイ「い、いやだから私は──」
シミコ「問答無用です!!!」ギリギリギリギリ
ウイ「ぎぃやあぁぁぁっ!!」
シミコ「ふぅ……大丈夫ですか?カズハさん」
カズハ「……」
ヒナタ「カズハさん?やはり殴られたところが痛むのでは──」
カズハ「若女将!」
シミコ「はい?」
カズハ「いやぁ。一時はどうなることかと思いましたが、お陰で助かりました。恩に着ます若女将」
シミコ「いや、あの……」
カズハ「とりあえず救護騎士団呼んできますね、このお礼は必ず。目が覚めたらウイの女将にもよろしくお伝えください。あ、師匠も助けてくれてありがとうございました!また腕相撲やりましょう!それでは!」スタコラサッサー
シミコ「……行ってしまいました」
ヒナタ「あはは……」
ウイ「ブクブクブク……」
後日 図書委員会宛に届いた菓子折りで、古関ウイの読書が捗ったのはまた別の話。
- 21二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 22:48:38
どんどん変な呼び方が増えて行く
- 22二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 23:06:00
正実本部 事務処理中の出来事
カズハ「……姐さん」
ツルギ「なんだ?」
カズハ「最近、俺に挑んでくるやつと関わり始めて、気づいたことがあるんすよ」
「追いかけてくる人がいるのって、結構いいもんすね」
「俺、そいつの人生めちゃくちゃにした元凶なんで、すごく不謹慎かもしれないんすけど、お陰で今めっちゃ楽しいっす」
ツルギ「……そうか」
「これからそういう奴が増えてくる。訓練を怠るなよ、カズハ」
カズハ「………はい!!!」
ツルギ「──ということがあった」
ハスミ「どこか上の空だと思えば、そんなことがあったのですね」
ツルギ「……私と出会ったあの日からあいつは変わった」
ハスミ「そうですね。力をつけ、実績を重ね、名を轟かせ、遂には他校から指名されるようにもなりました」
「ですが、カズハはその重みに耐えられる程強くありません。ほんの些細なきっかけで潰れてしまうことも考えられます」
ツルギ「……」
ハスミ「そうならないように、目を光らせておきましょう。いち早く変化を見つけ、時には手を差し伸べ、彼の重荷を背負い守る。それが、先達である私たちの役目です」
ツルギ「……そうだな」
窓の外に植えられた広葉樹が、サワサワと揺れていた。 - 23二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 23:18:21
- 24二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 23:25:48
- 25二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 23:42:59
そのうち後ろ姿からカズサだと思ったらキキョウだったってやつ起きそうなんだよな
シャーレ辺りで起きないかなそんなトラブル - 26二次元好きの匿名さん26/04/07(火) 23:45:26
ボクシング大会の流れで思い出した。
この時カズサって最前線で放課後スイーツ部と一緒に耐えてるんだよね。
すっかり抜け落ちた状態で考えてたから前スレ73のカズハを鹿紫雲テイストにしたけど、最愛の妹がいると知ったらカズハは速攻で止めに入るのではないか?
↓元ネタ
「トリニティ 後夜祭」/「瓶鈍干 ビンドンカン」のシリーズ [pixiv]このマンガシリーズ「トリニティ 後夜祭」は合計3作品公開されています。pixivに登録すると、「瓶鈍干 ビンドンカン」さんの作品に対しいいね!やコメントをつけたり、メッセージを送り交流することができます。www.pixiv.net - 27二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 00:06:31
>>26 これを参考に前スレ73を修正。
ツルギVSミカ
ハスミ「まずいですね、このままではトリニティがもたない」
イチカ「というかあの二人、もう周りが見えてないっすよね?」
カズハ「いいんだよ、見えなくなっても」
イチカ「良くないに決まってるでしょこのバトルジャンキー」
ハスミ「カズハ」
カズハ「ごめんハスミン。姐さんが楽しそうだったからついそう思っちまった」
同級生A「カズハ!」
カズハ「お前らか。確かあれの最前列だったんだろ?よく無事だったな」
同級生B「んな事はどうでも良くて!カズサちゃんたちがまだ向こうに残ってる!」
カズハ「───は?」
同級生C「たまたま鉢合わせだから一緒に見てたんだ。でも危険をいち早く察知したナツちゃんが防御を固めたことに気づいた瞬間、吹き飛ばされたんだ。今もあの子たちはあそこで堪えてる。もう頼れるのは君しかいないんだ」
カズハ「っー………ふぅ」
「あと頼んだ!」
イチカ「ちょ──」
- 28二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 00:08:11
カズハ「カズサアァァァァァ!」
カズサ「兄貴……!」
アイリ「カズサちゃんのお兄さん!?」
ヨシミ「嘘でしょ、まさか生身で来たの!?」
ナツ「どの道、我々は彼に賭けるしかないよ。自分たちの、ひいては───」
「トリニティの命運を」
ミカ「ふんっ!!!」
ツルギ「キエエエ!」
カズハ「本当は止めたくないんだけどさ!トリニティがもたねぇしカズサが危ねぇからさ!不本意ながら止めさせてもらうぜ、御二方!」
カズサ「兄貴いぃぃぃぃ!!!」
結果
両 腕 骨 折 ☆
大人しくツルギに看病されやがれください。
- 29二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 07:01:54
海岸ビーチ
カズハ「……よし、準備できた!イチカ、合図頼む!」
E.鉄血メイス
イチカ「分かったっす!制限時間は5分──」
同級生A「なにあれ、出撃準備?迎撃準備した方がいい?」
E.ツインメイス
同級生B「海岸ビーチへ訪れ、砂漠地帯に近い環境で模擬戦を開始する直前の杏山カズハ16歳。一対多を想定した模擬戦をしたくて俺たちが呼ばれたんだと」
E.ソードメイス
同級生C「不良ABC曰く、交流会の件に触れてしまったアビドス対策委員会の委員長がお詫びとして、試合の場を設けてくれたとのこと。一対多なのはヤンキーや不良を意識しているのかもね」
E.超大型メイス
イチカ「──始め!」
同級生A「でもぶっちゃけた話、全員近接武器はやりすぎだよな!揉みくちゃして仕方ねぇ!」
同級生B「全くだ!ただでさえ銃社会なのに、珍百景にでも参加するのか!?」
同級生C「この後も武器やシチュエーションを変えながら続けるらしいよ!馬鹿なのかなぁ!?」
カズハ「聞こえてんぞお前らぁ!集中しろぉ!」
同級生ABC「「「おめぇのせいだよ!!!」」」 - 30二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 07:49:53
同級生A「なんで取り回しの悪そうなメイスでこれ(ツインメイス)捌けんだよ、おかしいだろ!」E.ツインメイス
カズハ「てめぇこそなんでその速さでこんな威力出せんだよ!おかしいだろ!」E.鉄血メイス
同級生B「隙ありぃ!」E.ソードメイス
カズハ「舐めんな!」
Aを鉄血メイスで振り払い、Bを蹴り飛ばす。
同級生C「せー……のっ!」E.超大型メイス
カズハ「ふんっ!!!」
上から降ってきた一撃を鉄血メイスで受け止める。
同級生C「いいのかい!?そんな風に扱ったら、また武器が音を上げるよ!」
カズハ「ご忠告どうも!でも大丈夫!だってここは──」
「砂浜だからなぁ!」
「空中落下を利用した一撃は、一度受けちまえばそれ以上力を加えられねぇ!こうやって押し返すことだって──」
同級生AB「「そいつを待ってたんだ!!」」
ツインメイスの袈裟斬りとソードメイスの逆袈裟斬り。
僅か数秒の内に行われた鉄塊の乱舞。
しかし。
カズハ「───勝った気にぃ……」
「なってんじゃねぇ!!!」
それを凌いだ杏山カズハはスタミナ切れと同時に反撃を開始する。
同級生C「うわっ!?」
自身を拘束していた超大型メイスを振り払い。
同級生AB「「おごあっ!?」」
鉄血メイスを手放したことで自由になった五体を利用し、一時的なパワーダウンに囚われているAとBを迎撃する。
イチカ「そこまで!」
その間、僅か31秒。
- 31二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 09:08:29
カズハ「ふっー……」
イチカ「皆さんお疲れ様っす、水分摂ってください」
同級生A「あ"ー、イチカさんの思いやりが心に沁みるぅ」
同級生B「あれだよな、よくスポコン漫画に出てくる美人マネージャーポジ。ちなみに俺は潔子さん推し」
同級生C「潔子さんいいよね、田中とくっ付くとは思わなかったけど」
同級生AB「「いい……」」
カズハ「お前ら意外と余裕あるな」
イチカ「あはは……ところでカズハ、ちょっと聞いていいっすか?」
カズハ「なんだ?」
イチカ「なんでCさんの振り下ろしを受け止めたんすか?カズハなら避けられたっすよね?」
カズハ「あー、それは──」
同級生C「僕らを誘っていたから、でしょ?今回は致命傷を貰わないことを最優先に立ち回っていたからね。結構むず痒い思いしたんじゃないかな」
「実際原因は分からずとも、違和感があったんだ。避けると思った振り下ろしを受け止めてきた時の違和感。今思えば、あれが誘われたことに気づいたサインだったのかもしれないね」
イチカ「同級生さんたちの意図は、戦い方を見れば分かったんすけど、それだけの理由でカズハが攻撃を受けるとは考えにくいんすよね。なにかもっと、別の理由がある気がするんすけど……実際のところどうなんすか?」
- 32二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 09:12:08
カズハ「……最初に言っておくと、俺は誘ったわけじゃねぇよ。あくまで普段の活動拠点である市街地や屋内と接地圧がどれだけ変わるのかを検証したかっただけ。そこまで高度な駆け引きをしたわけじゃない。実際、興味が上書きされたせいでAとBのことを忘れてたしな」
同級生A「俺らただの興味で忘れられたの!?しかも不意打ち成功したのに、それで仕留めきれなかったとか……ヘコむわぁ」
同級生B「実際カズハが動きを止めた時は"もうここしかねぇ!"って思ってたしな。それを耐え凌ぐとか、ホント規格外にも程があらぁな」
カズハ「伊達に姐さんの舎弟名乗っちゃいねぇよ。でも、立ち回り自体は良かったぞ。あれがもう少し続いたら音を上げていたのは間違いなく俺だ」
「並のやつならAの攻撃も捌けないしBの奇襲もCの強襲も耐えられなかった。それを受け止めたらAとBの乱舞、避けたとしてもCの超大型メイスが巻き起こす砂や破壊された床材の粉塵で目眩しされてそこをAとBに狙われるわけだし」
「……なんでお前らそんな技術あるのに貧弱なんだよ?」
同級生C「どこかの誰かに振り回されて、場数だけは踏んできたからね。そのせいじゃない?」
カズハ「……すまん、迷惑かけて。いつもありがとうな」
同級生ABC「「「えぇんやで/許す/どういたしまして」」」
イチカ「……それじゃ、今日はそういった興味を片っ端からなくしていきましょう!今度は私が相手になるっすよ!」
カズハ「サンキュー、イチカ。そうだな……今度は走り方を研究したいな。どうにも上手く動けなくて……」
イチカ「それで攻撃を受ける他なかったってのはありそうっすね。分かりました、一緒に模索するっすよ!」
同級生A「……青春だな」
同級生B「あぁ、ところで聞いたか?あれで上手く動けてなかったって」
同級生C「その改善が済んだらまた再戦することに……」
同級生ABC「「「はぁ……」」」
- 33二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 09:30:47
- 34二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 09:46:13
- 35二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 13:06:57
何気に思ったが同級生の3人って男でも女でもどっちでも行けるように描かれてるのな
一人称俺の女生徒は居てもおかしくなさそうだしさ - 36二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 13:40:51
- 37二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 15:49:39
男で考えてたけど女でも同じノリで行けるな
言われてみたら確かにだわ - 38二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 18:12:30
>>25書きました
カズハ「しくじったな...仕事が立て込んでたから仕方ないとはいえ、シャーレの当番だってのに3轍しちまうとは...まあ、幸いにも予定よりも早く着いたし、叔父貴には申し訳ないけど、少し仮眠取らせてもらおうかな。」
カズハ(あっ、誰かソファに座ってる。もう1人の当番か?黒髪に猫耳...って、カズサじゃん。よし、ちょっと驚かしたろ。)
カズハ「カーズサ、お兄ちゃんだぞー。お前も当番だったなんて奇遇だな。」(後ろから抱きつく)
カズハ「あれ?珍しいじゃん、本読むなんて。ていうか、カズサお前イメチェンし...た...」
キキョウ「誰あんた...」
カズハ「...。」サー(血の気が引く音)
- 39二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 18:13:31
カズハ「本っ当に申し訳ございませんでした。まさか妹と間違えて人様に抱きついてしまうとは...」(土下座)
キキョウ「まあ、悪気がないのはわかったからもういいわよ。」
カズハ「いえ!それじゃあ俺の気が晴れないので、煮るなり焼くなり好きにしてください!」
キキョウ(めんどくさいやつね...)
キキョウ「...じゃあ、ちょっとこっち来なさい。」
カズハ「はい!」(キキョウの前に跪く)
カズハ「いかが致しましょうか?ヴァルキューレに自首してきましょうか?それとも、腹でも切りましょうか?」
キキョウ「ほんとにめんどくさいわねあんた...まあ、いいわ」ポンポン(太ももを叩く)
カズハ「えっと...その...」
キキョウ「ソファに横になって、ここに頭を置きなさいって言ってるの。」
カズハ「...それはどういう?」
キキョウ「なに?文句でもあるの?」
カズハ「いえ!滅相もありません!失礼します!」
- 40二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 18:15:30
カズハ「...。」
キキョウ「...。」
カズハ(えっ?なんで俺膝枕されてるの?どういう状況?)
キキョウ「あんたがあの杏山カズハなのよね。」
カズハ「えっ?あっ、はい。えっと...」
キキョウ「桐生キキョウよ。」
カズハ「キキョウ...さん、なんで俺のこと知って...」
キキョウ「あんたの噂は百鬼夜行まで届いているのよ。トリニティの正義実現委員会の期待の新生ルーキーだってね。」
カズハ「百鬼夜行の方だったんですね。そんな方にまで知られているのはなんか照れますね。」
キキョウ「あと、公衆の面前で性癖を暴露して、ゲヘナの風紀委員長を口説いたド変態だとも聞いてるわ。」
カズハ「ぐふっ!」
キキョウ「初対面の私にもいきなり抱きついてきたし、どうやら噂は本当だったみたいね。」
カズハ「あっ💦いや、それは...その...」
キキョウ「冗談よ。あんたがそういうやつじゃないのはわかったから、心配しなくていいわよ。」
- 41二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 18:17:32
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 18:19:04
キキョウ「それより、その目の隈...一体何日寝てないの?」
カズハ「えっと...3日...ですかね...」
キキョウ「そんな状態でシャーレの仕事をこなせると思ってるの?先生も今仮眠室で寝かせてるから、あんたもそのまま少し寝なさい。」
カズハ「いや、流石に初対面の人にそんなことしてもらうのは...」
キキョウ「...。」(鋭い目つき)
カズハ「いえ、なんでもございません。」
カズハ(眼光だけでここまでビビったのは初めてかもな...。でも、キキョウさん...俺が疲れてるの察して、休ませてくれてるんだよな。一見冷たそうに見えるけど、実際は優しいというか面倒見がいいというか、なんだろう...この感じ...)
カズハ「...姉さん?」
キキョウ「はあ?」
カズハ「あっ...」
キキョウ「誰が姉さんよ。」
カズハ「すいません。調子に乗りました。」
キキョウ「だいたい私たち年齢は同じでしょ。」
カズハ「まあ、そうなんですけど...俺に姉がいたらこんな感じなのかなって、つい思ってしまって...」
キキョウ「まったく...変なこと言う暇があるなら、さっさと寝なさい。」(カズハの目の上に手を添える)
カズハ「あっ...それ...駄...目...zzz」
- 43二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 18:24:22
- 44二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 18:36:25
- 45二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 19:41:27
この件慕ってる女性陣に知られたら怖いねー
- 46二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 20:03:50
前スレで描かれなかったvsミカ
実況「さぁトリニティ謝肉祭、後夜祭のメインイベント!ボクシング大会!最初の一戦を飾る選手たちの入場です!」
「かつてトリニティを治め、混乱に陥れた魔女!その手腕は暴力の場でも通用するのか!?」
「青コーナー!聖園ミカアァァァァァ!!!」
ミカ「………」
観客「「「おぉぉぉぉぉ!!!」」」
観客A「やっちまえミカァ!」
観客B「金積んでんだからちゃんと勝てよぉ!」
実況「かの剣先ツルギへと挑み、敗北を期したことで舎弟入りした超新星!」
「赤コーナー!杏山カズハアァァァァ!!!」
カズハ「………」
観客「「「おぉぉぉぉぉ!!!」」」
観客C「魔女をぶっ倒せぇ!」
観客D「最強を志すその力俺に見せてみろぉ!」
実況「後夜祭メインイベント、第一回ボクシング大会!その一発目となる試合の勝者は一体どちらだ!?」
ミカ「カズハくん……だよね?ツルギちゃんの舎弟っていう」
カズハ「はい、正義実現委員会所属。二年生の杏山カズハです!以後お見知りおきを」
ミカ「よろしく、カズハくん。怪我させちゃったらごめんね?」
カズハ「そりゃお互い様ですよ、ミカ様。お顔に直撃しないよう心がけるので、よろしくお願いします」
実況「その火蓋が今!落とされるうぅぅぅぅ!」
レフェリー「レディ……?」
ミカ/カズハ「「いつでもいいよ/いつでもいける」」
レフェリー「ファイ!」
ミカ「フンッ!☆」ブォン!!
カズハ(あ、やば──) - 47二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 20:13:39
ゴレイヌ状態
- 48二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 20:36:45
- 49二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 21:07:24
キキョウとの絡みを見るにカズハは湿度多めの女性に弱そうだな
特にカヨコは年上なこともあって絶対勝ち目ないだろ - 50二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 21:49:44
カズハ「ぶっ!?」
試合開始直後、聖園ミカが放つパンチの威力は杏山カズハの想定を超え、その頬を捉えリング端まで飛ばされる。
同級生A「うわ直撃!人一人ぶっ飛ぶとかどんな威力だよ……」
同級生B「油断していたとはいえ相手はカズハだぞ?可愛い顔してとんでもねぇことしやがる」
同級生C「ミカ様がティーパーティーの最終兵器という噂はガゼではなかったね……」
カズハ「ぐっ……」
観客がその威力に驚く中、当事者である聖園ミカは今の一瞬に起きた攻防を冷静に分析していた。
ミカ(手加減したとはいえ、今ので倒れないんだ。ツルギちゃんの威を借りる狐かと思ったけど、そんなことないみたい)
(一年前に舎弟入りしてからも定期的に手合わせしてることも事実だとすると、一筋縄じゃいかなそう)
杏山カズハを考察し終えた聖園ミカは、一つの結論に至る。
ミカ(もう少しギア上げてみよう☆)
本格的な戦闘形態の移行である。
カズハ(あっっっぶな!今のでジャブ!?幾らなんでも早すぎんだろ!)
(手加減されてなかったら、油断も相まってやられた!)
内心で焦る杏山カズハ。
ミカ「行っくよー!」バババ!!
そこへ告げられる天使のファンファーレ。
カズハ「いぃぃっ!?」
そして始まる、聖園ミカのラッシュ。
通常、ラッシュというのは単発の威力が然程期待できない技だが、その場に居合わせた者たちは聖園ミカのそれをこう名付けた。
"メテオ・ラッシュ"と。
つまり杏山カズハの眼前には、まさに隕石が降り注ぐ大災害(カタストロフィ)が迫っているのと同義であった。
- 51二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 22:15:13
前スレのセリナの時もそうですが、カズハは長男で甘やかされた経験が少ないだろうと思ったので、自分は世話焼きな人に弱いイメージも持って書いていました。
なので、カヨコはかなりカズハ特攻だと思います。
- 52二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 22:46:11
カヨコは猫が好きなのもあるしキキョウ以上に甘やかされるような予感がするわ
- 53二次元好きの匿名さん26/04/08(水) 23:51:58
セリナとはまた別の方向という意味でもセナと遭遇させたいな
あっちも医療だ - 54二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:25:23
カズハ「ぐうぅぅぅぅ!!!」
しかし、ただではやられない杏山カズハ。
剣先ツルギ(最強)との訓練で培われた経験を元に弾き出された軌道予測と山勘、そして反射神経で終末(アポカリプス)の先延ばしと打開を試みる。
カズハ(威力も速度も凄まじく、一発一発が致命傷。一度でも被弾を許せば、確実に食い散らかされる!)
だが、最初に聖園ミカの一撃を身に受けた杏山カズハは、彼女の弱点に気づいていた。
それは──。
カズハ(技の練度が低い!多分強すぎて訓練をしたことがないな!若干ではあるが、動きに無駄がある!)
天敵が存在しないが故の弱点。
周囲との格差がある環境で育ち、彼女自身が独学で身につけた経験と技能は、技術の習熟を滞らせた。
杏山カズハの勝機はそこにある。
カズハ「お返しです!!!」
ミカ「っ!」
敬愛すべき最強の下で練り上げた知識と技術を、杏山カズハが打ち込み、聖園ミカが受ける。
カズハ「いいですか、ミカ様──」
「ラッシュというのは、こうやるんですよ!」
形勢逆転し、杏山カズハが攻勢に回る。
先程の当てつけのように聖園ミカにラッシュが披露される。
ミカ「!」
繰り出される反撃の拳。
が、過剰でほんの僅かな予備動作が杏山カズハを捉えさせない。
ミカ(やっぱりこの子、どこに攻撃が来るか分かってて避けてる。それにこの攻撃、私のとなんか違う)
(重さも速さも私の方が上なんだけど、なんというか)
(動きが滑らかな気がする)
カズハ「余所見は厳禁っすよ!」
ミカ「ぐ……このっ!」
杏山カズハのボディブローが腹に突き刺さった聖園ミカは、一度攻撃を受けた上で杏山カズハへ反撃する。
カズハ「ごふっ!?」
ラッシュの反動も相まって、スタミナ切れになっていたところを攻撃され、杏山カズハは宙を舞う。
- 55二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:26:49
このレスは削除されています
- 56二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:30:43
カズハ(こっちのラッシュ中にある程度体力を養えたとはいえ、スタミナ消費の激しいラッシュをした後でこんだけダメージ入る打撃を打てるものか!?俺じゃなかったらノックアウトだぞ!)
ミカ(結構いいの入れたのにまだ耐えてるじゃん。ツルギちゃんがこの子を抑えるのに、相当苦労させられたのって嘘じゃなかったんだ)
お互いに対する評が脳裏に浮かぶ。
カズハ(次こそやられる、とは言ってもいつまでも回避ができる訳じゃない)
ミカ(でもだいぶ辛いみたい、もう耐えることはできないよね)
自分、または相手の被害状況を確認し。
ミカ/カズハ((だったら、ここは攻める!))
次の行動を開始する。
カズハ(行動を見極めつつ、攻撃を捌き切って反撃するしかない!)
ミカ「っ!」
聖園ミカが攻撃の構えを取る。
カズハ(右ストレート!)
防御するカズハ、しかし右手が放たれることはなく、代わりに来たのは左のボディブロー。
フェイントである。
カズハ(ここに来てフェイント!?まずい、あれが来る!)
ミカ「いっくよー☆」
無防備になった杏山カズハへ、聖園ミカのメテオラッシュ。
杏山カズハの身に再び大災害(カタストロフィ)が降り注ぐ。
「いいやまだだ!」
そう雄叫びを上げ、反撃の拳を放つ杏山カズハ。
苦し紛れの一発、窮鼠猫を噛む展開──になることはなかった。
杏山カズハの行動を予兆した聖園ミカはわざと攻撃を止め、反撃の拳を誘発させることに成功する。
カズハ「ディレ───」
その言葉を待つことなく、聖園ミカの拳が杏山カズハの顔面を突き刺した。
勝者 聖園ミカ
- 57二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 00:44:40
勝てないとは思ってたけど頑張った
- 58二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 01:46:38
後日談 試合終了後
実況「栄えある第一回戦を制したのは───」
「青コーナー!聖園ミカアァァァァァ!」
観客「「「おぉぉぉぉぉ!!!」」」
観客A「ナイスだ!」
観客B「いい勝負だったぞー!」
観客C「ざけんな(自主規制)ねー!」
観客D「アホくさ」
カズハ「………」
寝そべった状態でカズハは物思いにふける。
カズハ(ここ一年。正実の任務や訓練をしてきて、姐さんと手合わせしてきたからで強くなったと思ったんだけど、よく考えてみれば姐さんが俺のレベルに合わせてただけなんだよなぁ)
(予備動作云々の矯正してやろうと思ったのに、結局ミカ様にのされちまってるし、俺もまだまだか)
「挑みがいがあるねぇ、ホントに」
- 59二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 01:47:40
ミカ「大丈夫?カズハくん。ごめんね、結構強くやっちゃったから痛かったよね」
起き上がり、立ち上がってカズハは答える。
カズハ「お気遣い痛み入ります、ミカ様。私は大丈夫です、これくらいは姐さんとやり合ってたら割とあることなんで」
ミカ「そうなの?ならいいけど……あ、そうだ。さっき、ラッシュというのはこうやるのです〜とか言ったけど、あれって私の動きに何か思うことがあったんだよね?」
カズハ「え、あ、申し訳ありません!たかが一トリニティ生の立場で、しかも目上の方に口答えしてしまうなんて……」
ミカ「それはいいんだけど、やっぱり気になるから教えて欲しいな。私より滑らかに動いてたことには少し気づいてたけど、私の動きって結構ぎこちなかったりするの?」
カズハ「そうですね……私程度でも十分対応できるくらいには目立ちますね。とはいえ、並の生徒さんが相手なら、ミカ様がお持ちの力と速さでカバーできるので、そこまで大事には至りません」
「しかし、私が凌げる以上姐さん……ツルギ委員長と戦うのはかなり苦戦を強いられると考えられます」
ミカ「そっかぁ、やっぱりツルギちゃんが相手だと流石に誤魔化せないかぁ」
カズハ「でも、普段からツルギ委員長と模擬戦をしている私から見ても、ミカ様の身体能力はツルギ委員長に匹敵しています。勝ち目は必ずあります」
「いつも姐さんを見てる私が言うんです、間違いありませんよ」
「私と戦って、そこまで消費していないのがその証拠です」
ミカ「……そっか」
「ありがとうカズハくん、おかげで少しは気が楽なったよ」
差し伸べられる握手の手。
カズハ「お役に立てて何よりです。この後も頑張ってください、応援してます」
差し伸べられた手を握り、握手を交わす。
ミカ「ありがとう、君の分も頑張るね」
実況「それでは皆様!素晴らしい戦いを繰り広げた両者に、盛大な拍手を!」パチパチパチパチ
- 60二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 01:49:10
- 61二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 01:53:13
- 62二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 07:07:32
>>61 補足
時系列的に後のゲヘナ交流会で、もっととんでもないことをしでかします。
ネットミーム的な動画編集で切り抜かれたカズハの奇行は意図したものではなく、作者自身も想定していなかった奇跡(?)の産物です。
一度下書きし終えて、読み返した時点で気づきました。
よりにもよってミカに焦点を当てている文章にですよ。
悪ノリする他ないと思いました(超言い訳)。
内容がデリケートなので、気に障った方がいましたら>>61の方は削除しますので>>61をアンカーして頂き、レスの方へお申し付けください。
他にもゲヘナ交流会で触れられていたゴリニティ総合学園の下りや、 砂浜訓練時ではその身で受けていたラッシュを考慮して今回は逆に当たらないように心がける試合運びをしてみました。
なぜ同級生ABCのラッシュに耐えられたのかという理由を肉付けできてスッキリしました。
皆さんはどれだけ小ネタに気づけましたか?良ければレスして教えてください、作者が喜びます(強欲の壺並感)。
次はヤンキーの面談……の前にトンチキ挟みます、ちょっと暗い話にもなるので、箸休めにでも。
- 63二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 07:45:21
カズサを助けるという目的があったとはいえ、メテオラッシュの脅威を知った上で仲裁に入ってるの、改めて考えるとすげぇな。
なんやかんや最強組とはカラッとした関係が築けそう。
ホシノは……どうなるんだろ?これから楽しみ。
前スレにネタだけ出ていたシスフのアイドルイベ。
カズハにはオーバーリアクションして欲しいっすね。
カズハ「何やってるんですか!団長ォ!?」(ライド並感)
ナギサによるミカ召喚
カズハ「ミカ様ぁ!?」 - 64二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 08:34:30
- 65二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 08:43:45
カズハ(ゴリラコス)「………」
ヤンキー「く……っ……ふふ」(喉を鳴らすが堪える)
カズハ(ゴリラコス)「……ウホッ」
ヤンキー「ぐっ…」(くしゃみのような笑い)
カズハ(ゴリラコス)「ウホホホ」(迫真のドラミングビート)
ヤンキー「ダァハハハハ!」(涙目大爆笑)
同級生A「なにあれ、ついに本性表した?動物保護団体にでも引き渡す?」
同級生B「ゴリラコスをしてヤンキーに迫る杏山カズハ16歳。まともに笑ってないだろうからって仕込んできたんだと」
同級生C「ヒフミ嬢曰く、その奇行を挑戦状と受け取ったハナコ嬢がスク水になり、絶叫しながら逃走する彼を追いかけたことで変人たちの追いかけっこが各地で見られたとか。ある学会ではその風貌から、トリニティネコミミゴリラと呼ばれているらしいよ」
同級生A「潰れちまえそんな学会」
同級生B「まじで猫耳ゴリラになってんじゃん」
カズサ「何やってんの、このバカ兄貴ぃ!!!」
カズハ「ぼはァ!?」
同級生C「あ、カズサ嬢にぶっ飛ばされた。それじゃあご一緒に」
同級生ABC「「「た〜まや〜」」」 - 66二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 09:34:37
ありがとうございます👍🏻
そう言われると照れますねぇ(某てるてる坊主並感)
カズハ(ゴリラコス)「上手く撮れよ?」(セクシーポーズ)
ミカ「一応これ罰なんだよね?」
カズサ「兄貴」
カズハ「うぃっす」
同級生A「なにあれ、コスプレのグラビア撮影?そっちの趣味の人来た方がいい?」
同級生B「ゴリラコスでサムネ撮影に望む杏山カズハ16歳。前回のゴリラコス事件を引き起こした罰として惑星ループを撮影してんだと」
同級生C「セリナ嬢曰く、ダンスの指導はハナエ嬢が行っているとか。ハナコ嬢が今回撮影にいないのは彼女よりも適任がいるとセイア様からお達しがあったとも言っていたね」
同級生A「あいつ本当に大丈夫?そのうち正実降りろとか言われない?」
同級生B「今回については浦和さんが悪いところあるから不問だってさ。というかなんでミカ様?ピンクの長髪で身長もそんな変わらないなら変えなくて良くない?」
同級生C「そういえば、この前話していた学会にもミカ様のものがあったな。確か学名は───」
同級生A「それ以上はいけない」
同級生B「死人が出るぞ」
同級生C「……そうだね」
ヤンキー「くくく……がは、っっっ」
(笑いすぎて腹筋崩壊と顔面崩壊し、倒れ込んでいる)
↓参考動画
- 67二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 09:44:53
- 68二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 12:09:53
公園 ベンチ 陽だまりの下で
カズハ「ん?」
ちびぬいカズサ「……」テクテクテク
カズハ「カズサ……じゃないよな?」
ちびぬいカズサ「!」テクテクテク、ジー
カズハ「もしかして、座りたいのか?」
ちびぬいカズサ「……」コクリ
カズハ「分かった、ちょっとごめんな」ヒョイ
「ハンカチをベンチに敷いて……はい、どうぞ」
ちびぬいカズサ「……」ペコリ
カズハ「どういたしまして。お礼ができて偉いな」ナデナデ
ちびぬいカズサ「♪」
カズハ「嬉しいか?可愛いやつだな」
ちびぬいカズサ「!」
カズハ「どうした?」
ちびぬいカズハ「……!……!」テテテテテテ
カズハ「俺に似てる……もしかしてはぐれてた?」
ちびぬいカズサ「……」コクリ
カズハ「そうか……なら行ってあげな、お兄さん心配してるから」
ちびぬいカズサ「……」コクリ…ヒョイ、テテテテテ. ギュー
ちびぬいカズハ「……」ナデナデ、ペコリ.
カズハ「いいよ、こっちも楽しかったから。もうはぐれんなよー!」
ちびカズサ/カズハ「「……」」テツナギ
ちびぬいカズサ「……」バイバイ
カズハ「おう、またな!……今日もいい天気だな」
誰にも聞こえないその言葉を、風は静かに連れ去った。
そんな昼下がりの出来事。
↓ちびぬいイメージ
— 2026年04月09日
- 69二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 14:55:14
Nopeキャンペーンガール 杏山カズサ
杏山カズハ「………」ゴゴゴ
杏山カズサ(Nope)「………」正座
同級生A「なにあれ、閻魔大王による裁判?大金用意した方がいい?」
同級生B「度を超えた過激な衣装でお金を稼ごうとした妹を叱る杏山カズハ16歳。某炭酸飲料のキャンペーンガールとしてメディアに露出しかけたところを捕まえたんだと」
同級生C「アイリ嬢曰く、大声でカズサ嬢を呼び止めたその姿は、誘拐事件とは毛色の違う怒りで満ちていたとか。しかも黙ってやろうとしたものだから、余計に焦ったのだろうね」
同級生A「妥当」
同級生B「その答え方、前もなかった?」
同級生C「何はともあれ。彼も彼であの事件にトラウマを植え付けられたのだろうね」
同級生A「似た者兄妹め」
同級生B「しゃーない、後で話聞いてやるか。放課後スイーツ部の子たちにも連絡しとくか?」
同級生C「後でフォローしてくれるって。それじゃ行こうか」
同級生C「妹思いで不器用な、かの同級生の下へ」
↓参考画像
- 70二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 20:03:40
もう1ヶ月近く前だけどホワイトデーで相当悩んだんだろうなこの男
義理も居るだろうけどそれなりに慕ってくれる子いるだろうし - 71二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 21:05:57
カズハ「……」
同級生A「よ、マイフレンド。めっちゃ落ち込んでるけど、何があった?」
カズハ「……どうせ見てたんだろ」
同級生B「いいから話せっての。そうやって抱え込むから今日みたいな面倒事になったんじゃないのか?」
カズハ「……カズサがさ、最近俺に厳しくしすぎたからって、プレゼントを買うためにキャンペーンガールのバイトしてたんだよ。その仕事内容が露出度高い衣装着てメディアに出るもんなんだけど、俺その話知らなくてさ。そっち方面の危ない仕事やってるんじゃないかって勘ぐって怒鳴っちまった」
「いつもなら当たり障りない空気感で聞けんだけど、誘拐事件のこともあってマイナスの考えばっか浮かんで、そうなって欲しくなくて、つい」
───。
カズサ「心配させた私が悪いんだから、先に謝れば良かったんだけど、下に見られたらダメだっていう昔から染み付いた意識があったせいで、兄貴に噛み付いちゃったんだよね」
「兄貴は私の事よく知ってるから根気よく話し合って、最終的には納得して和解したんだけど、やっぱり傷つけたと思う」
「それで気づいたんだ。私はどこまで行っても──」
「誘拐してきたあいつらと同じ、不良なんだって」
───。
カズハ「動機を聞いたり、認識を擦り合わせたり、悪感情を感じた部分をお互いに話し合って、最終的には和解できたんだけど、どうにも罪悪感が消えなくてさ。今はその消化活動中」
「今更だけど、迷惑をかけて申し訳なくて堪らなかったあの子の気持ちを、理解できた気がする」
同級生C「んー、それでいいんじゃないかな」
- 72二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 21:10:52
このレスは削除されています
- 73二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 21:14:40
同級生C「君たち二人は兄妹なんだろう?だったら気に食わないことがあるなら、その度にぶつかり合えばいいじゃないか。怒りでも凝りでも、なんでも」
「ぶつかり合って、分かり合って、許し合って、共に歩み、またぶつかり合う。そういうのを繰り返して、いつかそんなこともあったと笑い合うのが人生なんじゃないのかい?」
───。
アイリ「そんなことないよ」
「カズサちゃんはあの人たちみたいに、無関係な人を巻き込んだりしないし、私を守るために動いてくれた」
「それに、カズサちゃんが自分が悪くても謝れないのは、そうしないと危ない場所で育ったからでしょ?それを分かっていたから、お兄さんもカズサちゃんの話を最後まで聞いてくれたんだと思うよ」
カズサ「アイリ……」
ナツ「アイリの言う通りだよ、カズサ」
「確かに君はキャスパリーグの異名を与えられるほど凶暴だ。現に私たちはそれで手を焼かされることもあるし、痛い目に遭うこともザラにある」
「でも、私たちはカズサと一緒にスイーツを食べる時間が好きだ。だからカズサが何者であろうと、私たちが離れることはないよ」
ヨシミ「私は二人みたいに気のいい言葉は言えないけど、それがカズサなんでしょ。だったら、それでいいじゃない。どうせやってきたことは変わらないんだから、これからに目を向けた方が案外気も楽になるわよ」
カズサ「ナツ、ヨシミ……」
アイリ「大丈夫」
「カズサちゃんの傍には私たちもいるから……ね?」
カズサ「……うん。みんな──」
───。
カズハ「人生、か」
同級生A「そーだぞ、というかお前ら兄妹はお互い大事にしすぎ!喧嘩でも心配でもなんでもいいから遠慮せずもっと話し合えよ!」
同級生B「そーそ。それでなんかしくじったら、俺らが橋かけてやっから。割れ物みたいに扱わず、もうちょい雑に扱ってけ」
同級生C「いい関係というのは、気兼ねなく話し合えてこそ保たれやすい。それに、君の妹がいつまでも守るべきか弱い子どものままではないのは、君がよく知っていることだろう?」
カズハ「……あぁ、そうだな。お前ら──」
カズサ/カズハ「「ありがとう」」
- 74二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 21:20:27
- 75二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 21:43:08
一枚のイラストからこんな良SSが生まれるとは...読めなかった、このリハクの目をもってしても!!
同級生ABCに黒い三連星の異名が付いてたら、おもしろそうだと思って書いてみたした
ヘルメット団「な、何者だ!てめえら!」
同級生A「おいおい、俺たちのことを知らないとは、ヘルメット団っていうのは世間知らずの集まりなのか?」
同級生B「一度くらいは聞いたことがあるんじゃないのか?"トリニティの黒い三連星"の異名を。」
ヘルメット団「はあ?んなもん聞いたことねえぞ?」
同級生C「まあ、俺たちが勝手に名乗ってるだけだから、知らなくてもしょうがない。」
ヘルメット団「自称なのかよ!もういい!お前らやっちまえ!」
同級生A「B!C!ヘルメット団にジェットストリームアタックをかけるぞ!」
同級生BC「「おう!」」
別日
カズハ「A!B!C!奴らにジェットストリームアタックをかけるぞ!」
同級生ABC「「「おう!」」」
同級生ABC「「「...いや、お前は誰なんだよ!」」」
- 76二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 22:08:57
ありがとうございます!
あんなことが後で妹が露出度高い衣装着て誰かといるってお兄ちゃん気が気じゃないと思うんですよね。
黒い三連星由来がメイス担いでるからだと思った次第。
ちなみに感想を頂いたssは両方とも自分が書きました!
前スレ含め、この概念で色々書いていますが、無限に味がするので筆が暴れまくって仕方ありません!
追記
前スレ113で行われた鉄血メイスお披露目。
そこに登場した不良が、実は後のカズサとアイリの誘拐事件と繋がっていたんですよね。今考えました。
(当初の執筆中には何も考えてなった)
- 77二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 22:29:53
カズハとカズサの自立が見られますね。
妹に世話を焼くだけではなく、見守ることを選んだカズハ。
普通ではない部分も含め、全て受け入れられていたカズサ。
寄り添う放課後スイーツ部、力を貸す同級生ABC。
それぞれ違うアプローチで友人を支え、立ち直らせた。
それぞれにしかない味を楽しみつつ、それでいて彼らの成長を嬉しく思う一方、寂しさも味わえる素敵なssでした。
- 78二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 23:15:11
- 79二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 23:39:41
後日談 謝罪とお詫び
カズハ/カズサ「「あ」」
カズハ「……よう、カズサ」
カズサ「……ん」
カズハ「この前はカッとなってごめんな。誘拐事件のこともあって、ちょっと冷静じゃなかった」
カズサ「……私もごめん、カズにぃ。時給が良かったとはいえ、心臓に悪かったよね」
カズハ「今回、お互いやらかしちまったな。お陰で色んな人に助けてもらったし、そのうちなんか渡さないと」
カズサ「そうだね……その前に、これ」
カズハ「ん?あぁ、この前言ってたプレゼントか。どれどれ……これって」
カズサ「防塵ゴーグル。この前海岸ビーチに遠征した時、目に砂が入って大変だったって言ってたから」
「行くんでしょ、アビドスに」
カズハ「………」
カズサ「どうしたの?もしかして違った?」
カズハ「あぁいや、合ってる。カズサってさ、戦うの好きじゃないだろ?だからこういうことしてくれるとは思わなくてさ」
カズサ「……確かに私は、兄貴みたいに集中するのが好きな訳でも、それを求めて不良になった訳でもない」
「でも、家族がやりたいことは応援したいから」
カズハ「………ありがとう、カズサ。今付けていいか?」
カズサ「勝手にすれば」
カズハ「そうする……と、できた。どうよ?」
カズサ「服と合ってなくて気持ち悪い」
カズハ「辛辣ゥ!しゃーない、首にでも掛けとくか。あ"ー、なんか色々あったから疲れたな。甘いもん食べたい〜」
カズサ「それなら、アイリたちが教えてくれた30cmのパフェが売られてる喫茶店があるよ。今から行く?」
カズハ「何それ美味そう!?行く行く!」
「………カズサ」
カズサ「なに?」
カズハ「いい友達ができたな」
カズサ「………お互いにね」
そして杏山兄妹は、トリニティの街へと姿を消した。
- 80二次元好きの匿名さん26/04/09(木) 23:44:15
仲のいい兄妹だよな
- 81二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 08:18:19
トリニティ某ケーキ屋
アイリ"カズサちゃんが食べてるスイーツを知りたい?それなら、今度皆で新しくオープンしたケーキ屋さんに行くのでカズハさんもどうですか?レイサちゃんも誘っておきますね!"
カズハ「と、言われてきたはいいものの……」
(女子が多い!アイツら連れてくれば良かった!)
ナツ「ところでカズハ先輩」
カズハ「ん、どうした?」
ナツ「ゲヘナ交流会で行われた模擬戦で、ゲヘナの風紀委員長を口説いたって本当?」
カズハ(やっぱあいつらいなくてよかったかも)
「……ノーコメント。ただ、イチゴみたいに恋愛的で甘酸っぱい感情ではないとだけ伝えておく」
ヨシミ「言うことは言ったのね……それなら、どんな感情で言ったのよ?」
レイサ「私も気になります!無表情だった中学の頃とは別人かと疑うレベルだったので、ずっと気になってたんです!」
カズハ「そんな大層なものじゃない、俺は集中するのが好きだった。それを満足にできなかったから、不機嫌だっただけ。それを初めて満足させてくれたのが姐さんで、ヒナの大将だった。そんだけの話だよ」
カズサ「前々から思ってたけど、兄貴ってゲームやり始めたら沼りそうだよね。やりがいのあるレースやらエネミーがいたら四六時中タイムアタックしてそう」
カズハ「否定はしない、この前も友達に借りた某狩りゲーやってたらいつの間にかタイムアタック始めたし」
カズサ「否定はしないじゃなくてもう事実じゃん、何カッコつけてんの」
アイリ「あはは……あ、ケーキが来ましたね。それじゃ頂きましょう!」
カズハ「そうだな、それじゃいただ──」
スケバン「怯むな!ヘルメット団に遅れを取るな!」
ヘルメット団「なんの!スケバンの奴らにウチらの度胸を見せてみろ!」
(爆発)
カズハ「……はぁ、非番なのに」 - 82二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 11:08:21
現場に来たイチカがショックで開眼しそう
- 83二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 13:54:35
- 84二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 16:08:49
ケーキ屋の外で抗争が発生している。
カズハ「皆ごめん、ちょっと行ってくる」E.防塵ゴーグル
(とはいえ、数多いなぁ。撃ち漏らしも考えたらもう一人欲しい……そうだ)
「カズサ、ちょっと手伝ってくれないか?」
カズサ「私?」
カズハ「そう、カズサ。本来なら一人でやるべきなんだけど、如何せん数が多くてな。協力して欲しい。正実の応援を待つのは時間かかるし、この中で一番背中を預けられるのはカズサだ。だから頼む、俺に力を貸して欲しい」
カズサ「……いいよ。その代わり、ここの会計全員奢って貰うから」
アイリ「カズサちゃん!?」
ナツ「おぉ」
ヨシミ「あんた図太いわね……」
カズハ「交渉成立だな。レイサちゃん、皆をお願い!それから正実にも通報しといて!」
レイサ「はい!お任せ下さい!自警団の方にも連絡しときますね!」
カズハ「ありがとう!行くぞカズサ!」
カズサ「ん」
カズハ(中学の頃で思い出したけど、俺がどこか行く時って大抵カズサが後ろに着いてきたっけ。どこまで行っても着いてきて、可愛かったなぁ。今も可愛いけど)
カズハ「正義実現委員会だ!大人しく投降しろ!」
スケバン「今更正実が何だって──げぇっ!?」
ヘルメット団「誰が来ようとウチらの敵じゃ──うわぁ!?」
スケ/ヘル「「きょ、杏山カズハァ!?」」
カズハ「俺の事知ってんのか、なら話が早い!とっと銃捨てて降参しろ!そうした方が身のためだぜ!」
スケバン「たかが一人に降参するバカがどこに──いぃっ!?」
ヘルメット団「そうだ!ウチらはそんなヤワじゃ──なぁっ!?」
スケ/ヘル「「きょ、杏山カズサ!?」」
スケバン「なんでキャスパリーグがいんだよ!」
ヘルメット団「足洗ったのは嘘だったのかよ!」
カズハ「あー……そりゃ俺を知ってればそっちも知ってるよなぁ」
カズサ「その名前で……呼ぶなあぁぁぁぁぁ!」
スケ/ヘル「「ぎゃあぁぁぁぁ!!!」」
カズハ「あ、ちょ、カズサぁ!?後でケツ拭くの俺なんだからなぁ!?って、聞いちゃいねぇ!も〜舞い上がっちゃてもぉ……」
- 85二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 19:23:20
スケバン「数じゃこっちが勝ってんだ!押し潰……やっぱ無理ぃ!」
ヘルメット団「仲間を撃っても構わねぇ!複数人で抑え込んで奴らをぶち抜……ごめーん!やっぱ何でもなーい!」
カズハ「カズサ、増援来てる!俺が突っ込むから撃ち漏らし頼んだ!」
カズサ「言われなくても!」
ギャーギャーワーワー
レイサ「……えへへ」
アイリ「嬉しそうだね、レイサちゃん」
レイサ「あ、ごめんなさい。不謹慎でしたよね……」
ナツ「大丈夫だよ、私たちはそんなこと気にしないよ。それよりも、キャスパリーグとその兄を見て何を思ったのかな?」
レイサ「……杏山カズサとカズハさんの共闘が、少し懐かしく感じたんです。あれを最後に見たのは中学の時でしたから」
「知ってますか?杏山カズサが不良になった理由を」
ヨシミ「そういえば聞いたことなかったわね、何が原因でそうなったの?」
レイサ「杏山カズサが不良になった理由。それは、カズハさんがそこにいたからなんです」
- 86二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 19:29:32
レイサ「杏山カズサはカズハさんのことが大好きで、だからこそ危ない道でも着いて回ってましたし、カズハさんを守ろうと躍起になってました。一方でカズハさんは杏山カズサに誰よりも弱くて、それ以上に優しいんです。だからこそ、杏山カズサに自分の身を守る術を教え、人としてやってはいけないことを諭していたんです。例えば、自分たちを襲おうとした相手であろうと、人からの盗みを止めたり、組み手で相手の痛みを教えたりとかですね。カズハさんは戦うのは好きですけど悪業を是とする人ではないので、そこは徹底して教え込んでいたように思えます」
「最初の印象はただの強い不良でしたが、関わるにつれて見えてきたあの二人の関係性が、私は好きなんです」
放課後スイーツ部「「「………」」」
レイサ「あの、皆さん?さっきから黙ってますけど、どうしましたか?」
アイリ「……その。失礼かもしれないけど、思ってたよりいい話が聞けてびっくりした」
ナツ/ヨシミ「「同意〜/私も」」
レイサ「うぇ、そうですか!?」
アイリ「だからもっと聞きたいな、カズサちゃんたちのこと。他にはどんなことがあったの?」
ナツ「そういえばさっき話してた時、中学の頃は無表情だったって言ってたね」
ヨシミ「確かに、あの元気ハツラツを具現化したような人が仏頂面になってるところなんて、想像できないかも」
レイサ「あー、出会ったばかりのカズハさんは世界を冷めた目で見てて──」
宇沢レイサによる中学時代の杏山兄妹のエピソードは二人が戻ってくるまで延々と語られ続けた。
それを知って二人は撃沈した、南無三。
カズサ/カズハ「「なんでよ!/なんでだよ!」」
- 87二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 19:35:57
カズハ「おいおいなんだその体たらくはよぉ!平和ボケで鈍っちまったんじゃねぇかぁ!?」
カズサ「冗談、こんな奴らにやられる訳ないでしょ!」
カズハ「上等!では、俺たちの兄妹愛を奴らに見せつけてやろうかっ!」
カズサ「調子乗んなクソ兄貴!」
スケ/ヘル「「なんでもいいから助けてえぇぇぇ!」」
同級生A「なにあれ、某超親友同士の掛け合い?游雲渡した方がいい?」
同級生B「たまたま鉢合わせた不良集団を最愛の妹と蹂躙する杏山カズハ16歳。ケーキ屋を放課後スイーツ部の子たちとレイサちゃんに任せて騒ぎへ介入してきたっぽい」
同級生C「ハスミ副委員長曰く、今倒されているスケバンとヘルメット団は高頻度の縄張り争いが問題視されているとか。あの様子だと中学時代の杏山兄妹と因縁があるみたいだね」
同級生A「なんか、ヘヴィキャリバーのコスプレ合わせした時よりも楽しそうだな」
同級生B「自分の好きなことを一緒にやってくれるってなったらそりゃ嬉しいわな」
同級生C「放課後スイーツ部の子たちと出かけるっいうからここまで尾行したわけだけど、無駄足だったね。ここは退散して、兄妹水入らずで楽しんでもらうとしよう」
カズハ「おい、そこで寛いでる馬鹿三人!見てるんならとっとと手ぇ貸せや!じゃねぇとストーカー行為でしょっぴくぞ!」
同級生A「職権乱用じゃん……行くか」
同級生B「そうだな、惜しくも見つかった訳だし」
同級生C「やれやれ、相変わらず世話が焼ける友達だ」
- 88二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 19:45:21
- 89二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 19:52:42
- 90二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 22:42:14
- 91二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 22:57:17
本気の兄妹喧嘩したらどれくらい被害出るんだろ…
- 92二次元好きの匿名さん26/04/10(金) 23:27:38
- 93二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 08:15:04
- 94二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 08:25:22
- 95二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 08:44:52
前スレ182 シャーレの先生による個人面談
トリニティ某所 面談室
先生「初めましてヤンキーくん、今日はよろしくね」
ヤンキー「よろしくお願いします」
先生「一応カズハから事情は聞いてるけど、君の口からもう一度聞かせてもらってもいいかな?」
ヤンキー「はい」
少年説明中……。
ヤンキー「これで、全部です」
先生「……そっか。大変だったね」
ヤンキー「……はい」
先生「君は、これからどうするの?」
ヤンキー「……手始めに、自分が迷惑をかけてしまった人たちに謝罪して回りたいと思います。その一人一人に自分や杏山カズハのこと。そして、今後の目標を明かしたいと思います」
「その後は自分が誘ったやつらを纏めて、今よりも真面目に誠実に務めつつ、今まで請け負ってきた傭兵や日給アルバイトなどをこなしたいと思います」
「その傍らで力を付け、杏山カズハへ挑み、勝ちたい。自分に纏わりつく何もかもをぶち壊して、新たな風を感じさせる。爆弾のようなあいつに」
「俺が迷惑をかけてきた人たちのためにも、自分自身のためにも、俺はこの道を最後まで走り切りたい。それが迷惑をかけてきた人たちへの報い方であり、罪の償い方であり──」
「自分を認める唯一の方法だと思うから」
先生「……人によっては、すごく非難されることだと思う。それでもやるの?」
ヤンキー「はい。そうすることで前に進める人が、いるかもしれないから」
先生「……分かった」
「君がそういうなら、私は君に協力するよ」
ヤンキー「ありがとうございます、先生」
先生「どういたしまして。さて、まずは誰に謝りに行く?」
ヤンキー「はい、まずは──」
「杏山とその妹に、謝りたいです」 - 96二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 08:53:18
イチカとカズハの2人で行くことになったTrip-Trap-Trainとかある意味見てみたいわ
どの辺りでカスミにキレるかな - 97二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 09:59:32
前スレのヒナ戦だったかな、回想で凶暴性を抑えて社会に溶け込もうと努力するイチカを本心で応援してたから、それをわざと逆撫でするカスミにブチギレるかも。
カズハは自分より他人のことで怒るから、閲覧注意な罵倒を浴びせたり、退学覚悟で輸送物を壊しにかかるかもしれない。
その癖イチカの努力とかコンプレックスを丸ごと肯定するもんだから、好感度爆上がりよ。
カズハ「黙れよチビ助、それ以上言ってみろ?そのふざけたこと抜かす舌ぶっこ抜いて、目ん玉抉り取るぞ」
「なんでこいつがそれを隠すのかは知らん。けどこいつがそれを気にして陰ながら努力してるのは知ってる」
「そうしなきゃいけねぇのは理解してやるが、友達が傷ついてんのに、それを流してやるわけねぇだろ!」
「言っとくがな、俺は姐さんの舎弟だから正実にいるだけであってお淑やかでありたいわけじゃないんだわ。そっちが持ってるカバンの中身をぶち壊したっていい」
「そうなって困るのは、一体誰だろうな?」
「だが、こいつはあくまでイチカの問題だ。俺は手を出さん」
「だが覚えておけよ?これでも度が過ぎるようならコンクリに埋めて海に沈めるからな」
とか言って後々になってイチカの前なのに言いすぎたってめっちゃ落ち込むんだよね。なおイチカ(以下略)
- 98二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 11:28:02
かなり豪華な顔ぶれだな
- 99二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 14:37:55
このレスは削除されています
- 100二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 17:40:07
怒りを見せたことは落ち込む癖に、いざイチカが退学かもってなったら"そんときゃ俺も中退してイチカといるよ"とか言って一緒に責任を背負ってくれるんだ。
それとも中退せずイチカのことをラブに連絡したり、資金援助するなりして手を焼くのかね。
ワンチャン同棲ルートも?
やったねイチカ、君が勝者だ。
なんやかんや言ってこういうアクシデントがカズハルート攻略の鍵な可能性がある。
後は全員のカズハ側に対する信頼度が高いから告ればほぼOK出るとか?
カズハ自身最強と集中のW中毒者でキャラが自己完結してるから告白するイメージが湧かない。
もしそうなったら?長年熟成されたギャップにより破壊力倍増、脳破壊される人が続出するでしょう(天気予報並感)。
……カズハって告白されてないからいないだけで、メインキャラのメンツに告白されたら誰でもOKしそうな雰囲気あるな。
義理堅いし彼女ができたら誠実に接してくれると思う。
正実だけに(は?)。
同時に告白されたら……すごい曇りそうだなぁ。
それを同級生ABCに相談しても自業自得だからちゃんと向き合えってケツ叩かれそう。
……そうなったら誰を選ぶんだ?(永遠の謎)
in Trip Trap Train.
「見せたくないところ、見せちゃいけないところ、見せられないところを息苦しいながらも取り繕ってのに、それを一皮剥けばてめぇの同じ存在だと?戯言も大概にしろよ。あぁそれとも。そんなことも気づけなかったのかな?おチビちゃん♪」
- 101二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 17:57:57
ゲヘナではヒナに遭遇してちいかわになり、トリニティに行けばカズハに遭遇してちいかわになるカスミに逃げ場はあるのか
きっとミレニアムに逃げ込んでもネルに喧嘩売ってちいかわになる - 102二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 19:26:38
- 103二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 20:57:25
- 104二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 21:00:32
後はあれかも、W中毒者の自覚があるがゆえに断る可能性がある。
- 105二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 22:17:26
- 106二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 23:15:38
すんなりは行かなそう
- 107二次元好きの匿名さん26/04/11(土) 23:37:26
こういう関係ってお互いに最初は大体いがみ合うからな
間にいる先生が一番大変そう - 108二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 00:41:19
カズサが一番荒れそう
- 109二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 07:00:37
カズサ「………」
一番最初に反応を見せたのは杏山カズサ。
ヤンキーの姿を目の当たりにした途端、栗村アイリを庇うように立ち位置を調整し、相手の出方を伺っている。
アイリ「カズサちゃん……」
カズハ「ヤンキーじゃねぇか。話はもう着いたのか?」
そんな彼女に表情を暗くする栗村アイリ。その中で誘拐事件以降、唯一顔を合わせていた杏山カズハが会話の音頭を取る。
本題の前に適当な雑談を差し込み、明るい表情と声色でその場を和ませる姿は、杏山カズハの人懐っこさを表している。
ヤンキー「あぁ、粗方な。そっちこそ平気か?また抗争に巻き込まれたって聞いたぞ」
カズハ「モーマンタイ、怪我もなく制圧できたしな……んで、今日はなんの用だよ?俺だけじゃなく、カズサとアイリちゃんまで呼び出してさ」
肩慣らしの前置きもほどほどに、杏山カズハはヤンキーの本題にスポットライトを向ける。
ヤンキー「………謝りに来た」
ヤンキーはその光に怯えそうになる心をぐっと堪え、自分がここに来た理由と相手を呼び出した理由を告げた。
ヤンキー「今更なのは分かってる。どの口で言っているのかということも、謝れる立場でもないことも、重々承知しています」
謝意の念が強まるにつれて、口調が自然とタメ口から敬語になる。
ヤンキー「それでも」
「自分がカツアゲや恐喝といった悪事を働いている際に、杏山カズハの介入を受け、敗北したことで自己中心的な感情に掻き立てられ、突き放されていく実力差に不貞腐れ、それでも勝つことを諦められず、関係ない人を巻き込み、危険な目に合わせてしまったことを、ここで謝罪させてください」
「この度はご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。許していただくなどという考えは毛頭ございませんが、これが今の私にできる精一杯の気持ちの表し方です」
折りたたんだ膝を床へ着け、両手を添え限界まで頭を垂れる。
土下座だ。
ヤンキーは今までの行いを罪と認め、その被害の中心にいた目の前の三人へと、謝罪した。
- 110二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 08:19:36
近づく足音。そして、座り込むような服の擦れが耳に届く。
カズハ「顔を上げろよ、ヤンキー」
ヤンキー「……」
顔を上げるヤンキー。
声をかけた杏山カズハは、ヤンキーと同じように正座の姿勢を取っていた。
カズハ「この前も言ったけど、俺はカズサを狙ったお前を許すことは大抵できない。でも、それ以上に狙われたカズサを守りきれなかった自分自身を、誰よりも軽蔑してる」
その口から語られるのはかつて牢屋へ投獄された時に聞かされた内容と同じもの。
彼は相変わらず、妹を傷つけられたことよりも妹を守りきれなかった己の不徳を恥じている。
その高潔な在り方に格の差を感じさせられたのは、記憶に新しい。
カズハ「この前は、それが原因でしなくてもいい喧嘩をしたし、一旦和解した後も気まずい思いさせられた」
誘拐事件がトラウマになって、勘違いで妹と大喧嘩してしまった日のこと。
最悪が脳裏を過ぎって、詰め寄ってしまい、白熱し、勘違いだと分かって気まずくなった。
それを真の和解へ繋げられたのは、自分たちと関わってくれた友人たちのおかげだ。
本当、彼らには感謝をしてもし足りない程、世話になってばかりだ。
そして、冷静になったからこそ気づけたことがある。
思い出したとも言える。
自分たちのいた世界、その本質を。
「だけど、俺が踏み込んだのはそういう世界だ。スポーツのようなフェアプレー精神が行き届いた世界じゃない」
そう、本来あの場所はそんな綺麗な場所じゃない。
大人や子ども問わず、様々な思想や思惑が蠢く薄暗くも危険な場所なのだ。
カズハ「善悪問わず、誰かを傷つければ誰かに狙われる。自分の身内だってそう。そいつを炙り出すために、痛めつけるために、そいつが命よりも大事にしているものを狙い、奪おうとするのは考えてみれば分かる話だ。逆説的に、俺目当てでカズサが狙われちまったのは、仕方ないことだと思う」
そんなハックアンドスラッシュが主流の世界に踏み入れた時点で、奪い奪われ刺し刺されを容認したようなものであり、それで怒る姿は、向こうからすればさぞ滑稽に写ったことだろう。
「それでも割り切れないから、俺はお前を許せないし、あの世界の暗黙の了解に則って、報復しても構わない訳だが」
暗黙の了解に則ってヤンキーへ報復する。
それも選択の一つだろう。
しかし、杏山カズハはそんなことをするために不良となったわけではない。 - 111二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 09:44:05
「俺が不良になったのは自分を集中させてくれる相手を見つけるためであって、誰かを傷つけるためじゃない」
杏山カズハは誰かを傷つけるためにハックアンドスラッシュの世界へ飛び込んだのではない。
杏山カズハはただ自分の中にあるもどかしさを解消してくれる相手を探して、その世界へ飛び込んだのだ。
カズハ「だから、俺は人へ挑むことはあっても、人を傷つけることは絶対にしない。それが俺の通すべき筋だから」
そして、杏山カズハにはヤンキーに伝えるべきことがある。
「ヤンキー。さっきお前は悪事を働き、人に迷惑をかけたことを謝っていたけど、俺だって自分勝手な相手探しに、人を巻き込んでる」
それは、杏山カズハもまた自分の思想とは無関係な人を巻き込み、これでもかと迷惑をかけていることだ。
強いという噂を聞いて、挑んでみて、そうでもなかったら、また別の誰かを探しにその場を去った。
当時はそんなことばかり繰り返していた。
挑戦させて欲しいという伺いを立てたとはいえ、見方によっては迷惑行為と言えるだろう。
果たし合いの申し出にやってくる宇沢レイサを鬱陶しがる杏山カズサを見て、薄々感じていたことだ。
カズハ「俺を見てみろ。お前どころか、自分を満たしてくれる人を見つけた後でも、俺は誰かに挑むことを辞められず、自分の学園や他校の生徒へ迷惑かけてばっかだ」
カズハが実体験を語り、そんな自分に呆れたと言わんばかりに笑う。
カズハ「許す許さない以前に、俺たちは被害者であり加害者だ。今回は大事に至らなかったこともあって、俺はそこまで気にしてないし、だからこそ、更生のチャンスを与えた」
今回の件を除いても、加害者の側面を持ち合わせる杏山カズハはヤンキーの罪を断じることができない。
故に、その償いに役立てばとヤンキーやその他の不良たちに力を貸した。
「よく謝りに来てくれた。ここからがまじで大変だろうけど、気張ってけよ。ヤンキー」
それが実を結んだ以上、彼が言うことは何もない。
贖罪の道を進むと選んだヤンキーを応援し、精一杯の笑顔で送り出す。
それが、杏山カズハの答えだった。
- 112二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 11:20:11
ヤンキー「……あぁ」
カズハ「うしっ!んじゃー、俺の番は終わり!カズサとアイリちゃんはどうする?」
一通り話し終えた杏山カズハは姿勢を崩し、立ち上がって後ろで待つ二人の少女に問いかける。
カズサ「……アイリ、先行ってもらえる?」
アイリ「いいの?」
カズサ「うん、こいつとは最後に話したいから」
アイリ「……分かった。行ってくるね、カズサちゃん」
杏山カズサに順番を譲られた栗村アイリは、杏山カズハの例に習ってヤンキーの前へ正座する。
アイリ「お久しぶりです、ヤンキーさん。誘拐事件以来ですけど、お元気ですか?よく眠れてますか?」
改めて姿勢を直した栗村アイリは、ヤンキーに挨拶をする。
強い子だ、自分に危害を加えた相手だと言うのに、体調を気遣うとは。
ヤンキー「あぁ、平気だ。問題ない」
アイリ「本当にそうですか?」
半分反射的に答えたそれを、栗村アイリが再度確認する。
嘘を許さない強かさが、ヤンキーを射抜く。
ヤンキー「……正直寝付きが悪くて、あまり眠れてない」
それに耐えられなくなったヤンキーは思わず自白する。
本当はここ最近眠れていない。
謝罪の日が近づいていることを自覚する度。
恐怖心と焦燥感が心を揺さぶり、沈みかけた意識が引き戻され、何度憂鬱な朝を迎えたことか。
アイリ「やっぱり……それなら、後で一緒にティータイムにしませんか?今日は凝った話になると思ったので、今日はリラックス効果のある紅茶とお菓子を持ってきたんです!生憎、今日は天気が崩れる予報だったので、スイーツを食べに行くことはできませんが、代わりにあなたがこちらにいらっしゃったので、持参しておいて正解でした!」
先生に呼び出された際、日々の疲れを癒せればと持参してきた品物たち。
スイーツを食べに行くことは叶わないが、今回はそれがいい方向に転がってくれた。
ヤンキー「いや俺は「いいですよね?」……分かった」
断ろうとしたヤンキーだが、その上から被せられた栗村アイリの言葉に気圧されてしまい、承諾してしまう。
- 113二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 11:46:23
このスレ絶対エ駄死方面には行かなそうだな
- 114二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 11:48:30
カズハ「……フッ」
カズサ「兄貴」
カズハ「悪い」
そんな様子がおかしくて鼻で笑ってしまった杏山カズハを杏山カズサが叱り、彼はそれを謝る。
アイリ「決まりですね。それでは改めて自己紹介を。私はトリニティ総合学園、放課後スイーツ部に所属している一年生の栗村アイリです。よろしくお願いします」
ヤンキー「……よろしく」
長い挨拶と前置きも終わり、自己紹介する栗村アイリ。
互いが何者であるか理解した今、初めて彼らは対等になった。
アイリ「ヤンキーさん、私は怒っています」
故に発露される、栗村アイリの怒り。
アイリ「カズハさんをいたぶったことも、カズハさんを誘き寄せるために、カズサちゃんを狙ったことも、みんなに心配させたことも、全部許せません。かく言う私も本当に怖かったですし」
誘拐された時、栗村アイリは何をされるか分からない未知なる状況に、恐れを感じた。
しかし杏山カズハを狙った犯行と分かると否や、次に湧いてきたのは怒りだった。
栗村アイリは友人を大事にする方だと自負している。
一番身近だと、自分が所属している放課後スイーツ部の部員たちや、そのうちの一人である杏山カズサを目当てにやってくる宇沢レイサがいい例だ。
もちろん、杏山カズサの兄である杏山カズハも、頼れる先輩であり、年上の友人だと思っている。
確かに、それなりの頻度で発生する奇行には、苦笑いせざるを得ないが、彼を善人か悪人かで答えるなら間違いなく善人だ。
自身の満たされない欲望に悩まされ、不良の道まで着いてきてしまった妹を責任持って導いた。
ただ突き放すのではなく、そこで生きる術を教え込むだけではなく、組み手をすることで相手の痛みを知り、その力の使い方と重みを理解させた。杏山カズサに人としてやってはいけないことを教え込んだのは杏山カズハなのだと、宇沢レイサは言っていた。
そんな人が悪人であると、誰が言えようか。
- 115二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 11:55:03
誘われたところで顔真っ赤にして逃げると思う
- 116二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 14:19:13
アイリ「特に許せないのは、カズハさんの心に傷を負わせたことです。カズハさんは気にしてないなんて言ってましたけど、ちゃんと気にしてますし、それが原因でカズサちゃんと喧嘩したんですからね?」
ヤンキー「……」
栗村アイリの言葉に、ヤンキーは絶句した。
開いた口が塞がらない。
妹のことを守りきれず、自身の力不足を呪っていたことは知っていたが、そこまで深い傷になっていたとは、想像もつかなかった。
ヤンキーが対峙する杏山カズハはいつだって傲慢不遜で、大胆不敵で、舞い散る木の葉のように掴みどころがなくて、底知れなさを感じさせる人物だった。
それが情緒不安定になっていた?
あまりにも衝撃的な事実に、ヤンキーの脳内から発言の概念が消失してしまう。
漏れ出るのは、蝋燭の火も消せないか弱い吐息。
アイリ「やっぱり気づいていなかったんですね。カズサちゃんもカズサちゃんで、カズハさんに迷惑をかけてしまったことに落ち込んでたんですよ」
「喧嘩した後なんかもっと落ち込んでたんですから。幸いにもナツちゃん……同じ部活の子や先輩たちの協力もあって、事態は丸く収まりましたが、ヤンキーさんはそのことをちゃんと受け止めてください。当事者なんですから」
怒り口調と眉をつり上げた表情。
硬い声色と真剣な眼差し。
それらが圧としてヤンキーにのしかかる。
ヤンキー「………分かり、ました。肝に銘じておきます」
それを重く受け取ったヤンキーは口調を再度敬語に戻し、栗村アイリの警告を受け入れる。
アイリ「はい、お願いします。それじゃあ、私からはこれでおしまいです。ありがとうございました」
ヤンキーの返事を聞いて満足したのか、栗村アイリは会話を切り上げ、お礼を告げてからその場を立ち上がった。
そして、残るは一人となった。
- 117二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 15:34:52
カズサ「………」
杏山カズハの妹、杏山カズサである。
ヤンキーは改めて姿勢を正し、杏山カズサの発言を待つ。
カズサ「……私は」
「兄貴みたいに心が広いわけでも、アイリみたいに説教できる立場でもない。あんたのやったことは許せないけど、私だって自分から不良になることを選んだ人間だから」
杏山カズサは自分で不良になることを選んだ。
誰と戦ってもつまらなそうな顔で打ち勝つ兄。
満たされず、いつか人ならざるものに変えてしまうような雰囲気を纏った兄。
そんな危うい雰囲気を纏った兄の姿に憧れて、私は不良になることを志した。
必死に懇願して、喧嘩するくらい言い合って、やっとの思いで兄が折れて、私は不良になった。
兄は手始めに、杏山カズサと組み手をした。
身を守る術の会得と、相手の痛みを知って欲しいからだと言っていた。
実際、物凄く役に立った。襲われても大抵は返り討ちにできるようになったし、不用意に人を傷つけることはなくなった。
そして、何よりも大きな学びになったこと。
それは情操教育だった。
兄は悪事に対して厳しい人だった。
例え自分たちを襲ってきた相手でも、私が何かを盗んだり、執拗に痛めつけようとすれば、それを止めた。
かっこよく見えることでも、それは人を傷つけていい理由にはならないと、耳にタコができるほど聞かされた。
兄がいなければ、今より痛い子になっていたかもしれない。
そういえば、誰かが誰かに暴力を振るう現場に鉢合わせた時は、いの一番に首を突っ込んでいたこともあったっけ。
そんな危なかっしい兄の後を追いかけ、守ろうとした日々の連続が、今となっては懐かしい。
妹が不良になっても、人として道を踏み外さないように決して見放さず、中学を卒業するまで付きっきりで面倒を見てくれた兄。
普段は言えないけど、昔から色々世話を焼いてくれることには、心から感謝してる。
兄が寮に引っ越して、一人になった私。
家に帰っていた私は、道の片端にある綺麗なカフェで、ケーキやパフェを食べながら騒いでいる子を見つけた。
なんで食べてるのか分からないチョコミントを食べながら友達と笑っていた。
すごく楽しそうだった。可愛くて、柔らかくて、暖かい笑顔だった。
自分にはない、素敵な物を持つ女の子。
それに憧れた私は、不良から足を洗った。
- 118二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 15:41:00
兄に変化が訪れたのは、その後のこと。
なんでも、正義実現委員会の委員長に挑戦し、負けたらしい。
自身を負かした委員長に舎弟入りしたという話もあったが、そんなことが耳に入らないくらい、私にとって兄の敗北は衝撃的だった。
負けた?誰にでもつまらなさそうに勝っていたあの兄が?
それも相まって、私はトリニティ総合学園への入学を決めた。
翌年、私はトリニティ総合学園へと入学した。
そこで、心底楽しそうに笑う兄の姿を見た。
初めてだった、あんな顔をする兄の姿を見るのは。
鬱憤も、退屈も、渇望も、空腹もない。
己を満たしてくれた仲間たちとともに、青春を謳歌する姿を見て、私は。
やっと解放されたんだねと苦難の終わりを密かに喜び、良かったねと、素敵な日常が訪れる兄の未来を祝福したんだ。
それを経た私だからこそ、目の前の少年に言えることがある。
- 119二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 16:00:11
カズサ「ヤンキー、あんたは私だ。誰よりも強くて危なかっしい兄貴に憧れて、倒すことだけに夢中になって、届かないからって荒れに荒れて、それが人に迷惑かけてるってことを、誰にも諭して貰えなかった、そんな私」
ヤンキーは、杏山カズサのifの姿だ。
杏山カズサには憧れが常に傍にいて、付きっきりで面倒を見てくれた。
ヤンキーには憧れはあれど、それを導いてくれる人はどこにも存在しなかったのだ。
「私には兄貴がいたから、それをダメだと叱ってもらうことができたけど、そういう人がいなかったあんたは、取り返しのつかないことをするまで、間違いを間違いとして、止めて貰えなかった。止まることも許せなかった」
だからと言って過去は消えない。
杏山カズサがキャスパリーグであった過去を断ち切れなかったように。
杏山カズハが喧嘩に明け暮れた過去を否定せざるを得なかったように。
ヤンキーが自らの行いによって、大勢の人に迷惑をかけた事実は、人々の記憶に存在し続ける。
「私は兄貴みたいに罪悪感が消えるまで許し続けてあげることはできないし、簡単には割り切れないけど──」
かつて兄が迷惑をかけたことに罪悪感を覚えた自分にやったように慰め続けることも、お互い様だと笑い飛ばして背中を押してあげることも、栗村アイリのように言葉を揃えて諭すこともできない。
そんな杏山カズサにできることはただ一つ。
「少なくとも、あんたがこうやって謝りに来たことだけは、覚えとく」
今日この瞬間、ヤンキーが自分たちへ誠心誠意を込めて謝罪した。
その事実を記憶に留めておく。
それが、杏山カズサにできる唯一の手向けだった。
ヤンキー「………」
その答えを聞いたヤンキーは目を見開き、息を呑み、噛み締めるような表情で頭を垂れ。
ヤンキー「ありがとう………!」
万感の想いを込めた感謝を、伝えたのであった。
雨予報が外れ、青空が広がる窓の向こう。
今日は、過ごしやすい一日になりそうだ。
- 120二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 16:08:48
- 121二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 16:18:31
>>120です。
ヤンキーくんの謝罪会見終了しました。
前スレ、前レス要素とか色々盛り込んだ結果こうなりました。
カズハのW中毒者を全面に出せたこと、唯一過去に関わっていないアイリの説教、カズサによるヤンキーとの対比っていうのをしてあげられた気がしたので満足です!
先生出してあげられなくてごめんよぉ!
本当は後日談で終わった直後にキリのいいところでお茶にしようかって言わせるシーンがあったんだけどさぁ!
それより馬鹿騒ぎしてる方がそれっぽくていいよなって思って取り消しましたァ!(懺悔)
アビドスの姉御やりたかったけど、トンチキイベとヤンキーの謝罪執筆が重くて重くて手ェ付けられておりませぇん!
トンチキイベやその他諸々のストックを消費しつつ、アビドスの姉御ss執筆に取り掛かりまぁす!
- 122二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 19:01:18
正実本部 給湯室
カズハ「なぁハスミン」
ハスミ「なんですか?」
カズハ「最近、カズサが自分を攫った不良たちと向き合う所に立ち会ったんだけどさ、感情的に暴力をふりかざすんじゃなくて、理知的に言葉で話し合う姿を見て、成長したなって思ったんだ」
「喧嘩っ早くて危なかっしくて、俺が心配だからと後を着いてくる健気な子。それで苦労したことも、大変だったことも、迷惑をかけたこともある」
「そんな俺があれこれ言うのは本当に正しいのかって、心のどこかでずっと考えてた。そしたら、あの子なんて言ったと思う?」
カズサ"ヤンキー、あんたは私だ。誰よりも強くて危なかっしい兄貴に憧れて、倒すことだけに夢中になって、届かないからって荒れに荒れて、それが人に迷惑かけてるってことを、誰にも諭して貰えなかった、そんな私"
"私には兄貴がいたから、それをダメだと叱ってもらうことができたけど、そういう人がいなかったあんたは、取り返しのつかないことをするまで、間違いを間違いとして、止めて貰えなかった。止まることも許せなかった"
"私は兄貴みたいに罪悪感が消えるまで許し続けてあげることはできないし、簡単には割り切れないけど──"
"少なくとも、あんたがこうやって謝りに来たことだけは、覚えとく" - 123二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 19:05:17
カズハ「それを聞いてさ、俺がやってきたことは無駄じゃなかったって、肯定されたみたいで感じられてさ、後で一人ボロ泣きしちゃったんだよね」
「カズサは間違いなく成長した。俺の助けが必要な時はあれど、あの子はあの子とその周りの人の力を借りて乗り越えられる」
「そのことが堪らなく嬉しくて、堪らなく寂しい」
ハスミ「……相変わらず、カズハはカズサさんが好きなのですね」
カズハ「当然。どんだけ口悪かろうが、どんだけ大きくなろうが、俺の中にいるあの子は、幼くて可愛い妹なんだから」
ハスミ「ならばなおのこと、困っていたら助けてあげなければなりません。あなたとの繋がりが、カズサさんにとって変え難い安らぎでしょうから」
カズハ「………おう!」
ツルギ"私と出会ったあの日からあいつは変わった"
ハスミ(……本当に、似た者同士ですね)
カズハ「ハスミン?」
ハスミ「なんでもありません、そろそろ仕事に戻りましょうか」
カズハ「ふーん……ところでハスミン、ここにあったお菓子知らない?さっき来た時より減ってんだけど」
ハスミ「知りません、なんでも私が食べたと思わないでください」
カズハ「別に俺、ハスミンが食べたって疑った訳じゃないけどなぁ?」
ハスミ「……はっ!?」
カズハ「残念、いつものお礼にシュークリームあげようと思ったのに」
ハスミ「待ってくださいこれには訳が──」
カズハ「我慢できない人にはあげません〜」
ハスミ「カズハ!!!」
(そして始まる言い訳タイム)
和解後に食べたシュークリームは、人の心のように繊細で柔らかく、今ある幸せな日常を表すようにカスタードクリームの甘い香りと味が、口の中へ広がった。
あなたの心はシュークリーム Fin.
カズハ「あ、そうそう。近々小鳥遊ホシノさんと戦いに、アビドスの方に行ってくるから」ヨロシク
ハスミ「は?」
To be continued.
- 124二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 19:46:26
NOPE 『ギルティ監獄』篇 15秒
サン〇リー 欲望と生きる男たち
同級生ABCwithカズハ ver.
テレビ inアジト
同級生A「お、新入り。何やってここに来た?」
同級生B「夜中にアイス食べちゃった罪で」
同級生A「へへっ、やるねぇ」
同級生B「もう二度としないって決めたんで」
同級生C(山盛りジャンクフードお盆ガン!)
(NOPEダン!)
(♪電気グルーヴ 富士山)
同級生A「でもよぉ」
同級生B「……!」
同級生C(ガツッ!)
同級生A「欲望に負けちゃうくらいが」
同級生C(はむっ、ほむっ)
同級生A「人間らしいんじゃねぇの?」(エコー)
同級生B「……ゴクッ」フッジッサアン! フッジッサアアアン!
同級生C(ゴクッ、ゴクッ)
カズハ「ギルティ炭酸。ノゥプノゥプノオォプ!」
不良A「なにあれ、とうとう捕まった?面会の予約しとく?」E.Nope
不良B「某炭酸飲料のCMに出演した同級生ABCwith杏山カズサ16歳。杏山妹がキャンペーンガールのアルバイトをした際に迷惑をかけたのでそのお詫びとして撮影に参加したんだと」E.Nope
不良C「ラブさん曰く、迷惑の内容はバイトの一環でキャンペーンガール衣装の試着をしていた杏山妹を目撃した杏山が如何わしい仕事と勘違いして暴走したからとか。克服済みだけど、俺らの誘拐事件がトラウマになってるって話もあったな」E.Nope
ヤンキー「ヴヴヴ……」気絶+痙攣+唾液+発泡
E.落としたペットボトル&広がるNope
不良A「あ、罪悪感と炭酸にやられて失神した。罪(ギルティ)だけに、死刑(デスペナルティ)ってか?」
不良B「は?」
不良C「あのさぁ……」 - 125二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 20:56:12
カップリング議論をする正実モブはどうでしょう?
ここは正義実現委員長本部のとある秘密の部屋
正実モブ1「私としては、やはり王道のイチカズだな。あの背中を預け合う相棒感がたまらねえ。」
正実モブ2「確かにイチカズは現状最も有力なカップリング候補だね。でも、スズカズも負けてはいないよ。奥手なスズミ先輩に無自覚女誑しなカズハ先輩はドストライクだよ。」
正実モブ3「私としては、ツルカズやハスカズも嫌いではないのですが、あそこはカップルというよりも姉弟に近い物を感じますね。」
正実モブ4「待たれよ同志達...ここで私は新たな候補を提唱させていただく。」
正実モブ1「ほう?」
正実モブ2「聞かせて。」
正実モブ3「お詳しく。」 - 126二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 20:57:37
正実モブ4「それは...セリカズだ!」
正実モブ1/2/3「「「セリカズっ...だと/だって/ですって!?」」」
正実モブ4「そう!カズハ先輩はその性格と戦闘スタイル故に怪我をすることが多い!そして、とある筋からの情報によると、どうやらカズハ先輩の治療はいつもセリナ先輩が担当しているとのこと!所属も違い、互いに仕事で忙しく、会う時間は確かに少ない...でも、治療をするその時!誰にも邪魔されない2人だけの世界がそこにはある!その濃密な時間はイチカズやスズカズにも引けを取らない!」
正実モブ1「おいおい、とんでもないものが飛んできたぞ...!?」
正実モブ2「これは界隈がひっくり返るよ!」
正実モブ3「妄想が捗りますわね...」
正実モブ4「喜んでくれたようで何よりだ。」
- 127二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 20:59:09
- 128二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 20:59:13
マグショット・バックグランド(NOPEの顔マーク入り)
マグショット風メインビジュアル
センター
同級生ABC(囚人服)E.マグショットレターボート
なよなよするA、ニカニカするB、ニヤリとするC
右サイド
カズハ(警察制服)
ドスの効いた表情で真っ直ぐ姿勢を正している
左サイド
カズサ(キャンペーンガール)
>>69のように着崩し、両手をポケットに、足を肩幅に開いて舌を出す
撮影終了後
カズハ「カズサ」(パーカーのファスナーを閉める)
カズサ「ん」(無抵抗)
同級生A「なにあれ、距離感バグ?プログラマー呼んできた方がいい?」
同級生B「妹に肌を晒して欲しくなくてファスナーを閉める杏山カズハ16歳。警察官コスが癖に刺さった連中が正実の巡回中に絡んでくるから警戒してんだと」
同級生C「イチカ嬢曰く、最近カズハを求めて正実へ訪れる生徒も多いとか。それによると取り調べ(意味深)して欲しいとか何とか」
同級生A「うわぁ……(ドン引き)。そういえば(些細な現実逃避)、最近cmの演技を持ちネタ認識されて即興でやることが増えたな。"何してここに来た?"の下りやりすぎて喉がガラガラだわ。そっちはなんかある?」
同級生B「俺は特に、強いて言えばカズハを探してる人に声かけられたくらい」
同級生C「僕は大食いキャラとして認識されたせいで山海経の玄武商会に連れてかれて大変な目にあったよ……」
同級生AB「「南無三」」
同級生C「あ、お土産もあるから後で渡しとくね〜。カズハとカズサ嬢にもあるよ〜」
杏山兄妹「「サンキュー/ありがとうございます」」
↓>>124の元ネタ
- 129二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 21:04:19
- 130二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 21:34:32
こんな感じでしょうか
正実モブ1「トリニティ以外の学園の人も考えると、やっぱりゲヘナの風紀委員長は外せないな。カズハ先輩の性癖暴露告白には流石の私もド肝抜かれたよ。トリニティとゲヘナの禁断の恋といった感じだな。」
正実モブ2「ミレニアムだとC&Cの美甘ネルさんだね。あそこはツルギ先輩と似たような感じもするけど、姉弟としてのニュアンスは少し違う感じもするね。」
正実モブ3「近々、カズハ先輩がアビドスを訪れるという話を聞きましたわ。そちらの方は今後の進展に期待ですわね。」
正実モブ4「シャーレの当番で百鬼夜行の生徒と一緒になったっていう噂も聞いたけど、こちらはあまり詳しいことはわからない。とりあえず、他学園だとなかなか情報が集まらないから、新しい情報が出たらすぐに共有しよう。5はどう思う?」
正実モブ5「.........先カズ?」
正実モブ1/2/3/4「「「「それは修羅の道だぞ/だよ/ですよ/だ!」」」」
- 131二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 21:35:07
ミカカズはなさそうか…
- 132二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 22:15:29
- 133二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 22:57:02
前スレ162で確認できるんだけど、カズハが"つまりあんたたちは超ドストライクだ〜"っていう風に言ってんだけど、あんたたち、つまり複数形なんよね。てことはさ、そういう目で見ている人が他にもいるわけで。
我々読者や一部関係者からすればいつものだなで終わるんだけど、いかんせんそれを知らん人からしたら女の仇もいいところだよ。
そりゃウイの女将もシミコの若女将を守ろうとしますわ。
……流出が一部に抑えられていたとしても、彼の世間体酷いことになってない?あと各学園の最強をそういう目(意味深&誤解)で見てるとかリアル国際問題じゃない?大丈夫?
- 134二次元好きの匿名さん26/04/12(日) 23:46:38
- 135二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 01:55:25
現状出てないからまだ何とも言えないけどカヨコがカズハの全てをかっさらう可能性が重々にあるのがな
- 136二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 03:16:09
カズハはどこまで恋愛に興味あるんだろう?
- 137二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 07:28:34
なんやかんや貶すような子じゃないから戦い以外でも友人として仲良くできそう。
夏空のやけくそ、もとい夏空のやくそくでも奔走するミカを見てカスミ相手でもミカ第一に立ち回ってくれそう。
トリニティ某所 杏山カズハの恋愛観について
Q.あなたに恋愛感情はありますか?
A.俺だって男子高校生っすよ?そりゃありますよ、ただ人よりその毛が薄いだけで。
Q.お付き合いしたい方はいらっしゃいますか?
A.名前は伏せますけど、この人ならって考えたことは何度かありますよ。でもそれ以上に、それ以前に、俺って集中するのが好きなんすよね。水中に溶け込むようなあの感覚に分からされた以上、俺は俺はもう逃げられない。そういう意味じゃ、俺も恋に落ちているのかもしれないっすね。水の中へ沈み込むのと同じように。
Q.お付き合いしたいとすれば、どんな方ですか?
A.……集中が切れて、水の中から上がってきた自分を乾かしてくれる風や毛布みたいな人っすかねぇ。後は褒めてくれる人とか。
Q.告白されたら付き合いますか?
A.付き合いますよ。良い恋人関係に繋がるかは別として、ありがたいことに大勢いるんですよ。こんな喧嘩と任務と鍛錬しか脳のないやつを好いてくれる人。俺もそういう人たちを大事にしたいっすからね。
Q.人間関係に恵まれたんですね。
A.はい。良きことも悪いことを経験したからこそ、私はここまで来れました。そんな彼らの期待に応え、私は自分の心の赴くままに進んでいきたいと思います。
Q.本日はご質問にお答え頂き、ありがとうございました。
今後のご活躍に期待しています。
A.ありがとうございました。
ボイスレコーダーはここで終わっている。
杏山カズハの恋愛観について Fin.
- 138二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 07:56:02
>>137です。
褒められたいからいつも人を褒めてるとかありそう。
前スレ77で確認できるボクシング大会後のツルギがお見舞いに来た時にも泣いてたし。
戦いの時はそれすら置き去りにするんだろうけど、限界を超えて戦うってなったら、自分のことだけじゃないからって再起動かけるんだ。
きっとその姿は、ツルギによく似ていることだろう。
- 139二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 09:40:58
- 140二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 11:52:41
- 141二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 14:40:32
トリニティ某所 専用トレーニングルーム
立ち会いの剣先ツルギ
ミカ「それじゃ行くよ、カズハくん!」
カズハ「バッチ来いです!ミカ様ァ!」
ミカ「オラオラオラオラオラオラ☆」
カズハ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
(ラッシュ対決によって発生する衝撃波)
VIP席
セイア「トレーニングルームの使用許可が欲しいと言われて来てみれば、こんなことになっているとはね」(監督役)
ナギサ「……」(同じく監督役、茶器がカタカタしてる)
同級生A「なにあれ、プッツンでもした?三部処刑BGM流しとく?」E.ライオットシールド
同級生B「ミカ様に誘われてラッシュ対決をしている杏山カズハ16歳。ボクシング大会を経て向上した技の精度を見てるんだと」E.ライオットシールド
同級生C「アズサ嬢曰く、あの大会以降更に攻撃のキレが良くなったとのこと。声を出しているのは本気をセーブする目的もあるとか」E.ライオットシールド
同級生A「某蜘蛛男かよ。確かにメテオラッシュの発生が前よりちょい早ぇけど!なんでそれに着いてけてんだよあいつ!?」
同級生B「カズハもカズハで、それなりに経験詰んでるからなぁ……訓練だけでそれを上回るミカ様って何者?」
同級生C「修行した某宇宙の帝王、かなぁ」
ミカ「オラァッ☆」
カズハ「ふぐあぁぁぁぁっ!?」
同級生A「あ、終わった」
同級生B「すごい飛び方したな、壁材が凹んでるしよ」
同級生C「なんで壁材が生身の肉体に負けるんだろうね」(遠い目) - 142二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 15:30:06
スルーしてきたけど、カズハって誘拐事件の描写からして少なくとも三桁の脳焼いてるんだよね。
ヤバくない?
大学上がったら酔い潰されたところを、先輩に食われそうな気配ある。
さすがに卒業したら落ち着く……よね?
夢を考えるなら未来に現れるであろう第二のカズハのために教室開く可能性もある?
- 143二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 19:01:24
ツルギ「両者そこまで」
カズハ/ミカ「「お疲れ様でした」」
ミカ「今日は動いたねー、カズハくん。なんかこの前より力着いた?思ってたより長く続いたからびっくりしちゃった」
カズハ「ありがとうございます!ミカ様こそ、この前より技の出が速くなりましたね!余計な力もなくなって以前とは別人のように技のキレが良くなってますよ!」
ミカ「えへへ、そうかな?なんか照れるな〜」
同級生A「ラッシュ対決が決着して、パワーレベリングも終わったと思ったら、そのままラウンド2に行くとはなぁ」E.ライオットシールド
同級生B「掛け声なくなってからが本番だった、放課後スイーツ部の子たちよくこれを耐え抜いたな……」E.ライオットシールド
同級生C「ツルギ委員長が参戦しなかっただけマシさ、もし三つ巴になってたらもっと酷かったよ。しかもこの様子だとまた呼び出されるよ、僕たち」E.ライオットシールド
同級生ABC「「「はぁ……」」」
- 144二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 21:03:05
スズミに防塵ゴーグルを自慢するカズハ。
カズハ「お、スズミさんだ」首元に防塵ゴーグル
「おはようございます、スズミさん」
スズミ「おはようございます、カズハさん……おや?」
カズハ「ん?あぁ、これですか?いいでしょう、これ妹からのプレゼントなんです。最近厳しくしてたからそのお詫びだそうです」
スズミ「そうでしたか、それはいいですね。似合ってますよ」
カズハ「ありがとうございます!」
スズミ「でもなぜゴーグルを?何か目に異常でも……」
カズハ「あぁいや、そんな大層な事じゃなくて。今度アビドスに行くんですよ。妹がそれを聞いて防塵ゴーグルを選んだって感じです」
スズミ「なるほど……アビドスへは何しに行かれるのですか?」
カズハ「うぇ!?あー……」
スズミ「……聞いてはいけない内容だったようですね、すみません」
カズハ「あ、いやいやいや!違くて!アビドス高校の人と戦いに行くんですよ!」
スズミ「そうなんですか?」
カズハ「そうなんですよ。この前シャーレに頼った際に話す機会があって、腕試しをしてみないかと誘われたので近々行くことになったんです」
「ただ、それをそのまま伝えるのも字面が酷いもんですから、どう伝えるべきか言い淀んじゃって」
スズミ「そういうことでしたか、でしたら問題ありませんよ」
「カズハさんが嬉々として、誰かを傷つける人じゃないのは、ちゃんと分かっていますから」
(俺だって自分勝手な相手探しに、人を巻き込んでる)
(迷惑をかけてばっかだ)
(俺たちは被害者であり加害者だ)
カズハ「……はは」
「そうですか。それなら、良かった」
スズミ「カズハさん?」
カズハ「……最近自分を見つめ直す機会があったんで、それを思い出してました。良かったらこの後CDショップに行きません?歩きながら話しましょうよ」
スズミ「構いませんよ、早速お店へ向かいますか?」
カズハ「助かります。それでさっきの話なんですけど、最近過去に俺と対戦した不良と会ったんですよ──」
他愛ない一言で救われた、そんな一日。 - 145二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 22:24:26
このレスは削除されています
- 146二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 22:27:19
カズハのシチュボ聴くスズミとかどうでしょう?
スズミ「これが...カズハさんのシチュエーションボイス...」ピッ
"あっ、スズミさん。"
スズミ(すごい...この音声名前を呼んでくれるんですね...)
"スズミさーん。"
スズミ(まるでカズハさんがすぐ隣にいるような...)
"スズミさん?"
スズミ(もう少し音量を...って、あれ?音量がゼロになってる?じゃあ今聞いていた音声は...?)
カズハ「なにしてるんですか?スズミさん。」
スズミ「っ!?」ビクッ!
スズミ「カ、カズハさん!?///い、いつからそこに!?///」
カズハ「さっきですね。スズミさんが何かを真剣そうに聞いてた時からです。」
スズミ「そ、そうだったんですね///(じゃあ、さっきのは音声ではなく、カズハさん本人の...///)」
- 147二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 22:28:41
- 148二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 22:29:54
カズハ「いや〜まさかこんな名曲を今まで聴き逃していたとは...!俺は今聞いた中だとオスティン・ビーバーのベイビーが一番好きです!」
スズミ「気に入っていただけたなら、よかったです。」
カズハ「それじゃあ俺そろそろ行きますんで、また音楽の話しましょう!」
スズミ「はい。楽しみにしてます。」
カズハ「あっ、そうだ!忘れるところだった。」
スズミ「どうかしましたか?」
カズハ「流石の俺でも目の前で自分のシチュボ聴かれるのはちょっと恥ずかしいんで、またこっそり聴いてくださいね。」(耳元で囁く)
スズミ「...っ!?///」
- 149二次元好きの匿名さん26/04/13(月) 23:33:39
これはほぼデートでは?
- 150二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 01:36:14
耳元での囁きは破壊力抜群だろ
- 151二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 01:50:40
Expoネタでも。
ヘルメット団掃討
ツルギ「ギャハハハハハ!」
カズハ「楽しいっすね!姐さん!」
ハスミ「フッ、フッ、フッ!」
カズハ「頑張れハスミン!犠牲になった甘味のためにも!」
コハル「それ煽ってない?」
カズハ「お、放課後スイーツ部だ。やっほー、皆楽しんでる〜?」
アイリ「はい!」
ヨシミ「ほらカズサ、あんたの兄貴が来たわよ〜」
ナツ「こちらも挨拶しなければ無作法というものだよ 」
カズサ「うっさい!!!」
カズハ(というかミレニアム生と連絡先交換してる!?今連絡先の交換ってそんなスタンダードなの!?それともうちの子かあちらさんがやり手なだけ!?)
※ネルの旦那がいないのは、vsネルがセイア伝いに招待されたという描写があるので、必然的にExpo後になるのかなと思った次第です。 - 152二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 03:48:14
あくまでも表側で動いてる形になるか
- 153二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 07:47:22
アビドス高等学校 対策委員会・教室
ホシノ「準備できたよ〜、皆の方はどうかな?」
???「え、ホシノ先輩もう準備終わったの!?」
???「珍しいですね、こういう時は大抵一番最後になるのに」
ホシノ「おじさんも先輩だからね。たまにはセリカちゃんやアヤネちゃんにいい所見せないと〜」
???「それだけ今日を楽しみにしてたんですよね?ホシノ先輩☆」
???「ん。最近ずっとソワソワしてたから、こっちも落ち着かなかった」
ホシノ「うへぇ、ノノミちゃんにシロコちゃんまで………」
アヤネ「あはは……とはいえ、今日は久しぶりにお客さんが外部からやってくる日。そうなっちゃうのも分かる気がします」
セリカ「でも大丈夫なの?聞いた話だとその人、ゲヘナの風紀委員長を口説いた上、自分の性癖を暴露したっていうじゃない」
ホシノ「それは大丈夫だよ。おじさんも少ししか話してないけど、そういう空気の子ではなかったし。ヒナちゃんを口説いたのも、性癖を暴露したのも、多分そっち方面じゃなくて少し舞い上がっちゃっただけなんじゃないかな」
(実際、ヒナちゃんもそう言ってたしね)
ヒナ"杏山カズハは、戦いが好きというより集中できる手段として戦いをしている。彼の口説きや暴露はそうさせてくれた相手への純粋な感謝から来るものよ"
"もし杏山カズハと関わることがあるなら、噂の先入観は捨てて、まずは一度話し合ってみて"
"きっとあなたも気にいるはずよ、ホシノ"
ホシノ(ヒナちゃんがあんなこと言うなんてねぇ。相当気に入ったのかな?)
ノノミ「ホシノ先輩〜!準備できました〜☆」
シロコ「こっちもできた、いつでも行けるよ。先輩」
ホシノ「うへぇ、それじゃ行こっか」
トリニティからのお客さんを迎えに、ね。 - 154二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 10:38:32
ヒナからめっちゃ高評価だ
- 155二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 13:23:02
当事者から話を聞いてない場合は『ゲヘナの風紀委員長を口説いた上に自分の性癖を暴露した人』の印象持たれてるよな
- 156二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 19:40:10
カズハは女性の扱いに関してSランクだと思うのよな
直接関わって悪い印象与えた人ほぼ居ない気がするんよ - 157二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 19:47:50
アビドスステーション
ほかの自治区と比べ、乗り降りする人が少ない駅に客を乗せた電車が停車する。
開くドア、降りていく客の群れに見慣れぬ姿が三つ。
???「フッフッフ……」
正義実現委員会の制服を身に纏い、わざとらしく、そして軽快に笑う少年。
鉄血メイスを片手に、彼はアビドスの地へ降り立つ。
三日前からこの日が待ち遠しくて眠れなかった、ドキドキでワクワクで、戦いを想像する度に心臓から血が流れゆく感覚に何度目を覚ましてもらったことか。
カズハ「来たぜアビドスウゥゥゥ!」
そんな想いを爆発させる彼の名は、杏山カズハ。
この地、アビドス最強と名高い小鳥遊ホシノと戦うためにトリニティからやってきた大馬鹿者である。
「休暇を申請し、受諾されるまで!長い時を経てようやく来れた……」
小鳥遊ホシノと約束を交わしたのはシフト調整が終わった直後であり、休むのは容易ではなかった。
三日間、自分の穴を埋めてくれるように正義実現委員会の仲間たちへ掛け合い。
学園外へ行くことを上に報告し、外出目的の審議を行いetc……。
それらを乗り越え、条件付きで外出許可が降りたのだ。
その条件とは二つ。
先生「テンションも高いね、カズハ。そんなに楽しみだったの?」
その一、各学園に精通しているシャーレの先生を同行させること。
アビドスとトリニティの仲介人として、剣先ツルギと羽川ハスミが遣わした保険。
トリニティ外部の者であり、杏山カズハの理解者であり、アビドスとの親睦がある。
- 158二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 22:18:45
そんな唯一無二の要素を揃えた大人は、今日も生徒のために駆けつけてくれた。
カズハ「そりゃそうですよ、叔父貴!学園からの指名はありましたけど、最強から個人としてお誘いを受けるのは今回初めてなんですよ!?しかも相手はヒナの大将が認める強敵!とあれば、心躍るってもんです!」
イチカ「そのせいで私も着いてくる羽目になったっすけどね」
有頂天に達しかけた杏山カズハへ釘を刺す仲正イチカ。
今回小鳥遊ホシノと杏山カズハの一騎打ちを見届けるために派遣された人材……というのは建前で、彼の他学園生徒に対するセクハラ発言(口説き文句や性癖暴露など)を即座にフォローする生贄(サポーター)である。
彼女が選ばれたのは正義実現委員会の中で杏山カズハ(W中毒者)と一番対等であり、かつトリニティの看板を背負うに相応しい生徒として、仲正イチカは抜擢された。
決してイチカズの良さを広めたいとかそういう意味じゃないよ。By 正実モブ
見方を変えれば、今回の交流は今まで関わりの薄かったアビドスとトリニティが親睦を深める絶好のチャンス。
それを台無しにするわけにはいかないと焦った上層部が提案した条件でもあった。
カズハ「うっ、それはごめん。まじで反省してる……」
舞い上がっていたとはいえ、自分が悪いことを自覚している杏山カズハは素直に謝罪する。
イチカ「全く、私たちがいなかったら今頃正実追放どころの騒ぎじゃすまなかったんすから、ちゃんと感謝してくださいっすよね?」
「後、せっかくここまでしてやったんすから、普通に倒れたりしないでくださいよ?もし倒れたら承知しないっすから!」
カズハ「!」
イチカ"割といつも通りっすね。でも、ちゃんと止めといてくださいよ〜?潰れたらただじゃおかないっすから"
"それで攻撃を受ける他なかったってのはありそうっすね。分かりました、一緒に模索するっすよ!"
カズハ「………はっ。俺のケツを叩くのはいつだってお前だな、イチカ」
「任せとけ、ここまでお膳立てしてもらったんだ。退屈はさせねぇよ」
イチカ「なら思いっきりやってください。もしまたカズハが変な事言い出しても、私がフォロー入れてあげるんで」スッ…
カズハ「おう、任せた!」ハイタッチ!!
- 159二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 22:45:42
アビドスと言えばヒフミかと思ったけどカズハがヒフミとの絡みがほぼないのな
というか補習授業部がハナコとコハルのみ関係値があってヒフミとアズサはほぼ皆無だった - 160二次元好きの匿名さん26/04/14(火) 23:38:50
さすがにこれだけのメンバーが揃ってるなら迷子になるなんてことにはならないか
しかしこの2人、見方を変えるとほぼ夫婦である - 161二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 09:07:49
先生「青春してるね、二人とも」
カズハ「あ、すみません叔父貴。ほったらかすような真似をして」
先生「気にしないで、カズハ。むしろ相変わらず仲がいいようで安心したよ。それじゃ、そろそろアビドスへ向かおうか。迷子になりやすいから私の後をしっかり着いてきてね」
???「ん、その必要はない」
先生「え、シロコ?」
シロコ「久しぶり、先生」
ホシノ「おじさんもいるよ〜」
カズハ「ホシノさん!」
ホシノ「久しぶり〜、カズハくん。元気してた〜?」
カズハ「そりゃもうお陰様で!この日が待ち遠しくて寝るのも大変でしたよ!……もしかして、結構待たせちゃいました?」
ホシノ「いや?さっき来たばかりだよ〜。それにしても、恋人みたいなやり取りだね。もしかして、おじさん今口説かれてる?」
カズハ「ちょ、怖いこと言わないでくださいよ!ただでさえ噂に尾びれが着いて大変なんですから……」
イチカ「だったらもう少し自重すればいいんじゃないすか?ま、息をするように人を誑し込むカズハには無理でしょうけど」
カズハ「喧嘩売ってんのかてめぇ、つーか肩に肘載せんな!」
イチカ「あ、申し遅れたっす。私トリニティ総合学園で正義実現委員会やってる、二年生の仲正イチカっす。噂は聞いてますよ、主にカズハから」
カズハ「聞けよ!」
ホシノ「初めまして、イチカちゃん。アビドス対策委員会の委員長やってる小鳥遊ホシノだよ。よろしく〜」
シロコ「……」
カズハ「好き勝手言いやがって……ん?」
- 162二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 09:40:39
シロコは犬(狼)でカズハは猫だから相性悪いというかライバル心燃やしてたりするのかな?
- 163二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 12:06:01
これはホシノとやる前にシロコ戦も来そうだな
- 164二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 12:19:34
シロコ(ホシノ先輩は正実の委員長に挑んで負けたから舎弟入りしたって言ってたけど──)
カズハ(アビドス高校の制服……叔父貴はシロコって呼んでたな。それにしても──)
シロコ/カズハ((この人/この子、強い))
シロコ「アビドス対策委員会二年生、砂狼シロコ。よろしく」スッ…
カズハ「正義実現委員会二年生、杏山カズハだ。よろしく。今会ったばかりだけど、あんたとは上手くやれそうだ」ガシッ
シロコ「奇遇だね、私もそんな気がする」
イチカ「爆速で仲良くなってる……」
ホシノ「二人とも境遇が似てるからねぇ、惹かれ合うものがあったんじゃない?」
先生「言われてみれば似ている部分が多いかもね。特に拾われた後とか」
イチカ「カズハはともかく、シロコさんはどんな感じなんすか?」
先生「そうだね……この際だからお互いに知ってることを出し合いながら移動しようか。親睦も深めるってことで」
ホシノ「賛成〜。てことでよろしくね、イチカちゃん」
イチカ「こちらこそよろしくお願いします、ホシノさん。あいつとは長い付き合いなので、それなりに参考にできると思うっすよ」
ホシノ「あは〜、頼もしいねぇ」
(距離が近いのはそういうことね)
- 165二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 13:12:34
どんどん他校に知り合いが増えて行く
- 166二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 15:32:19
砂狼シロコ(16歳・二年生)
・最強(ホシノ)へ挑み敗北した後、アビドス高校へ入学。
・治安維持組織(アビドス廃校対策委員会)所属。
・その後の人格に大きく影響を及ぼした。
・仲間に恵まれ、大切にしている。
・仲間からも大切にされている。
・先輩(ホシノ)に憧れている。
・奇行(銀行強盗など)に走る。
・荒れていた過去を持つ。
・トラブルメーカー。
杏山カズハ(16歳・二年生)
・最強(ツルギ)へ挑み敗北した後、トリニティ総合学園へ入学。
・治安維持組織(正義実現委員会)所属。
・その後の人格に大きく影響を及ぼした。
・仲間に恵まれ、大切にしている。
・仲間からも大切にされている。
・先輩(ツルギ)に憧れている。
・奇行(性癖暴露など)に走る。
・荒れていた過去を持つ。
・トラブルメーカー。
- 167二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 19:41:08
同じすぎる
- 168二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 22:47:48
ここで湧いてきたカズシロ
- 169二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 23:06:05
イチカ「……こんな共通点あったんすね」
ホシノ「ここまで被るとはねぇ、流石におじさんもびっくりしちゃった」
先生「あはは……そういえば、ノノミたちはどうしたの?」
シロコ「ノノミたちは今、屋外演習場で準備してる。人手が足りないから、みんなそっちに行ってる」
???「あ、来ましたね!」
???「ホシノ先輩、シロコ先輩。お迎えお疲れ様です!」
???「お帰り、意外と早かったわね」
シロコ「ん、ただいま」
ホシノ「みんなただいま〜。二人とも紹介するね。この子たちがさっき言ってた準備を担当した後輩たちだよ。右から順番に行くね。二年生の十六夜ノノミちゃん。アビドス歴は私の次に長いよ。お母さんみたいに、みんなをまとめてくれるんだ」
ノノミ「初めまして、十六夜ノノミです。よろしくお願いしますね☆」
ホシノ「それから一年生の奥空アヤネちゃんに、黒見セリカちゃん。アヤネちゃんは時折暴走しがちな私たちをもっともな意見で止めてくれるしっかり者。主に整備や金銭関係でお世話になってるよ」
アヤネ「一年生の奥空アヤネです。よろしくお願いします」
ホシノ「セリカちゃんは時々騙されちゃうけど、学校の借金返済のために意見を積極的に出してくれたりとか、ボケがちな私たちをストレートにツッコんでくれる真っ直ぐで頑張り屋な子だよ」
セリカ「黒見セリカよ、とりあえずよろしく。というかホシノ先輩!もっと他に紹介の仕方なかったの!?」
ホシノ「こんな感じでね」
イチカ「あはは……と、今度はこっちの番っすね。トリニティ総合学園から来ました。正義実現委員会所属、二年生の仲正イチカっす。今日はよろしくお願いするっす!」
カズハ「同じくトリニティ総合学園から来ました。正義実現委員会所属、二年生の杏山カズハです。本日はよろしくお願いします」
ホシノ「んじゃまぁ、一通り自己紹介も済んだことだし、早速始めちゃう?」
カズハ「いきなりですね、いいんですか?」
ホシノ「のんびりやるのもいいけど、正直待ちきれないでしょ?」
カズハ「……バレましたか。お願いしてもいいですか?」
ホシノ「いいよ〜」
カズハ「……それでは小鳥遊ホシノさん」
「一手御指南のほど、よろしくお願い致します」
ホシノ「……うへ」
「こちらこそよろしくね、カズハくん」
- 170二次元好きの匿名さん26/04/15(水) 23:45:58
会う前と会った後だとイメージ絶対変わってるだろうな
- 171二次元好きの匿名さん26/04/16(木) 04:18:29
カズハは砂のある環境で力をどれだけ発揮できるかね
- 172二次元好きの匿名さん26/04/16(木) 11:57:06
負けた後に砂の上でランニングして体幹鍛えるカズハの姿があるかもしれない
- 173二次元好きの匿名さん26/04/16(木) 12:59:59
アビドス 旧屋外演習場(市街地ー屋外想定)
廃屋 屋上。
カズハ(ヒナの大将と戦った時のように、ハスミンの援護はない。陣取り合戦でもない。純粋な真っ向勝負。負け癖、実力差、手札、新技に隠し玉、その他もろもろ込みで俺は勝てるだろうか)
カズハ「それでも、挑まない選択肢はないってのが、俺っぽいよなぁ」E.鉄血メイス&ZB26
ガンスミスの生徒から返却された軽機関銃、ZB26。
その名を"海底二万里"。
杏山カズハの満たされぬ欲望を満たすべく、共に駆けて来た戦友。一度破壊されてしまった過去が持ち主の熾烈さを物語る。
新たにできた仲間と力を合わせ、深海を目指す。
カズハ「!」
捕捉。
髪を結わえ、バリスティックシールドにショットガン、ボディアーマーにハンドガンと、よりどりみどりな装備が見受けられる。
今まで戦ってきた最強とは違った気配だ。
照準。
空崎ヒナが認める猛者、高台の有利なんてすぐに潰される。
カズハ「だったら!」
せめて景気良く行きたいのが弱者の性。
海底二万里の銃口が火を吹いた。
ホシノ「!」
降り注ぐ弾丸、小鳥遊ホシノはバリスティックシールドで弾幕を防ぐ。
射程外にいる彼女は、距離を詰めるべく猛進する。
カズハ(防御しながらあんな速度で猛進してやがる。弾幕お化けのヒナの大将とやり合ってんだから、この程度わけないか!)
30発入りの弾倉をワンマガジン使い切った直後、壁を駆け上ってきた小鳥遊ホシノが、屋上へ飛来する。
ホシノ「カズハくんお待たせ、待った〜?」
駅でのやり取りを弄っているのか、のんびりとした声色の小鳥遊ホシノが話しかけてくる。
心なしか、先程より凛々しく聞こえる。
カズハ「えぇ、それなりに待たされましたよ。ホシノさん」
恋人のようなやり取り、お出かけの雰囲気、けれどやっていることはただの銃撃戦。
カズハ「なので、ここは一つお仕置きです!」
そんな釈然としない戦場に、一つの閃光が煌めいた。
- 174二次元好きの匿名さん26/04/16(木) 18:50:40
カズハ「なので、ここは一つお仕置きです!」
そう息巻いた杏山カズハ。
海底二万里を持つ右手とは反対の左手から投擲されていた閃光弾が、小鳥遊ホシノの視界を奪わんと炸裂する。
ホシノ「!」
ギリギリ弾けない距離、光が届きやすい開けた場所。
それを瞬時に理解した小鳥遊ホシノは、バリスティックシールドを遮蔽物にして、視界を守る。
カズハ「らぁっ!」
そこに叩き込まれる鉄血メイスの右へフルスイング。
横へ吹っ飛ばされ、家屋へ激突する小鳥遊ホシノ。
ダメ出しだと言わんばかりに放たれる海底二万里の一斉掃射。
デッドウェイトを防ぐため、弾切れを起こした海底二万里は即座に投棄。
両手に持ち替えた鉄血メイスを家屋から現れた小鳥遊ホシノへ振り下ろす。
衝撃。
周囲のものが瓦礫と化す。
ホシノ「カズハくん、砂漠は初めて?」
しかし、最強はバリスティックシールドで鉄血メイスを受け流し、杏山カズハを掴む。
カズハ「それってどうい……う"っ!?」
ホシノ「折角だし、おじさんと一緒に行ってみよっか〜」
カズハ「ちょ───」
刹那、小鳥遊ホシノは杏山カズハを遮蔽物の少ない砂漠方面へと投げ飛ばされた。
- 175二次元好きの匿名さん26/04/16(木) 21:58:52
砂漠バトルか
足を取られて踏ん張りきかず普段の自分の動きが出来なくて苦戦しそうだな - 176二次元好きの匿名さん26/04/16(木) 23:35:17
地形適正でかなり分が悪いか
部分的には勝ってそうなんだけどね - 177二次元好きの匿名さん26/04/16(木) 23:57:35
可能な限り食い付いてほしいな
- 178二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 08:36:57
アビドス 旧屋外演習場(砂漠付近)
カズハ「ぶっ、べ、だぁっ!?」
「ゴホッゴホッ!はぁ……ここは?」
小鳥遊ホシノに投げ飛ばされた杏山カズハは、噎せつつも周囲を確認する。
市街地の外側……どうやら距離自体は離れていないらしい。いやまぁ、景色がガラリと変わるくらいの距離をものの数秒で移動したと考えれば、おかしな話だが──風切り音。
カズハ「!」
嫌な予感に襲われた杏山カズハは反射で跳ぶ。
そこへ、大きな砂煙が舞い上がる。
放たれる射撃を鉄血メイスで防ぎ、後ろへ飛び退く。
ホシノ(これも防がれるか、やるね。誰かと特訓したのかな?)
カズハ(あっっっぶねぇ!あいつらと特訓してなかったら絶対避けられなかった!つーか一撃が重てぇ!連射性能と攻撃範囲なら圧倒的にヒナの大将なんだけど、単発の重さならホシノさんが上か!)
(さっきは防塵ゴーグルで目を守りつつスズミさんから貰った閃光弾で組み立てたけど、多分もう通用しねぇだろうし……いぃ!?)
ショットガンを避けつつ、手札の確認と次の組み立てを思案していた杏山カズハは、ハンドガンの弾丸に冷や汗をかく。
カズハ「ショットガンのリロードってハンドガン撃ちながらノールックでやるようなもんでしたっけ!?」
ホシノ「んー、日頃の積み重ねかなぁ」
ホシノ(地の利もあってこっちの方がだいぶ有利なのに、結構粘ってくるね。息切れも見られない。ヒナちゃんが苦労したわけだ)
(勝つことよりも負けないことを、相手の長所を潰すことを徹底的に意識した立ち回り。足止めにはもってこいだ。それだけじゃない)
異色の双眸に映るのは、鉄塊と確かな闘志を携えた挑戦者の姿。戦う前に比べ、眼差しの純度が高まりつつある。ここからギアが上げてくるだろう。
ホシノ(本当におっかないな、ユメ先輩もこんな感じだったのかな)
以前、杏山カズハと砂狼シロコが似ていると指摘した小鳥遊ホシノだが、彼女もまた彼とよく似ていた。
喧嘩に明け暮れた中学生時代、やさぐれた性格、尊敬する先輩、彩られた青い日々、人格への影響etc。
カズハ「はは、デタラメっすねぇ!!!」
ホシノ"希少鉱石!?今すぐ探しに行きましょう!"
数々の共通点、その中でも突出して目立つその笑顔が、かつての日々を先輩の視点から見ているようで。
心が暖まる一方、どこか切なく感じた。
- 179二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 11:19:28
短期決戦にしないとだんだん対応してくるのも理解するけど短期決戦にするのが勿体なすぎてホシノも楽しんで来そう
- 180二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 14:58:58
ホシノにはさすがに告白はしないか?
「ヒナちゃんには告白したのに私には?」ってならないよね? - 181二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 17:20:49
ホシノ「でも、それだけじゃ倒せないよね〜」
カズハ「ふっ!」
ショットガンのリロードと、ハンドガンの射撃が終了すると同時に、杏山カズハが鉄血メイスを投擲する。
危なげなく避ける小鳥遊ホシノ、鉄血メイスを回収し、距離を詰める杏山カズハ。
次々と発生する砂の爆煙。彼らの通った後にはクレーターができている。
カズハ/ホシノ「「!」」
放たれる一突き、それを防ぐ守り。
衝突の際に生じた歪みが振動となって周囲へ広がる。
そして、時間差でやってくる二重の衝撃。
その正体が鉄血メイスのパイルバンカーであることに気づいた小鳥遊ホシノは、杏山カズハによって左へ薙払われる。
被弾。バリスティックシールドを巻き込まれていない分、屋上の時より長く飛ばされる。
カズハ「なんちゃって逕庭拳!かぁらぁのぉ!」
槍投げの要領で投擲される鉄血メイス。
それを認識した小鳥遊ホシノは踏みとどまるより、慣性に任せて離脱すべきだと判断──違和感。
着弾。鉄血メイスの追撃を免れ、小鳥遊ホシノは砂漠を転がる──違和感。
カズハ「なんちゃって───」
何度も、何度も転がり、砂に塗れながら体勢を整え、顔を向けた先に捉えたのは──。
カズハ「游・雲!!!」
眼前に迫る赤い三節棍、その先端部分だった。
ホシノ「っ!」
直撃。体勢が整わないうちに受けたことで小さな体躯が更に跳ぶ。
カズハ「………」
カズハは構えを解くことなく静かに息を整え、反撃に備える。
游雲的な三節棍、シールドプレスをメイスの突きで相殺、パイルバンカーでノックバック。
無防備な空中、着地狩りを狙ったメイス投擲。
防御or回避、立ち直りと同時に顔面へ虎の子三節棍のフルスイング。
パイルバンカーと三節棍、虎の子を同時に二つ使ったコンボ。
これ以上追撃すればカウンターを決められる。
それが、最強と杏山カズハの見立てだった。
- 182二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 17:42:14
- 183二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 20:30:15
ホシノ「うへぇ……流石に、今のは効いたかな」
ダウンしていたように見えていた小鳥遊ホシノは、息を吐きながら起き上がる。鼻血も垂れてないのかよ、すげぇな。
カズハ「なんでそれで済んでるんですか、顔面フルスイングのクリーンヒットですよ?」
ホシノ「クリティカルヒットだったらヤバかったかもねぇ。ところでその武器、三節棍だよね?トリニティにはそんなのもあるの?」
カズハ「これですか?いいでしょう、山海経へ行った友人がお土産でくれたものなんです」
腰に携帯していた三節棍。以前山海経へ向かった同級生Cが杏山カズハへ送ったお土産の正体。
以前、ケーキ屋での騒動を見た同級生Aが游雲を渡した方がいいかとからかっていたことを思い出し、購入したそうだ。ちなみに杏山カズサへ送られたのは露出の少ないチーパオに、月餅とジャスミン茶の詰め合わせ。放課後スイーツ部でお披露目したそうだ。
正直扱い慣れていないが、海底二万里や鉄血メイスにはない特性を持つ三節棍は必ず役に立つ。そんな思いで持ってきた訳だが……見込み違いだっただろうか。
ホシノ「仲良きことは美しきかな、だねぇ。その友だち大切にするんだよ〜……さて」
「次は私の番だけど、スタミナはもう回復できた?」
雰囲気が変わる。
剣先ツルギや美甘ネルのような熱波でも、空崎ヒナのような冷気でもない。
放電だ。肌に触れては爆ぜる、静電気のようなプレッシャーが杏山カズハの心をヒリつかせる。
カズハ「えぇ、お陰様で」
(バレてるぅ……あそこで攻めなかったからか?)
弱みを見せないようにとポーカーフェイスを浮かべる傍ら、図星を突かれた杏山カズハは脱力して相手を待つ。
ホシノ「そっか。それなら──」
「行くよ」
そして、稲妻が迸った。
- 184二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 20:49:33
深夜立てやると5まで維持で10時間なるって話だけど朝に元に戻るからスレ落ちるってどっかで見たな
ちゃんと10まで書かないと駄目らしい - 185二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 21:40:59
- 186二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 21:52:05
ホシノやっぱり硬いな
三節棍越しに鉄か大木殴ったような感覚になってそう - 187二次元好きの匿名さん26/04/17(金) 22:36:16
カズサのチーパオは見たいな…!
というかカズハはチャンパオ(男用の方)似合いそう - 188二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 00:37:37
次スレは日中かな
今書けば10時半過ぎには届くからそれからでも何とかなりそう - 189二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 08:06:48
ほす
- 190二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 09:00:38
堅実に立ち回り、確実に勝利を得る。それが、この戦いを通して感じたホシノさんに対する印象。
この人は、他の者たちが覚悟決めてやるようなことを、まるでいつものことだと言わんばかりに遂行する。高い身体能力による無茶な動き、蓄積された経験と知識による未来予測、熟練した技能と技術による圧倒的成功率。
それがハイリスクハイリターンの立ち回りを実現している。
正直できることを挙げるだけなら、他の人に比べて大差ない。
姐さんのように超回復があるわけでも、大将のように超火力があるわけでもない。
ネルの旦那に近いタイプだ。それよりも手堅く、精度の高い技能を有している。
経験値も半端じゃないな。多分俺みたいに高校へ入る前から喧嘩に明け暮れたタイプか。
加えてこの極めて高い身体能力。この神がかりな要素同士の噛み合いが、ただの基礎技術とその応用を神業に押し上げている。
なんで盾を使ってんだ?どう考えてもそっち向けじゃない。差し詰め、ヤンキーみたいな訳ありだろうか。或いは俺のように、手を焼いてくれた先輩がいて、その人から譲り受けたものか?──いや、それよりも。
深みに落ちてなお、ここまで自然に意識を保っているのは今回が初めてだ。忘却されまいと繋ぎ止める必要もなく、むしろ忘却された先で目を覚ました気分だ。
かつて杏山カズハが空崎ヒナと手合わせした際に、深海と定義したあの世界。学園最強を筆頭にした数々の強敵と戦い、杏山カズハは何度もそこへ潜水した。それによって、再び母なる海へと還った哺乳類たちのように。杏山カズハは、その世界における状態の最適化"進化"が完了したのである。
あぁ、この世界はどれだけ俺を虜にすれば気が済むのか。
新たな顔を見せたその世界が愛おしくて、嬉しくてたまらない。
この状態へ辿り着かせてくれたあの人に、感謝を伝えなければ。
戦いに愉悦を覚える人じゃないのは既にわかっている。
カズサと同じで戦いが得意、またはできるだけで好きという訳じゃない。
必要だから戦い、勝つのだ。
でも、俺が一番満たしてやれる得意分野はこれしかないから──。
全部、無視することにした。
- 191二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 10:36:06
- 192二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 10:41:08
たておつ
- 193二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 10:41:21
たておつ
- 194二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 10:48:25
おつおつ
- 195二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 10:48:39
おつおつ
- 196二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 10:56:00
おつ
- 197二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 10:56:11
おつ
- 198二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 11:12:28
おつ
- 199二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 11:14:51
たておつ
- 200二次元好きの匿名さん26/04/18(土) 11:16:01