第75回全日本大学野球選手権記念大会に出場する27チームが決まった。今年もドラフト上位候補として期待される逸材が多く出場する。今回は14名を紹介したい。

好右腕が続々登場!

まず右投手では、猪俣 駿太投手(明秀日立-東北福祉大)がトップを走る。最速155キロの速球と140キロ台のスライダーでねじ伏せるパワーピッチャーとして、昨年から注目されてきたが、今季は5勝0敗、防御率1.09という圧巻の好成績を残してリーグMVPを獲得した。

今大会の活躍次第ではドラフト1位候補に浮上する可能性を秘めているのが、富士大の153キロ右腕・角田 楓斗投手(東奥義塾)だ。躍動感あふれるフォームから繰り出す150キロ台前半の速球と鋭く曲がるスライダーを武器に、今春は39.2回を投げて投球回を大きく上回る59奪三振をマーク。大会初戦からインパクトのあるピッチングに期待がかかる。

木口 永翔投手(筑陽学園-上武大)は、今春7試合で防御率1.14、31.2回を投げて39奪三振を記録した好投手。右スリークォーターから最速151キロの速球とスライダーを投げ分け、高いゲームメイク能力を発揮する。

また、同じ上武大のリリーフ・高山 侑大投手(倉敷工)は最速154キロを誇り、速球の威力はピカイチ。今春は主にリリーフとして3試合の登板にとどまっただけに、大学選手権ではリーグ戦以上のピッチングを見せたいところだ。

的場 吏玖投手(大阪電通大-天理大)は、高校時代からしなやかなフォームで140キロ台の速球を投げる右腕として注目を集めていたが、この春は5勝0敗と見事に開花。フォームバランスが良く制球力も高いため、スカウト陣からの注目度も非常に高い。

最速150キロ右腕の森田 大翔投手(京都国際-花園大)は、高校時代は森下 瑠大投手(現・DeNA)の控えだった。140キロ台前半の速球と多彩な変化球を操り、この春は5試合で防御率0.73を記録した技巧派である。リーグ戦終盤はストレートの不調に苦しんだが、選手権の舞台で本来の勢いを取り戻し、全国の舞台でその持ち味を発揮してほしい。

慶応義塾大の広池 浩成投手(慶応)は左腕エース・渡辺和大投手(高松商)と2枚看板を組む。今季は1勝のみだったが、19回、19奪三振、防御率2.37と、これまで中継ぎ投手として登板が多かった前年よりも進歩を見せた。先発時だと常時140キロ台中盤の速球、130キロ台中盤のスライダーで勝負する。選手権ではさらに平均球速を高めて活躍する姿を見せてほしい。

指名有望な3人の好左腕たち

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