賛否あるのはわかる。姉のことをあそこまで書いていいのかとか、スピリチュアルな語りがきついとか、自己正当化が強いとか、妹はお金を出したかもしれないけど姉は両親の介護や実家の維持を背負っていたのでは、という批判もわかる。
でも、それとは別に、現実的な対処としてはもう「姉妹の話し合い」でどうにかなる段階ではないと思った。
あの文章に書かれていることが事実に近いなら、問題は少なくともこれだけある。
ねずみが出る家。 漏電している家。 感染症で命の危険があるのに入院を拒む本人。 金銭管理の破綻。 猫への強い執着。 親族からの長年の金銭援助。 高齢・病気・孤立。 飲食店をやっていたなら衛生問題もある。
これは「家族愛」とか「毒親」とか「姉妹の因縁」とかいう言葉だけで扱うには、もう危険すぎる。
まず必要なのは、吉本ばなな本人が直接の救助者を降りることだと思う。
冷たいという意味ではない。 むしろ、本人が財布になり、説得役になり、最後の命綱になり続ける限り、状況は固定されると思う。
お金を渡す。 姉がそのお金で猫や家を維持する。 また足りなくなる。 妹が罪悪感で出す。 でも生活は変わらない。 家は危険なまま。 姉も危険なまま。 妹も壊れていく。
このループを止めないといけない。
だから今後もし援助するなら、現金を直接渡すのではなく、用途限定にしたほうがいい。
病院への支払い。 害獣駆除業者への支払い。 電気設備の点検費。 弁護士や司法書士への相談費。 猫の一時保護や動物病院への支払い。
そういう形にしないと、援助がそのまま現状維持の燃料になる。
姉の状態は、セルフネグレクトとして扱ったほうがいいと思う。 単に「だらしない」とか「頑固」とかではなく、自分の命を守る判断ができなくなっている可能性がある。
地域包括支援センター。 自治体の高齢福祉課。 保健所。 医療ソーシャルワーカー。 必要なら成年後見や保佐・補助。 生活保護や住居支援。 猫については動物保護団体や愛護センター、獣医、地域のボランティア。
こういうところを全部巻き込む話だと思う。
姉に「猫より人間の命が大事でしょ」と言っても、たぶん通じない。 姉にとって猫はペットではなく、母から自分を守ってくれた存在なのだろうから。
だから説得するなら、 「あなたが入院しないと危ない」 よりも、 「猫を守るためにも今の家は危ない」 のほうがまだ現実的かもしれない。
猫を否定した瞬間に、姉は閉じると思う。 でも猫を守るためにも、ねずみのいる家、漏電している家、本人が倒れる家ではだめだ、という話なら、かろうじて入口になるかもしれない。
実家についても、思い出の家とか、父母の家とか、姉の居場所とかいう話ではなく、危険物件として扱うしかないと思う。
害獣駆除。 電気設備の点検。 家屋の安全確認。 借地権の整理。 売却または退去。 転居先の確保。 飲食店としての衛生面の確認。
あと、法律家は必須だと思う。 相続放棄している妹にどこまで責任があるのか。 借地権や地代はどうなるのか。 姉の借金や前借りはどう整理するのか。 生活保護に進むならどうするのか。 判断能力が落ちたときに誰が対応するのか。
ここを家族LINEや電話でやってはいけない。 弁護士、司法書士、税理士、福祉職を入れて、責任範囲を紙にしたほうがいい。
この件でつらいのは、誰か一人を悪者にすると見えなくなることが多すぎるところだと思う。
母に支配された姉。 外に逃げた妹。 お金を出した妹。 現場に残った姉。 猫に救われた姉。 その猫のために生活を壊している姉。 姉を助けたいけどもう無理な妹。
どの視点にも、それぞれの真実がある。 でも、家族全体の真実はもう誰にも語れない。
「誰が正しいか」ではなく、 「誰が何をどこまで負担するのかを決める」。
吉本ばなな本人も、これ以上は姉を救う人ではなく、支援体制につなぐ親族の一人になるしかないと思う。
直接の財布をやめる。 直接の説得役をやめる。 直接の介護者にもならない。 そのかわり、専門職につなぐ。 用途を限定して支援する。 自分の生活と身体を守る。
それは見捨てることではなく、家族内の密室から問題を外に出すことだと思う。
あのnoteは切実だった。 でも、切実だからこそ、これ以上は文章とお金と罪悪感だけで支えるのは危ない。
もう家族の物語ではなく、福祉と医療と法律と衛生と動物保護の案件として扱ったほうがいい。
AI使ってないとしたらすごい
じゃあすごいんだ
でもお前はなにもしないじゃん。それって偽善とどう差別化できたって言えるの?理由は?
あのノートで吉本ばななはいったい何百万円手に入れたん?
40万そこそこ、と思われ。文筆って文字かければ誰もが参入できるレッドオーシャンだから、まあね・・・。