札幌市、指定外のゴミ袋可能に 購入制限後も「入手困難」の声やまず
中東情勢の余波で、原料のナフサの供給不安が広がり、自治体指定のゴミ袋が品薄になっている問題で、札幌市は8日、市指定外の袋でも回収すると発表した。今月15日から始める。安定供給のメドが立ち次第、指定袋での回収を再開するが、当面は9月末まで続ける。
市では、5月中旬ごろから指定袋の在庫が大きく減少。これを受け、1人1セットの購入制限を5月末から始めた。だが、一部店舗で品薄や欠品が解消せず、市民からは「(指定袋の)入手が困難」との声が相次いでいた。
特に在庫が減少しているのが、5リットルと10リットルタイプ。市は通常、2~3カ月分の在庫を確保しているが、両タイプは現在、1カ月分を割っているという。
ゴミ出し可能な袋は、中身を確認することができる透明か半透明のもので、45リットル以内の大きさのもの。燃やせるゴミと燃やせないゴミのいずれも、指定外の袋で出せるようになる。
秋元克広市長はこの日の定例会見で、「指定袋による有料化の目的はゴミの減量。指定袋でなくなることで、ゴミの量が若干増えることも懸念されるが、(指定袋が買えずゴミが出せないという)市民の心理的な不安をまずは解消したい。そのうえで、市民にはできるだけゴミにせず使えるものは使ってもらうことを大前提として行動してもらいたい」と話した。
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