トランスジェンダー「肯定的」7割 差別氾濫のSNSとギャップ
出生時に決められた性別と性自認が異なるトランスジェンダーについて、インターネット上では差別表現やヘイトスピーチが飛び交っている。
一方、当事者団体「Tネット」が今年4月に実施したインターネット調査で、トランスジェンダーに肯定的な意識を持つ人が7割以上に上ることが明らかになった。
なぜ人によってトランスジェンダーに対する意識の違いが生まれるのか。調査からは、当事者への印象や理解度を左右する要素も浮き彫りになった。
<主な内容>
・「望む性別で生きる」7割が肯定的
・誤ったイメージや情報の混乱も
・当事者への理解度 属性や環境の影響
・性別変更に関わる司法判断は?
・ネット言説と実社会のギャップ
7割が肯定的な印象
Tネットは4月、トランスジェンダーに対する意識調査を国内の20~70代を対象にインターネット上で実施。総務省の2020年国勢調査の性別・年齢・地域の構成比に基づき、1603人から得た有効回答を分析した。
「望む性別で社会生活を送ることは尊重されるべきだ」と考えるかどうかを尋ねた質問では、「非常にそう思う」「そう思う」「どちらかといえばそう思う」を選んだ人が71.2%に上った。
また実際にトランスジェンダーの人と接する場合に「その人が生活の中で示している性別に沿って接したいと思う」と考えるかという質問にも7割が肯定的な回答を寄せた。
正しい理解広がらず
一方で、当事者について間違…
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