あるぞDF冨安健洋W杯スタメン! 森保監督「フルにプレーできた」”仮想オランダ”U-19日本代表と練習試合
◇7日(日本時間8日) W杯事前合宿(メキシコ・モンテレイ近郊) サッカーのW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表は事前合宿最終日、U―19日本代表と非公開で行われた35分×4本の練習試合を2―1で制した。度重なる負傷から完全復帰を目指すDF冨安健洋(27)=アヤックス=が70分間プレー。状態は右肩上がりで、14日に行われる1次リーグ初戦のオランダ戦の先発に名乗りを上げた。日本代表は8日にベースキャンプ地となる米・テネシー州のナッシュビルに入る。 【実際の投稿】冨安健洋、モノクロの後ろ姿の写真で感謝のメッセージ「未来のどこかで」 ”鉄のカーテン”で閉ざされたピッチで日本の浮沈を握る男が躍動した。実質的な守備リーダーの冨安が83分間プレーした5月31日の壮行試合・アイスランド戦に続き、W杯前最後の実戦となった練習試合でも70分間、ピッチに立った。FW塩貝(ウォルフスブルク)の得点もアシスト。キーマンの状態に手応えを感じた様子の森保監督は「今日の暑さの中でのプレー。延長戦まで戦ったくらいの疲労がある中でフルにプレーできた」とうなずいた。 完全非公開の練習試合。CKのこぼれ球を押し込んだDF鈴木淳の得点に続く4本目の塩貝の得点はいかに生まれたか。「ビルドアップでハーフラインよりも少し自陣側でボールを保持しながら、冨安から一気に相手DFラインの背後にボールが出て、そこに塩貝が走り込んで、中央でGKと1対1になって冷静に決めた」。プレー状況を口頭で再現した指揮官は、思わずほおを緩めた。 U―19日本代表とはいえ、「仮想オランダ」。攻守にハイレベルな冨安が暑さの中で一定時間プレーできたことは大きい。組み立てながら裏を狙う、強豪相手への戦い方も透けて見えた。 一方で気になるのが失点シーン。監督によると、身長191センチのFW尾谷(FC東京)へのラフなボールがこぼれ、混戦となったところをDFが処理できずに決められた。高さが武器のオランダにも「あるある」な展開。「ミスでやられることがないように」と戒めた。 ナッシュビルでは守備のチャレンジアンドカバーなど連係向上がテーマになる。前主将のDF吉田麻也の22番を継承した鉄壁DFの動向から目が離せない。
中日スポーツ