阪神D1位・立石正広「声をかけたら〝大事故〟にはならない」「確認はしました」雨降って、守備固まる! 初7連戦は「睡眠はしっかり」
(日本生命セ・パ交流戦、阪神-楽天=雨天中止、7日、甲子園)雨降って、守備固まる! 楽天戦(甲子園)が雨天中止となった7日、阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=は室内練習場で三塁守備の強化に励んだ。ここまで無失策と安定した守備を見せるが、6日の一戦ではバント処理でヒヤリとする場面も。田中秀太内野守備走塁コーチ(49)らとともに入念に確認を重ね、細かな連係への意識をさらに高めた。 〝中止、これ幸い〟とばかりに、前方への弱いゴロの処理を何度も繰り返した。打撃だけでなく守備でも虎を支えられる男となるべく、立石は室内練習場で懸命に前日の復習に取り組んだ。 「ああいう場面がやっぱり一番難しい。声掛けとか、いろいろ大変なので。確認していました」 6日の楽天戦の、0-0で迎えた五回1死一、二塁だった。打席の早川が犠打を試みると、打球は捕手の足元へ転がった。坂本誠志郎捕手(32)は素手で白球をつかみ、すぐさま三塁へ送球。しかし、三塁・立石は前進したままベースを空けていた。「自分がファウルだと思って(塁に)帰るのを止めてしまった」。結果的にファウルと判定され大事には至らなかったが、一連の守備について「フェアになったときのために、しっかり戻って」と田中内野守備走塁コーチらから指摘を受けた。 「お見合いが一番最悪なので。ちゃんと声をかけたら〝大事故〟にはならないので。そういうところの確認はしました」 創価大時代も、立石の守備と打撃の調子はリンクしていた。3年春のリーグ戦で打率・297、3本塁打、11打点で本塁打と打点の2冠に輝いたが、自身は不調を感じていた。「本当に打てなくて、その影響で守備も集中力を欠いた」。打撃の不調が悪影響を呼び送球ミスを連発。さらに「守備のミスからバッティングも積極性を欠くことも多かった」と負のループに陥った。 そこから立石は守備練習に没頭。何度も打球を処理して動きを体に染み込ませると、おのずと状態が上向いた。同年秋にはリーグ戦、横浜市長杯、明治神宮大会の計18試合を無失策で終えた。打撃でも、明治神宮大会で大会歴代最多記録を更新する10安打をマーク。守備から流れをつかみ、復調へとつなげた。 1軍デビューを果たしてから15試合で打率・222、1本塁打、7打点。守備では無失策を継続している。苦しんだ期間を乗り越え、直近2試合は適時打を放つなど状態は上向きだ。この日は雨天中止でつかの間の休息。8日からは初の7連戦に臨む。