「起爆剤になりたい」阪神のドラフト1位新人、立石が殊勲打 甲子園で初のお立ち台に
阪神1―0楽天(6日、甲子園) 阪神のドラフト1位ルーキー立石が勝負強さを示した。0―0の五回1死三塁。短めにバットを持ち「何とか強い打球を、と思っていた」。早川の直球を捉え、鋭い打球が前進守備の三遊間を破った。貴重な先制点を奪い、これが決勝点に。チームはリーグ首位に再浮上。藤川監督は「チームに大きい1本を打ってくれた」とたたえた。 【写真】五回に適時打を放つ阪神・立石 前日5日の楽天戦では12打席ぶりの安打で甲子園での初打点をマーク。2試合連続の活躍にも「なかなか思うようにいかない場面が多かった」と振り返る。交流戦ではチームも波に乗れていない中、先発での起用が続く。その期待に応えるべく、「起爆剤になりたいと思っていた」と力を込めた。 身近にいる強打者の存在も大きい。打撃練習では佐藤や森下らの練習をじっくり観察。「どういう手段で調子を上げていくのか。見ているだけで勉強になる」。自身の打撃向上や修正につなげている。 甲子園で初のお立ち台では、はにかんだ笑顔で「最高の気分」と話し、大歓声に包まれた。ただ、決して殊勲打に浮かれることはなく、「勝負強いといわれるような人になっていきたい」と前を見据えた。(嶋田知加子)