パッケージ版vsダウンロード版
ちょっと前にこんな記事を見かけました。
記事の内容は簡単に訳すと『ゲーム市場は完全にとは言わずもダウンロード販売に移行しつつある』といったもの。
最近は音楽でも形のあるCDタイプと、形のない配信タイプが出てきてますが、音楽業界においてはCDで手元に置いておくことに価値を見出す層が一定数はいるので、CDが完全に無くなることはないんじゃないかなぁと思ったり。
ゲームにおいてもデジタル化が進んでいるのは実感していて、今年のお正月にあった中古ゲームセール戦争ではまさに痛感させられました。
パッケージ版の良さとは
パッケージ版を買って良いところは私の中では2つあります。1つはCDと同じく、コレクション要素として。棚にゲームが並んでいる様子は見ていてとても満足感があります。個人的にはゼルダの伝説の大ファンなので、ゼルダだけはパッケージ版を買うようにしています。いつかswitchが動かなくなって、ソフトの起動ができなくなってしまった時、ダウンロード版だったらもう開くことはできなくなり、存在が虚無と化してしまいますが(移植したり新機種でデータ対応されたら別)、パッケージ版を買っておけば起動できなくても私が遊んだ証はいつまでも形として残すことができます。まぁ……最近はデータで買っておいて中身が空のパッケージのみ購入するパターンもありますけどね。
もう1つ、これはゲーム好きとしてはあまり良くないかもしれないのですが、中古ゲームの購入サイクルを回せること。『購入サイクル』は今自分で作った言葉ですが、『中古ゲームを買う→遊び終わる→売る→売ったお金を足しにしてまた他の中古ゲームを買う』というサイクルです。かつてまだ社会人ではなかった頃、私にとってゲームはポンポン買えるほど安価なものではなかったため、中古で買うことがほとんどでした。中古なら安くたくさんできます。さらに、中古ゲーム屋には時代様々なソフトがその日限りのラインナップで並んでいました。今日はどんなソフトがどんな値段で置いてあるだろう。そうやってウィンドウショッピングをするのも醍醐味でした。……が、今となっては市場が収縮してサイクルを回すのも難しくなってしまいました。3DS以前の携帯ゲーム機のソフトも店頭では入手困難になってきましたね。
余談ですが、中古として購入した場合、メーカーには一銭もお金が入らないと聞きます。そのため真にゲームメーカーを応援したいのであれば、新品を正規ルートで購入することが1番です。しかし、『若い世代でも簡単に手に入れられる』、『自分が好きになれるかわからないものに気軽に挑戦できる』この2点は中古ゲームの利点とも言えますし、中古ゲーム市場がかつて潤っていた理由に含まれると言ってもいいのではないでしょうか。
ダウンロード市場の発展
中古ゲームが一定の層に受け入れられていた大きな理由の『安さ』、しかし近年のダウンロード市場でもこの『安さ』は目立ち始めています。
例えば、Nintendo Switch Onlineの加入者特典であるニンテンドーカタログチケット。カタログ内のものであれば、どれでも2本で9,980円になります。ちなみに2023年8月11日現在カタログ内で1番高いものはASTRAL CHAINとゼノブレイド2、ゼノブレイド3の8778円で、通常この中から2本買うと17,556円のところが9,980円ということで7,576円、実質もう1本買えるくらいお得になります。
また、ここ数年でダウンロードタイトルのセールはかなり増えたと思います。正月、ゴールデンウィーク、夏、クリスマスなどなどことあるごとにセールを開催していて、カタログチケットを使うのがもったいなくなってしまうようなセールもあります。
購入の際はセール時期を狙いたい
さらにダウンロード市場の立役者とも言えるのがインディーズゲームの存在です。UNDERTALEのようにパッケージ版のあるものもありますが、多くがダウンロード版配信のみのため、必然的にインディーズゲームファンはダウンロード版を購入する頻度が高くなります。
まとめると…
パッケージ版は
・形としてコレクションできる
・かつての携帯ゲーム機ソフトはパッケージ版でしか手に入らない物が多い
・遊んだ後に売ることができる
・中古ゲーム屋漁りが楽しい
↔ただしメーカーに利益がない
・中古は安い
ダウンロード版は
・セールが頻繁にある
・場所を取らない
・メーカーに利益がある
・インディーズゲームはダウンロード版でしか手に入らない物が多い
中古に関する事を含めるとメリットの数はパッケージ版に軍配が上がりますが、中古市場が縮小してしまった以上、そのメリットはほとんど消えてしまいます。以上のことを踏まえて私の考えとしては
『ダウンロード版が主流となる日は近いが、それでもパッケージ販売は無くならないでほしい』
形あるものを手に持った喜びは何物にも代えがたいものがあります。それは好きなシリーズをコレクションすることもそうですし、かつて私がそうであったように、幼少期に欲しいゲームを握りしめて親におねだりして買ってもらったあの感動は、ただダウンロードするだけでは感じられないものがあると思います。
実際どっちかに偏る方はいるのでしょうか。それとも私のように作品によって購入形態を変える方が多いのでしょうか。皆さんはどっち派ですか?
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