「どうか、あいつを、私の娘の望む判決を下してください」法廷に響き渡る父親の訴え<全文>【旭川女子高校生殺害】内田被告は表情を変えず 裁判員、傍聴席は涙 北海道・旭川地裁
2024年4月、北海道旭川市の橋から当時17歳の女子高校生を川に落下させ、殺害した罪などに問われている旭川市の無職・内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判で、8日、検察は内田被告に対し懲役27年を求刑しました。 【写真を見る】「どうか、あいつを、私の娘の望む判決を下してください」法廷に響き渡る父親の訴え<全文>【旭川女子高校生殺害】内田被告は表情を変えず 裁判員、傍聴席は涙 北海道・旭川地裁 公判では、検察の論告の前に、被害者の父親と母親の代理人が、それぞれ意見陳述をしました。 父親は検察側の席で一礼し、法廷に響き渡る大きな声で、娘への思いを述べました。 ■<全文>女子高校生の父親の意見陳述 私は本件で被害者の父親です。 あの日告げられる内容は、どれも耳を疑うばかりで、犯人が川に突き落としたかもしれないと聞き、全身に鳥肌がたちました。 その日の夕方、神居古潭に行き、必死の思いで捜索しました。 1か月が経ち、川から見つかったと妻から涙声で電話がありました。 滝川警察署で、白布に包まれて…あまりにも残酷で、その場で泣き崩れました。 顔を見ることも触れることもできず、帰ってきてくれてありがとうと声をかけることしかできませんでした。 長男が生まれ、次は女の子が欲しいと思っていた中で生まれました。 笑顔がかわいくて、無邪気で、YouTuberごっこをしたり、プリクラを撮ったりしました。 事件の数か月前、家族でエスコン(フィールド)に行き、楽しむ姿を見て、家族っていいなと実感しました。 娘はかけがえのない宝物で、私は娘のことが大好きでした。 2年という月日が流れましたが、苦しい日々を送ってます。 それでも、私たち家族を、それでも私たち家族を、気遣ってくれる仲間たちのおかげで、歩んでくることができました。 捜査をしてくれた警察、検察官、弁護士の先生、取材をしてくださった記者の皆様、暖かいお言葉を寄せてくれた方々、神居古潭にお花を手向けてくださった方々、お悔やみの言葉など、本当にありがとうございました。 裁判官、裁判員の皆さま、どうか、どうか、あいつを、あいつを《内田被告を人差し指でさす》私の娘の望む判決を下してください。お願いします。
傍聴席からもすすり泣く声があり、裁判員もハンカチで涙を拭うような様子もありました。 一方、内田梨瑚被告は終始表情を変えず、一点を見つめていました。
北海道放送
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