【シーホース三河】両HCが讃え合った激闘の三河ダービー接戦の末、76-73で三遠に競り勝ち西地区2に浮上『CSホーム開催』のチャンスをつかむ
HCも解説も認めた好ゲーム。気持ちのぶつかり合いが大声援を生んだ三河ダービー
4月25日、26日にウィングアリーナ刈谷で「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズン」のB1リーグ戦 第35節が行われ、シーホース三河は三遠ネオフェニックスをホームに迎えた。 GAME1は87-67で三河が快勝。途中出場の久保田義章と石井講祐がチームを勢いづかせ、後半に一気に突き放して6連勝を記録。この時点で、三河は名古屋ダイヤモンドドルフィンズと勝率で並び、GAME2の結果次第では西地区2位の可能性が浮上した。しかし、相手は昨シーズンの地区王者・三遠。GAME1のような展開が続くほど、勝負の世界は甘くはなかった。 GAME2は序盤から激しい攻防が繰り広げられた。ボールマンに激しい圧力をかける三遠の変則的なゾーンディフェンスに三河は翻弄され、なかなかリズムを掴めない。前半は38-38、一歩も譲らぬ同点で折り返した。 試合が動いたのは3Q残り7分。三遠の大黒柱、ヤンテ・メイテンにアクシデントが発生し、ベンチに退くことに。この日はキャメロン・ジャクソンがロスター外で、これで三遠の外国籍選手はデイビッド・ヌワバのみ。高さで優位に立った三河が一気に主導権を握るかと思われたが、逆境で真価を発揮したのは三遠だった。 三遠・大野篤史HCはサイズのある鈴木悠介を投入し、ダバンテ・ガードナーをマークするように指示。「デイビッドにフィジカル的な負担をかけすぎないように。そして悠介のところで(ガードナーを)ファウルで止める」(大野HC)が狙いだったが、ここでヌワバは「自分が守る」と直訴し、ガードナーとマッチアップを続行。この勝ちへの執念が三遠に火をつける。敵地に集結した三遠ブースターの声援は一段と熱を帯び、ダービーの熱気は最高潮に。逆に三河はプレッシャーからかミスを連発。勝機かと思われた時間帯に逆にリードを許し、52-55で3Qを終えた。 ヌワバについて大野HCはこう評した。 「闘争心というか勝利への欲というか、本当に素晴らしいお手本が近くにいるなと。僕らは若い選手が多いので、彼の姿勢や、勝利に対してどういうものを見せなきゃいけないか、本当にいい勉強になったと思う。近くにいる間にいろんなことを吸収していってほしいと思います」 ヌワバの闘争心で流れを引き寄せた三遠。しかし、ホームの三河も譲らない。4Qに入ると、両者の意地がぶつかり合い、会場のボルテージは高まっていく。メイテンも戦列に復帰し、試合は一進一退の攻防へ。名古屋Dの試合結果を知っていたブースターも多かったのだろう。勝てば西地区2位浮上が見え、三河ブースターのボリュームもさらに上がる。「青援」に後押しされて三河が盛り返し、クロスゲームで一歩前へ。最後は三遠の追撃を振り切り、76-73で競り勝った。
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