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佐賀・唐津市の県上場営農センターで水銀の不適切処理判明 

定期監査で「重要な指摘」

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佐賀県唐津市(地図)

 佐賀県上場営農センター(唐津市)が水銀を適切に保管せず放置した上で、誤って農薬散布用タンクに投入していたことが4日、県の定期監査で明らかになった。実際には散布されておらず、人的被害はなかった。県監査委員会は、指摘の中でも最も深刻な「重要な指摘」に該当するとした。

 監査委などによると、同センターの農薬庫で、内容物が明記されていない瓶に入った水銀が、処分予定の農薬と一緒に放置されていた。水銀は土の水分量を測る測定器で使われており、30年以上前のものとみられるという。

 昨年10月、職員が農薬を散布処分しようとした際、瓶の中身を確認しないまま散布用のタンクに水銀を投入。タンク内に水銀が沈殿して発覚した。タンクの廃棄や水銀の運搬費用などで計67万4300円の損害が発生した。

 これを受け、センターでは保管する全ての薬品を再調査。内容物が不明なものが新たに数点発見され、順次処分しているという。

 定期監査は、現地機関や警察署など109機関を対象に、昨年10月から今年2月にかけて実施された。

 (松本紗菜子)