>(要約)沢山のフェミニストやジェンダー関係の発信者に関わってきたけど、治療に繋がっているかといった話やトラウマについて話したことは無く、告発の時だけ反応して使い捨てみたいな扱いで怒りが湧いてくる
日本のフェミニズム界隈には、大きく分けて二種類のフェミニストが存在しています。
一つは、男女格差やDV、性暴力といった身体的な差から生じる不利益など、現実に存在する問題の解決を目指す人たちです。
もう一つは、日常の些細な不満を前者のような「差別」や「性被害」という反論しづらい盾に無理矢理変換し、個人的な権利拡大を求めるラディカルフェミニストです。
そして今、日本で目立つのは圧倒的に後者でしょう。
後者に共通しているのは、男女の融和や問題解決よりも、男性への敵意や排除を優先しがちなことです。
例えば前者の人達は、性風俗従事者の安全や健康、労働環境の改善、性教育の充実を訴えます。ところが後者は、性風俗従事者を「被害者」と呼びながら当事者を見下し、排除の対象として扱うことすらあります。
性教育についても「男性に媚びる」「性の商品化だ」などと言って否定し、性感染症予防のような実践的な知識まで遠ざけようとします。
要するに、彼らは女性を守っているのではなく「自分の理想を実現する」ことが目的になっているのです。
だから石川さんの話を読むと、問題はフェミニストと出会ったことではなく、回復や支援よりも告発や糾弾に価値を見出すラディカルな人たちばかりと関わってしまったことなのだと思います。
治療や生活再建には無関心なのに、告発のような「怒り」を共有できる時だけ人が集まるのは、彼らが被害者への共感や支援よりも、自分たちの感情や思想を優先して動くためです。
このようなラディカルな人達は、同じ方向を向いている間は共通の敵に石を投げてくれます。
しかし、一度でも思想や立場がズレれば、次に石を投げられる側になるのは自分です。
昨日まで被害者として守られていた人間が、翌日には加害者や裏切り者として糾弾されることも珍しくありません。男性に融和的な女性へ「名誉男性」というレッテルを貼って裏切り者扱いしたり、性風俗従事者の女性たちを「被害者」と呼びながら苛烈な中傷を浴びせたりするのは、その典型例でしょう。
石川さんが感じた違和感や「使い捨てにされた」という感覚は、まさにそこから生まれているのではないでしょうか。
引用
石川優実
@ishikawayum11
これほんと、なんでなんですかね。
2017年に初めて被害のこと告白してからたくさんのフェミニストやジェンダーの関係のことを発信している人たちと関わってきたけど、一度も「治療ちゃんと繋がってるか?」みたいな話や、トラウマについて話したこともなかった。 x.com/renafukazawa/s…