第10話

🌙
687
2024/12/26 06:25 更新



🐷🐰side





俺は、何も出来なかった。


あなたの下の名前を守ることも、引き止めることも出来なかった。





あの時のあなたの下の名前の顔…

何も信じられないって言ってるような感じがした。




俺は怖くなったんだ…








ガチャ、



チャンビン
!!、? 



あなたの下の名前が出ていってからしばらく経った時、


玄関の扉が開いた。


チャンビン
あなたの下の名前…?、いや、時間的にマネヒョンかな… 



俺は荷物を持って急いで下に向かった。




下にはマネヒョンと、メンバーのみんなが居た。


あなたの下の名前以外のみんなが……



フィリックス
………
ハン
………
ヒョンジン
行く時間か……
バンチャン
………
リノ
………
スンミン
………
アイエン
………おはようございます。
チャンビン
あ、あぁ、おはよう…



みんな元気がないみたい。


そりゃそうだよなぁ…




重い空気の中、マネヒョンが口を開いた。



マネージャー
僕、少し怒っていいかな? 



いつもより低い声に俺も、メンバーも身体を強張らせた。


skz
………



マネージャー
みんなの様子だと反省してるんだろうけど、
マネージャー
ちょっとこのまま見ないふりは出来ない。



マネヒョンは僕たちを静かに見つめた。


マネージャー
チャナ、チャンビナ、ヒョンジナ、ハニ、ヨンボガ、
マネージャー
あなたの下の名前のこと守ろうとしてくれてありがとね。
マネージャー
連絡も、ありがとう。


バンチャン
いえ、
ヒョンジン
何も、出来なかったので。
フィリックス
…僕も。
ハン
………うん、
チャンビン
…………


マネージャー
まぁ、何も出来なかったのは事実だとしても、
マネージャー
心配してくれたのは本当でしょ?
マネージャー
あなたの下の名前に会ったら、話しかけてあげて。



マネヒョンは少し優しく、そう言ってくれた。


チャンビン
…(ありがとう、マネヒョン…)



マネージャー
リノ、スンミナ、
マネージャー
頭冷やせた? 
リノ
…はい。
スンミン
はい 
マネージャー
そう…、じゃあ自分がやったことが良くないって分かってるね。



リノヒョンは少し俯いていて、スンミナはマネヒョンの目を見てた。


マネージャー
二人があなたの下の名前を苦手、てか嫌いなのは知ってるよ。
マネージャー
そりゃ、仲良くなりたくないだろうし、関わりたくないのも無理はない。
マネージャー
でもさぁ、
マネージャー
それでも人を傷つけていい理由にはならないよね。
リノ
………っ、
スンミン
………
マネージャー
ま、チャナが説教しただろうし、これ以上言うつもりはないけど 
マネージャー
あなたの下の名前ね、僕になんて言ったと思う? 
マネージャー
「みんなは悪くないんです。」ってさ、
マネージャー
あの子、お前らに何かされたって絶対言わなかったよ。
skz
……!! 
マネージャー
あなたの下の名前に会ったら一言でもいいから謝ること。いいね? 
マネージャー
よし、僕が言いたいこと終わり! 
マネージャー
早く車に乗ってね〜、



そう言うと、マネヒョンは家を出た。




俺たちはマネヒョンをぼーっと見つめてるだけだった。



フィリックス
あなたの下の名前、僕たちを庇ってくれてたなんて…
ハン
僕何もしてあげられなかったのに 
アイエン
………ヒョンたちだけのせいじゃないです。
ヒョンジン
俺たちみんな、あなたの下の名前に謝らないと。
チャンビン
そうだな。
バンチャン
二人も、仲直りまでいかなくてもちゃんと謝るんだよ? 
リノ
…うん。
スンミン
………(頷く)



素直に返事するリノヒョン、


返事はしないけど反省したような顔つきで頷くスンミナ、





どっちも不器用なタイプだから、少し心配だけどこの様子だと大丈夫そうだ。


チャンビン
ヤー早く行こう。マネヒョンも、あなたの下の名前も待ってる。
バンチャン
そうだね。荷物持った? 
ヒョンジン
大丈夫だよ。
ハン
僕とヨンボガもおっけー。
フィリックス
うん、




俺たちは早歩きで車に向かった。







プリ小説オーディオドラマ