第7話

🌙
682
2024/12/18 18:01 更新




ん…………


んん…………


あなた
ふ、ぁ……~~、



朝か… 
あなた
苦しい………



マスクに帽子だと息がしづらい…


私はマスクを少しだけ下にズラした。


今は… AM7時30分


レッスンは9時から… 移動に15分だから………


うん、よゆーだね。


あなた
顔洗おう。



寝起きのおぼつかない足取りで、私は洗面所へと向かった。


あなた
…!! 



洗面所へ行く途中、人影が見えた。


私はすぐにマスクをもとに戻し、帽子を整えた。


フィリックス
…ふあ……、あ、おはよぉ~ 
あなた
おはよう、早いね。



ヨンボガだったのか…


起きるの早いんだなぁ。


ふわふわで柔らかそうなブロンドヘアは、寝癖で爆発したかのようにボサボサだった。


フィリックス
先に、顔洗っていいよ。
あなた
いいの? ありがと。



じゃー、お言葉に甘えて。


私は洗面所に一人で入った。


マスクと帽子を外し、あまり気に入ってないロングヘアーをポニーテールにする。


いつもはウイッグで隠してるこのロングヘアー。


背中まである髪をウイッグに入れるのは大変だから、


早く切りたいんだよなぁ……


あなた
人来る前にさっさと終わらそ…



考え事は後にして、とりあえず洗顔、洗顔……


私は冷たい水を顔にかけた。






リビング



あなた
おはよう。
ヒョンジン
おはよー、… 
チャンビン
おはよ 
フィリックス
さっきぶりー 
ハン
おはよう 
スンミン
……… 
リノ
……… 
あなた
あれ…?? 



カンガルーとキツネが居ない……?


朝弱いのかな、?


チャンビン
どうかした? 
あなた
いや、全員居ないんだと思って。
ハン
あぁ〜、チャニヒョンとイエナは朝起きるの遅いんだよね。
ヒョンジン
いっつもギリギリまで起きてこないから、
フィリックス
うん、いつも通り〜って感じだよ。
あなた
へー、
リノ
ヤー、朝ごはん早く食べろ。



目つきの悪い猫がテーブルにご飯を並べながらそう言った。


リノ
…お前の分ないから。 邪魔、どいて。



……やっぱりね。


最初から期待してませんよーだ!!


あなた
はいはい。 分かってるよ、んなこと… 
あなた
あー、あと、言っとくけど…
あなた
僕、あんたのご飯食べたくないから。
リノ
………チッ 
フィリックス
あなたの下の名前…… 
チャンビン
リノヒョン、やり過ぎだよ。
リノ
…るせぇ。
スンミン
……ご飯ないんだからどっか行ってよ。



不機嫌そうな犬が私を睨んできた。


ヒョンジン
ヤー、スンミナ、! 



そうだよね、


皆だけで話したいこともあるだろうし。


私は居ちゃ駄目だね。


あなた
分かった。 じゃ、先に事務所行ってるね。
ハン
あなたの下の名前!! 待って! 
フィリックス
マネヒョン来るまで待っててよ。
フィリックス
ご飯だって僕の分けるから…! だから行かないで…! 



…ヨンボガは優しいね。


ハニも、ヒョンジナも、ビニオッパも…


あなた
ううん、お腹空いてないから。
ヒョンジン
昨日の夜何も食べてないじゃん… 
チャンビン
あなたの下の名前、待って…



やめて…


私に構わないで…


あなた
大丈夫。
あなた
タクシー捕まえるし、コンビニでなんか買うよ。
ハン
でも……!! 
あなた
いいの。
あなた
僕に構わないで。 お願い… 
チャンビン
………
ヒョンジン
………
フィリックス
あなたの下の名前……
ハン
……な、んで、そんなこと…



そんな顔させたいわけじゃないの…


ごめんね……


あなた
そんな顔しないで、!! ね? 
あなた
じゃあ、先行くね。バイバイ。



ヨンボガたちの引き止める声が聞こえたけど、聞こえないふりをして


私は家を出た。






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