2026-06-06

等々力渓谷から成城学園まで歩いた話

等々力渓谷に初めて行ってきました。

ゆーて世田谷やしそんな大したことないんでしょ?とわざわざ行くほどのイメージを今まで持っていなかったのですが、いい意味で裏切られました。確かに人はめちゃめちゃ多くて観光地チックではあったのですが、河岸の深さや樹木の高さが圧倒的でまさに渓谷の名に違わず、近くの御岳山古墳等々力不動尊雰囲気と相まって、深山幽谷の風情を醸し出していました。また、渓谷が終わっても、中町3〜5丁目あたりの閑静な住宅街に囲まれた谷沢川の雰囲気への変化も私好みで、246号線を挟んで東名高架下に入ったらもう暗渠になるのだろうな、という予想を裏切り遊歩道のベンチで何の仕事やってるか分からんようなおっちゃんが昼間っからロング缶空けてるようなダウンタウンな感じに移り、砧公園大蔵運動公園を越えて仙川沿いに成城学園前駅まで歩く間も、東宝映画スタジオ辺りになると等々力渓谷ワープたかのような緑蔭の濃さで、水質も信じられないくらい澄んでいました。わずか7〜8kmの間にここまでドラスティックに変化する風景はなかなか見たことがなく、ミニマムなどとと自嘲する必要は全くないくらい濃密な体験で、多摩町田長津田あたりの郊外トレイルにも劣らない貴重なルートのように思いました。

歩き方についても、昼間の未経験ルートということでそれなりにノイズは多かったにも関わらず、徐々に身体操作へ没入していく感覚を得られました。頸椎を頂点として、骨盤の左右両端を結んだ二等辺三角形があるとして、今までは底辺がやや傾いて右側の底角が接地する力が強かった感じで、これを力士摺り足のように底辺を地面と平行に保つ歩き方を身につけたいと思っていたのですが、今日はその感覚がある程度成功したのではないかと思います骨盤を平行に動かすだけなら意識すれば出来なくもないのですが、腰だけ独立して動かすのと、体幹前後の筋群合わせた全体を連動させた上でそれをするのは難易度が全く異なるので、全体連動の感覚を掴めたのは嬉しいことです。幸い腰には来なかったのですが、ベアフットで10kmも歩くと、足裏やふくらはぎにそれなりのダメージは感じました。ただ、それを単に痛みと表現するのではなく、ベアフットで歩いたら身体記憶として残るものの純度が高かった、と言うほうが、今日経験には似つかわしいように思います

それはそうと、大蔵運動公園スケート場に、上半身裸のイカつい兄ちゃん達がいたのでワォ、Suicidal Tendenciesのジャケ写まんまじゃんと、思ってSpotifyで初めて聴いてみたら、今までBlack FlagBad Brainsのお仲間かと勝手に思ってたのですが、こんなんもうスケボーに乗ったMegadethじゃん…ってなりました。Lost Againギターソロ裏のバッキングとReckoning DayのBメロのバッキングがクリソツなんですよ。あとYouthnasiaと言えば2曲目のTrain Of Consequencesのリフが出色で、8分の刻みからの低音チョーキング、また8分に戻ったかと思いきや16分で締めるという絶妙な緩急が生み出す立体感のあるうねりメタリカ脳筋に感じるくらい練り込まれたインテレクチュアル・スラッシュメタル面目躍如といった構成がたまらんのですよね。

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