前日に久しぶりのオフを堪能したあと、うきうき気分で宿舎に帰ってきて、最近の日課となっている作曲の勉強をしてから眠りについた。
翌日の仕事は程よい時間から始まるため、睡眠時間もしっかり確保できそうだと思っていたのに、朝2時頃から大量の通知音で目が覚める。
こんな時間に一体誰だと怒りを覚えながら二度寝三度寝を試み、寝られないと諦めてからは覚醒しない頭をぼーっとさせる。
そんな時間を過ごしたあと、今度はドンドンと大きく扉を叩かれた。
🐧「なに、まだ6時になったばかりじゃん!一体誰が……」
👑「ヒョン!起きてる!?」
🐥「あなたの下の名前ヒョン!ドア開けて!」
宿舎が違うはずのフィリックスの声が聞こえる。
なにがあったのだろうと首を傾げながら扉を開くと、二人が同時になにかを話してくる。
頭が働かずにまったく理解できなくて、二人を引っ張りながらリビングに行くと、既にリノヒョンとスンミナ以外のメンバーが集まっていた。
🐖🐇「あなたの下の名前、お前……」
🐧「な、なに?皆して。なにかあったの?」
🐿「なにかじゃないよ!ヒョンに熱愛報道が出てる!」
🐧「え?」
👑「ヒョン、昨日は楽しそうに出かけていったけど、恋人と密会するためだったの!?」
🐥「ヒョン酷いよ。僕がそのアメコミの映画好きなの知ってるくせに、自分だけ出演者の方と仲よくしてたなんて。紹介してくれてもよかったじゃん……」
🐖🐇「この前のも嘘だったのか?」
🐧「待って、熱愛?僕が?誰と?」
🦊「ヒョンも知ってる人だよ!これ見て!!」
よくわからなくて混乱していると、イエニがスマホを見せてくる。
そこにあった記事と写真を見て、思わず目を見開く。
🐧「WHAT!? “まずい、やっちゃった……。” これは……どうしよう。こういうのだけは絶対に避けたかったのに」
🐿「ヒョンそれって……」
👑「認める……の?」
そのとき、僕のスマホが再び着信を告げる。
見ると、既に何件も事務所から連絡が入っていた。
🦊「答えてよ、ヒョン!」
🐺「まぁまぁ……」
数日前と同じく、熱愛報道が嘘だと確信しているチャニヒョンが間に入ってくる。
🐺「とりあえずあなたの下の名前は返信しなよ。これは流石に説明しなきゃでしょ?」
🐧「うん、スキジギが探しているはずだから、すぐに事務所に行ってくる」
まだ納得していない弟たちをチャニヒョンが止めている。
僕は急いで準備をして、玄関で咄嗟に思いついたことを叫ぶ。
🐧「ごめん、あとでちゃんと説明から、少し待ってて!」
そして、あとはヒョンに任せ、急いで事務所に向かった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。