祖母「“それじゃあそろそろご飯作るわね〜”」
🐧「あ、僕作りたいものがあるんだ。“手伝うよ!”」
🐰「“僕も手伝います”」
[なにを作るかは秘密!]
[この材料から想像できるかな?]
all「“いただきます!”」
🐧「“懐かしい味”」
🐰「あ……これ好き。これなに?」
🐧「日本の家庭料理の肉じゃがだよ。お祖母ちゃんに“おかわりください”って言ってあげて」
🐰「“美味しいです。おかわり……ください”」
🐧「ㅎㅎㅎ」
[完成した料理はあっという間に完食!]
[久しぶりの祖母の味]
[リノヒョンも気に入ってくれたみたい]
🐧「“それで、ここからは僕たちに時間をもらうね。” 実は兄さんに渡したいものがあって。目を閉じてくれる?」
兄「……わかった。なにか企んでるってこともわかった」
🐧「すぐにわかるよㅎㅎㅎ」
[兄の前にはさっき作ったケーキ!]
[今からサプライズでお祝いします!]
🐧「Okay. 目を開けていいよ。……実は、僕たち兄さんのことをお祝いしたくていろんなことを画策してきたんだ。だけどやっぱり大切なことだし、ここはなにも盛らずシンプルにいこうと決めた。だから……Félicitations pour vos fiançailles!」
🐰「ペイトンさん、ご婚約おめでとうございます。そしてこれ、メンバー全員からです」
兄「……やられた。忙しいのにわざわざ日本に来て、こんなふうに祝ってもらえるとは思ってなかった。彼女も連れてこればよかった。本気で嬉しい。ありがとう、あなたの下の名前もミノも、スキズも」
🐧「……義姉さんにはまたね」
[日本に来た理由①:兄の婚約祝いのため]
[先月からお祝いしたいと思ってやっと実現できました!]
[兄も泣いてくれて大満足です]
[リノヒョン、来られなかったメンバーもありがとう]
[兄さん、幸せになってね]
🐧「ヒョン、このケーキめちゃくちゃ美味しい」
🐰「あなたの下の名前、料理かなりうまくなったね」
兄「前は酷すぎたからな。火の付け方もわからないくらい」
🐧「聞かないでくださいね!今のは盛りすぎだから!」
🐰「いや事実だから」
祖父母「“まさかあなたの下の名前の手作りケーキが食べられるなんて思ってなかった”」
兄「うん、これは美味しい。また待ってるぞ~」
[ケーキも皆で分け合いました!]
🐰「お、真っ暗なのに空を見上げると明るいね」
🐧「星空保護区だからね。ヒョンにもSTAYにも紹介するよ。外に行こう」
🐰「お~綺麗だ。あの明るい星は?」
🐧「南の空に見えるのは土星、あっちの一段と明るい惑星は木星」
🐰「ここ、都会じゃ絶対に見られないくらいの星々だね。天の川も見える。……これちゃんとカメラに写ってる?」
🐧「高画質カメラだから大丈夫だと思うけど。あとで望遠鏡を通して撮った写真も入れておく」
[秋は明るい星が少ないから、土星や木星は都会でも見つけられるんじゃないかな]
[ここでも互いに隠し撮りし合う我らはパパラッチズですㅋㅋㅋ]
🐰「寒くなってきたから、帰る前に少しだけ解説して」
🐧「あ〜じゃあ……南の空の高いところにあるペガスス座から地平線近くに視線を下ろした先に、みなみのうお座を構成する明るい星、フォーマルハウトが見つけられると思うんだけど」
🐰「説明早いって。そもそも星が多すぎてペガスス座もわからない。南の地平線ギリギリ?」
🐧「そう。日本で秋に見られる一等星はそれだけだから、『秋のひとつ星』って呼ばれてるんだけど」
🐰「待ってわかったかも。あの白いやつ?」
🐧「白っぽい星が見つかったなら、恐らくは」
🐰「……わかりにくいね。だから一等星なのに知名度ないんだよ。あなたの下の名前あとで写真で教えて」
[あなたの下の名前のミニ星空鑑賞会]
[皆さん、この写真でいうこれがフォーマルハウルです]
[リノヒョンもちゃんと見つけられてました]
[星が見える人は是非秋の空を眺めてみてね]
🐰「お〜寒い。あなたの下の名前もう帰るよ」
🐧「ヒョンと天体観測できて楽しかった」
🐰「僕も楽しかったけどそれ以上に寒いんだってば」
🐧「ㅋㅋㅋ それじゃあ、今日はもう寝ますね」
🐰「おやすみ〜」
[一日目終了!]
[明日は近所を散策します]
[おやすみなさい〜]
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。