【弁当200個が無断キャンセル】注文者に合わせた弁当作るも着信拒否に 約20万円の損失受けた新潟の女性店主が抱いた無念
材料費10万円…総額20万円の損失に
今回の被害は小さくない。 弁当の材料費だけで約10万円。さらに宅配のためのガソリン代や容器代を含めると、損失は約20万円に上る。ナフサ不足の影響で容器価格も高騰する中での出来事に燕さんは「食材も買って、ガソリンも使って、それで廃棄だったので正直かなりきつい」と漏らす。 用意した200個の弁当のうち、130個は知り合いに配ることができたが、残る70個は廃棄せざるを得なかった。
「フードロスを減らしたい」思いの中で
燕さんが宅配専門の弁当店を始めたのは、できるだけフードロスを減らし、客の要望に応えたいという思いからだった。注文に合わせて内容を変え、必要な分だけ作る。そのスタイルだからこそ、今回のような事態は大きな痛手となる。 燕さんは「人対人でやっていきたいと思っているときに、こういうことをされてしまうと…なんでこんなことをしたのかと思う」と落胆の色を隠せない。
広がる支援の輪…弁当は10分で完売
一方で、SNSでの投稿をきっかけに支援の動きも広がった。 その後、新潟市中央卸売市場で販売した際には、多くの人が訪れ、用意した15個の弁当は約10分で完売した。 村上市から来た男性は「まじめにやっているのに被害を被っているので、どうせ食べるご飯なら応援したくて買いに来た」と話し、阿賀野市から来た男性は「数が数なので居ても立っても居られなくて飛んできた」と語った。
再発防止へ前払い検討も…
燕さんは現時点で警察への通報は考えていないが、「もう一度同じ被害があった場合は相談する」として、今後は前払い制の導入も検討している。 「できるだけ無駄を出さず、お客さんに応えたいという思いは変わらない」と話す燕さん。 信頼を前提とした商売。その難しさが、今回の出来事で改めて浮き彫りになった。
FNNプライムオンライン
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