右投げ右打ちも利き手は左手 書道は両手とも達筆 プロ初安打初本塁打のソフトバンク髙橋隆慶、実戦向き打撃を生む〝器用さ
◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA8―3ソフトバンク(5日、横浜スタジアム) ソフトバンクのドラフト5位ルーキー、髙橋隆慶内野手(24)が、プロ初安打初本塁打をマークした。 ■【動画】ベンチも祝福!ルーキー髙橋隆慶がプロ初ホームラン!! 9回2死に代打で登場すると、甘く入ったスライダーを左翼スタンド中段へと運んだ。 大敗にも数少ない明るい材料。ルーキーの表情も明るかった。「いい意味で気負わずに打席に入れた結果がよかったのかな。本当にベースを回っている時からフワフワしながら回ってました」。プロ2試合目、4打席目での初アーチに小久保監督も「やっとプロ野球選手としてのスタートを切れましたね」優しいまなざしを寄せる。 社会人ナンバーワンバッターの触れ込みでプロの世界に入った。186センチ、93キロと恵まれた体格から繰り出される強烈な打球が大きな武器。そして王貞治球団会長も「実戦向きだね」と高く評価する打撃技術が持ち味だ。 どんな状況でも対応できる技術は、幼いことに培われた。右投げ右打ちながら、利き手は左手。母が通っていた書道教室に一緒に行っていた髙橋も筆を手に取るうちに、書きづらいとされる左手に加え、利き手ではない右手でも書ける腕前に。その器用さは、打席でも生きている。 アマチュア時代のホームランボールも茨城の実家に保管されており、母が丁寧な字で日付から状況まで記しているという。プロ1号のボールは「きれいなままで渡そうと思います」と笑顔の髙橋。横浜の空で描いた美しい放物線を、今後は量産していくつもりだ。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】 ▼【動画】ベンチも祝福!ルーキー髙橋隆慶がプロ初ホームラン!!▼
西日本新聞社