近藤健介に匹敵の四球率「・152」 ソフトバンク庄子雄大、本塁打0でも四球を取れる理由「取ろうという意識はあまりないけど…」
◆日本生命セ・パ交流戦 中日0―3ソフトバンク(2日、バンテリンドーム) 15試合ぶりに2番でスタメン起用されたソフトバンクの庄子雄大内野手(23)が2安打1四球の3出塁と上位の役割を全うした。 ■【動画】七色の投球術!大津亮介118球の完封劇!! 今季6盗塁目もマークし、2度の生還も果たした。 売り出し中の庄子は下位打線での起用が続いていたが、5月13日の西武戦(みずほペイペイドーム)以来、2度目の2番に座った。好調の1番正木智也とクリーンアップに挟まれる重要な打順。「特に変わることはないというか、やることはあまり変えずにいこうという意識でした」。初回1死からチーム初安打の中前打を放つと、その後も次々と持ち味を発揮した。 両チーム無得点で迎えた3回は2死から選んだ四球が起点となり、チームに貴重な先取点をもたらした。今季自身12個目の四球。規定打席にほど遠い79打席でこの数字は、リーグ屈指の強打者らもしのぐ四球率(四球÷打席数)「・152」をマークしている。 規定打席到達者では近藤健介(ソフトバンク)の「・158」がリーグトップの数字だ。2位で並ぶ山川穂高(ソフトバンク)、万波中正(日本ハム)は「・125」だけに近藤の四球率の高さは際立ち、庄子も打席数は少ないが、高い数字であることが伝わる。 「四球を取ろうという意識はあまりないけど、追い込まれてから球数を投げさせたり、低めの変化球を見逃したりを意識している。それが結果的に四球につながっているのかなと思います」。冷静かつ的確な自己分析能力が、好調を持続する自身の支えとしてある。 また、四球が増えるのは一般的に一発のある強打者のイメージだが、庄子はまだ通算0本塁打だ。「もちろん相手も(自分を)打ち取りにきていると思う。その中でしっかりとボール球を見逃して、厳しいところをファウルで逃げられている。それで四球が増えているのかなと思います」。そう言うと、〝高水準〟を誇る四球率に胸を張った。 5回には1死二塁からバットを折られながらも中前打とし、チャンスを広げた。さらに二盗も決め、栗原陵矢の2点三塁打につなげた。「2本の安打に関してはあまりいい打球ではなかったけど、いいところに飛んでくれたので良かったです」。派手さはないが、堅実な働きで、2年目の若鷹が存在感を高めている。(小畑大悟) 【#OTTOホークス情報】 ▼「今はそこにかけるしかないので」小久保監督、6試合ぶり先発マスクで好リードの海野隆司に期待 山本祐大の加入で出番が大幅減でも意地の完封劇アシスト▼
西日本新聞社