第32話

家族
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2025/02/09 07:00 更新
ヨンボガがチャニのおでこにキスを落とし

可愛い声はひびき
あどけない言葉で
大人を刺した。




IN
IN
オンマとアッパが
リノオンニとスンミナおじさんが
CB
CB
よく してる だって?
ヨンボガがいるとこでキスしてんのか?
정인
정인
あらあら まあぁ!
仲良しねぇ
릭스
릭스
ほっほっほっ
いいことだなぁ。



ソファで話してた大人たちは
一斉にヨンボガとチャニを見つめ流。
祖父母たちは余裕の笑みで佇むが

イエナとチャンビナは
想像できないというような表情で
固まってる。




LK
LK
イエナ!ほら 手伝って!
何してんの?
イエナちょっと手伝って。
テーブルセッティングして?



IN
IN
!オンニ!
んわ!びっくりした、
ちょとまって整理がつかない。
え?

オンニ なんかいつも叔父様のこと
邪険にしてたけど

実は

仲良い?の?

きょとんとしながら動揺して
オンニに急かされてオンニの言われるまま
手伝わされにキッチンに消えてった。



SM
SM
ヨンボガー ごはんだよー
ヨンボガそろそろ食べよう
おもちゃしまって?

はーいと可愛く返事をする天使
うん。素直でいい。

チャニも
片付け…ていうか
どうした。固まってるな。

大丈夫かチャニ。


おん?おかしい。

声をかけにリビングに来たけど

チャンビナが 動揺した様子で
俺をみる。

どした?



CB
CB
叔父さん すごい。
さすが
リノおばさんと結婚しただけある。

綺麗であんな意志の強い人と結婚して
子どもの前で
キスするぐらい
仲がいいなんて

叔父さんも

強いんだね。

尊敬。

開いた口が塞がらない。

けど

俺も

伯父さんのように

イエナと…

空想が膨らむ。

SM
SM
なんだ チャンビナ 気持ち悪い。
なんだその顔

驚いたかと思ったら
今度はニタニタ笑い始めた。
ほんとよくわからんなこいつは。

ほっておいて
チャニを呼び戻し
テーブルに行くように促す。

どうしたほんとに
なんか惚けてるけど。

ヒョンジナ姉さんか兄さん呼ぶ?

トボトボと向かうチャニを横目に

父さんと母さんにも声をかける。





정인
정인
ありがと。もうちょっとしたら行くわね。
揃ったら教えて。
もう少し休むわ。
릭스
릭스
ん。そうじゃの。
やっとゆっくりできる。
まあ そんなにすぐ動けはしないけどな。
やはり依る年波には勝てない。

ゆっくり行くよ。

わかったとスンミナはまたキッチンへ戻って行った。






少し静かになったリビングには

二人きり。

穏やかな空気が
また流れ始める。


정인
정인
賑やかになったものですね。
座りながら虚空を眺め呟く。

子どもたちが巣立ってからは
穏やかになって過ごしていた

また賑やかになる。



릭스
릭스
いいことじゃないか
静かで寂しいより

賑やかで楽しい方がいい。

昔はハニが騒がしかったけど
今はチャンビナが賑やかじゃな。
うるさいが声を大きくしたくなるほど
他人に伝えたい気持ちが溢れてる。
情熱的じゃな。
さすが親子。

スンミナは昔から大人しかったが
芯のある子だったからな
天真爛漫で我儘なそうなリノさんの
コントロールが上手いなあ。

さすがワシの息子たち。

あ声の大きいところは
婆さんに似たのかな?

정인
정인
スンミナはあなた似ですよ
陽気な性格を隠し持っているあなたは
硬い信念を隠し持っているスンミナに
そっくりですよ。
もう。

私、そんなに声大きいですか?
それは歌が好きでしたからね。
発声が生きてんですよ。



릭스
릭스
そうじゃった
そう

婆さんの歌。

歌声。

綺麗だったな。

出会った時も

綺麗な声で

わしの名前を呼んで。


微笑んで隣の愛しい妻を眺める。


手を差し出して

行こうと誘う。






정인
정인
ふふ。行きましょう
さすがですね。

そのスマートで
さりげなくエスコートするあなた。

昔からそう。

何を考えているかわからないけど

豪快で
でも思いやりがあって

私を一番大切にしてくれる。



差し出された手のひらに
優しく手をのせると

力強く握られ
引き寄せられ
ソファから立たせてくれた。

相変わらず
力強いですね。

惚れ直しますよ。


二人は言葉は発しないが
微笑みあう。

手を繋ぎ
睦まじく
寄り添い向かっていく。

まるで
出会った頃の
二人に戻るように
笑顔が溢れる。





歩んでいく。


いつも一緒。







明るく

暖かい

場所へ






懐かしい

賑やかな

家族へ


















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