「岡本和真はほぼ期待していた通りの活躍」と米メディア、高評価は長打とハードヒットで「4、5番を任されるのも納得」、一方で改善点は?
◇30日(日本時間31日) オリオールズ6―5ブルージェイズ(ボルティモア) Bジェイズの岡本和真内野手(29)は敵地のオリオールズ戦に「5番・三塁」で出場。2回に大飛球を『ホームランキャッチ』されたが、4回1死満塁の守りはゴロ打球を捕球すると同時に三塁ベースを踏み、一塁送球で絶妙タイミングの併殺を完成。さらに8回は左翼線へ2点適時二塁打を放った。4打数1安打、2打点。 【実際の動画】岡本和真、ゲレロからファッション助言!? 球団地元メディアのブルージェイズ・ネーションは、和製大砲のメジャー1年目を独自評価。「岡本和真はBジェイズでもどちらへ転ぶかわからない最大のジョーカーの一人だったが、シーズン約3分の1を消化した時点で、メジャー1年目にもかかわらず全く違和感なくプレーしているように見える」と高評価。最終的に「現時点で、ほぼBジェイズが期待していた通りの活躍をしている」と結論づけた。 12本塁打、33打点はともにチームトップで、長打率・422はチーム4位。同メディアは「少し首をかしげるデータではあるが、岡本のISO(純粋長打率)・195はチームトップ。つまり、チームの誰よりも長打力を発揮しており、安打の約40%が長打。打順も4番か5番を任されるのは納得だ」と論じた。 さらに「(初速153キロ以上の)ハードヒット率や打球初速の指標も非常に優秀だ。つまりは、しっかりバットの芯でボールを捉えており、強烈な打球を放っているということだ。荒々しいスイングではないが、非常にスムーズで効果的だ」とした。ちなみに、岡本のハードヒット率52・3%はメジャー全体でも上位5%に位置し、平均打球初速149キロも同9%と高い。 一方で、改善点は三振率と出塁率だと指摘した。「NPBでは11シーズンで出塁率・355だったが、今季は・299。これはメジャーでも下位3分の1。全く新しいリーグの投手に適応するのは難しく、これが(リーグワースト3位の)32・1%という三振率につながっている。直球とチェンジアップにはしっかり対応している一方、カーブ、カットボールとシンカーに相当苦しめられている」。 また、「(ボール球をスイングする)チェース率は高いわけではないが、それなのに空振り率は非常に高い。ストライクゾーンは上部3分の1でミートに苦労している一方、下部3分の1は最も大きなダメージを投手に与えているローボールヒッターだ」と紹介した。 岡本のチェース率25・3%はメジャー全体で上位25%に位置するが、空振り率32・9%は下位10%となっている。(写真はAP)
中日スポーツ