【閲覧・CP注意】 「お前の人生はハッピーエンドにはならねぇと思ってた」 Part4

  • 1スレ主26/06/04(木) 02:03:15

    それでもできうる限りの幸せを与えて
    やりたいと思ったんだ……





    ※初心者のSSです
    ※ゴア系の描写が出ます
    ※日下部✕日車です

  • 2二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 02:20:41

    このレスは削除されています

  • 3二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 02:32:23

    このレスは削除されています

  • 4二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 02:34:40
  • 5二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 02:36:52

    【注意】
    この先、日下部さん・日車さん双方にとって非常に辛く、残酷な描写が続き、結末に向けて救いのない描写や、場合によっては強い不快感を覚える展開が含まれます。

  • 6二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 03:19:23

    立ておつ
    どんな展開になっていくのか楽しみだ

  • 7二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 05:43:12

    スレ立て乙です
    日車は自分の為に日下部の立場が悪くなるようなこと受け入れられないよね…

  • 8二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 07:14:52

    たておつ保守
    日車自身何もしてないのに日下部がどんどん自分に堕ちてきてるみたいで怖いだろうな
    そうなれば自分がいるのがいけないって思考になって逃げ出したくもなるだろう

  • 9二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 07:33:32

    新スレ待ってた!ありがとうございます!!

  • 10二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 07:34:38

    結末が見たいけど終わってほしくない気持ちもある〜

  • 11二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 11:37:02

    新スレありがとう!
    あ〜終わりに近づいているのは寂しいけどハッピーエンドも見届けたい

  • 12二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 14:30:27

    >>5

    この先、日下部さん・日車さん双方にとって非常に辛く、残酷な描写が続き、結末に向けて救いのない描写や、場合によっては強い不快感を覚える展開が含まれます。


    こんなに最初から最後まで救いのない注意書きあるかよ…

  • 13二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 14:57:01

    でもダイス神がそう望まれたし…スレ主は啓示に従い文章を綴って…スレ民は見守ることしかできなくて…
    せめて日下部が思い描いてしまった最悪のアンハッピーエンドからは逃れられるといいね…
    どうして日車は周囲を派手に巻き込む曇らせがこんなに似合ってしまうんです?

  • 14二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 22:58:10

    ほしゅ 

    続きが気になりすぎる

  • 15二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 23:59:42

    king〇nuさんの「The hole」聴きながら読むのたまらん

  • 16二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 00:16:05

    >>15

    MV見てきた

    曲とMVの印象が違うなって思った

    MVだけ見たら日車視点だなって思ったし歌詞を読んだら日下部かもなって思った

    自分的には日車視点寄りかな

    MVで言うと女性の役割は日車が守ろうとしていた人間で、男性の役割は今の日下部なんだろうなって

  • 17二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 00:39:42

    スレ主が次のスレ(このスレ)の最初の方で終わるって言ってたけどこの救いのない状態そのままで完結まで持っていくのか…辛い…辛すぎる…しかもまだ地獄がありそうで…

  • 18二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 06:52:27

    救いは…救いはないんですか…

  • 19二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 08:50:25

    >>17 次スレ(このスレ)じゃなくて次々スレの最初の方で終わるかもって書いてるから救いがない状態では終わらないと思う。だってそこまで悪いENDじゃないって書いてたしそう信じたい

  • 20二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 09:41:41

    >>19

    ほんとだ!ありがとう勘違いしてた

    そっか…つまりここからまた丁寧な地獄が…

  • 21二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 15:47:47

    言い方が難しいけど現状を提示されてから過去に何があったか回想する構成にされてるの天才だよな

    子供化するのは確定なのにそれがなぜか分からない
    記憶に蓋をした方法が分からない
    日下部と引き離された理由が分からない
    その後の鬱展開の展望が見えない

    他にもまだまだあるけど結果を知っているぶん考察が捗る
    ニュアンス伝わるかな

  • 22二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 17:04:57

    >>21

    とても分かる

    『何が』『どうなって』『こうなった』の『どうなって』しか分かってない状態

    『何が』の部分は今語られてるけどどんどん重くなる未来しか見えないし

    『どうなって』の部分にもまだ追加展開(重い・暗い)がありそう

    それらが最後どんな『こうなった』に辿り着くか楽しみだけど不安だ

  • 23二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 23:37:29

    今更ながらスレ画はどの場面なんだろう再会したとこかな?

  • 24二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 00:13:36

    日車を連れてきて1週間がたった。その日は朝から雨が振っていた。窓を叩く雨音を聞きながら、俺は日車のベッドに伏せて微睡んでいた。一瞬だった。いや、思っているよりも長い時間寝入っていたのかもしれねぇ。雨音に混じって甲高いカラスの声がして、俺は目を開けた。
    慣れたようにベッドへ視線を向ける。

    日下部「日車?」

     布団だけが不自然に窪んでいた。
     一瞬にして目が冴える。ベッドの中に日車がいない。

    日下部「日車!!!」

     立ち上がった拍子に椅子が倒れる。寝室を見渡しリビングに駆けつけ台所に視線を走らせる。
     いない。 心臓が嫌な音を立てる。誰?誰が日車を? 見つかった? 日車が? 
     吐き気に似た動悸に頭が割れそうだ。早く見つけねぇと――はやる思いでリビングを出ると、玄関の前に蹲る人影が見えた。

    日下部「――日車!」

     細い身体が玄関の壁に手を突いて蹲っていた。靴箱の引き戸が半分開いており、床には靴が散乱していた。
     居た……それだけで膝から力が抜けそうになった。なのに、次の瞬間には腹の底がじわりと熱を持った。

    日下部「外に出ようとしたのか」

    荒くなる息を整えて問うと、日車は振り向いた。振り向いた顔は、悪戯を見咎められて怯える子どものようだった。

  • 25二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 00:20:48

    日車「……すまない」

     日車は目を伏せて壁に突いていた手をゆっくり下ろし、指先を頼りなく握りこんだ。

    日下部「別にいい、戻るぞ」

     なるべく普段通りに言ったつもりだった。だが声は思った以上に硬い。自分でも苛立っているのを自覚した。日車にもそれが伝わったのか、その場から動こうとしなかった。
     何か言いたげに唇を開いては閉じる。数度それを繰り返し、やがて観念したように口を開いた。

    日車「電話を……探していたんだ」
    日下部「電話?」
    日車「高専に連絡しようと思った。迎えに……来てもらおうと……」

     一瞬、意味が分からなかった。理解した途端、全身の血の気が引く。連れ戻される。日車がいなくなる。その考えだけが嫌に鮮明に頭を埋めた。

    日車「……迷惑を掛けているから。これ以上は駄目だと思った」

     迷惑? 何言ってんだ。 お前は俺に連れてこられたんだぞ。俺が望んで此処へ連れてきた。迷惑な訳がねぇだろ。玄関に落ちる雨音だけが妙に大きく聞こえた。

    日車「探したが、見つからなかった。だから外に出ようと」
    日車「……ごめんなさい」

     日車は俺を向いている。なのに視線が絡まない。直視するのが怖いのか、視線だけが俺の肩口の向こうを彷徨っていた。

    日車「うっ……ごめっ……ごめんなさい……」

     息を切らし、しゃくりあげているのに涙が落ちねぇ。そういえばこいつはずっと泣いていない。泣き方を忘れたみてぇに、泣くことが許されねぇみてぇに……。

    ――何やってんだ、俺は。言わなきゃならねぇことはいくらでもあった。勝手に出て行こうとするなと、俺から離れようとするなと。しかし上手く喉が動かねぇ。
     玄関の床に蹲る日車は叱られるのを待つ子供みたいだった。腹の底に宿った熱が少しずつ冷えていく。

  • 26二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 00:24:41

    日下部「……怒ってねぇよ、心配したんだ、外は危ねぇから」
    日車「っ……」
    日下部「とりあえず戻るぞ」
    日車「……しかし……」
    日下部「いいから」

     強引にならないよう気を付けながら、膝をついてにじり寄ると、日車はびくつくように距離を取った。

    日下部「日車」
    日車「だめだ……」

    俺が近づくたび、日車は僅かに後ろへ下がる。

    日車「だめなんだ……これ以上は……」
    日下部「日車」
    日車「迷惑を掛けている……仕事にも行っていないだろう」
    日下部「気にしなくて――」
    日車「俺の世話ばかりしている、食事も、着替えも、何もかも……ずっと側にいてくれて……」

    日車は自分の腕へ巻かれた呪符を引っ掻いた。

    日車「俺は何もしていない、何も返せない、なのに、君の時間だけ奪っている」
    日下部「違う、そんなもん気にしてねぇ、俺は――」
    日車「俺のせいで……だから……戻らないと……」

     違う。そうじゃねぇ、そう言いたかった。だが日車は俺の言葉なんか聞いていなかった。
     俯いたまま、自分へ言い聞かせるように呟いている。まただ。こいつはいつだってそうだ。勝手に一人で結論を出す。俺の言葉なんか最初から届いていない。

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