Vol.18「『ゴー宣リバイバル』『角栄生きる「わしは天下を取る」』」
(2026.6.5)
【お知らせ】
※お待たせしました!
今週号は『ゴーマニズム宣言リバイバル』と『角栄生きる』、「しゃべらせてクリ」の掲載です!
『ゴーマニズム宣言 リバイバル』は
第6章「同情を禁じ得ない芸能界」
第7章「新・社会人を応援する」
第8章「国内ペニスこそ優秀なのだ!」
の3本掲載!
『角栄生きる』は第2話「わしは天下を取る」!
今回も「コンプラのない時代」だからこそ描けた作品の数々です!
読者と一緒に作る大好評コーナー「しゃべらせてクリ!」はMVPが決定ですよー!
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1. ゴーマニズム宣言リバイバル・第6章&第7章&第8章
【第6章「同情を禁じ得ない芸能界」解説】
小林) これ、意味が全くわからないのよ。
みな) 単行本の欄外に解説が書いてあるけど、こんなことがあったんだなぁという感じで。
トッキー) あまりにも小さな当時の芸能ネタばっかりで、ここではいちいち解説もつけませんので、知りたい人はネットで調べてくださいね。
小林) どうよこれ?
みな) いろいろ描いて、最後に「ごーまんかましてよかですか」の前に、「わしは不思議にこれらの人の気持ちがわかる… サービス精神のある人間が大衆から踊らされる嬉しさと悲しさがとってもよくわかる…」って書いてますけど。
小林) そうだね~。エンターテイメントの世界とかで大衆からウケるってことは、今でも「バズる」って言うじゃない。バズるのをものすごく喜ぶ人がいて、バズらせようとしてる。そういうのは結局、大衆から踊らされているのかもしれないわけでしょ?
自分をもっとイジってほしいとか、注目してほしいと言わんばかりに、バズらせよう、バズらせようとしている。それほど承認願望が強いってことだよね。
今は誰も彼も、承認願望強くなっちゃってる。だからもう、人からけなされようと、どうしようと、バズったら大喜びみたいなところがあるよね。
楊井(楊井人文。弁護士。「ファクトチェック」の専門家として「ゴー宣道場」にも登壇したが、最近では「男系派」に闇落ちしている)とかもそうでしょ。ヘンテコなこと言い始めて、どうこう言われて、それで人から相手にされてると思うわけよ。自分がバカなこと言ってるだけなのに。で、自分に反感を持つ人がいると思ったら、なんか承認願望が満たされるって状態でしょうね。
みな) 主体的に、こっちが相手を楽しませたいというサービス精神と、バズらせて自分が注目されたいみたいな承認願望って、表裏一体じゃないけど、なんかちょっと違うというか。
小林) 前回も言ったかもしれんけど、自分が愛嬌のあるキャラクターだったら、わりと楽しませてくれたからって許容されるのね。なんかムチャクチャなこと言ってるけど、まあ楽しいからいいやって。
まさにこの『ゴー宣』の描き方なんか、ムチャクチャだと思うけど、キャラが面白いからいいやってなってしまうでしょ。そのキャラに愛嬌がなかったら、なんか腹が立ってくるとか、やっぱり好意的にならないわけだよね。
好意を持ってくれるかどうかは、バズるかどうかだけの話とは違うんだよ。
バズっても好意を持たれたわけじゃなくて、反感だけ持たれたっていうこともあるし、宅八郎みたいに、反感を持たれても注目されればいいって人もいる。その辺が難しいよね。本当に反感を持たれても、注目されて仕事にありついたからいいって人もいる。倉山(満)とかもそうでしょ、結局ね。
どんどん反感を買って、批判が来るけど、でもバズってるとか、自分が見られてるとかいう快感みたいなものに酔ってしまう。
けど一番肝心なのは、本当は愛嬌のない人間だから、信頼を失っていっているのに、それに気づいてないってことね。いざという時に、誰にも何も信用してもらえない人間になっていたという結果になっていたりするわけ。
本当のエンターテイナーとは、そこが根本的に違うよね。
トッキー) このなべおさみって人は、サメの被害があったところにサメ退治に行くとかって、最初は立川談志が言い始めて、それに乗っかってたんだけれども、地元から反感を買ってるらしいということに気がついて、談志は逃げちゃったんですよね。で、なべおさみだけが現地に着いて、「ふざけやがって」という感じで総スカンをくらった事件があったわけです。
結局、なべおさみだからダメだという、本当に愛嬌がないってことなんですよね。鳥羽一郎とか中尊寺ゆつこだったらよかったみたいなことを描いてるんで。
みな) まあ、キャラクターの問題ね。
小林) それと、場違いっていうのもあるよ。例えば、ビートたけしがすごく人気あった時に、新日本プロレスにビッグバン・ベイダーのマネージャー的な役割で出たのよ。
わしはその時に会場にいて見たんだけどね、ものすごいブーイングだったの。あの人気のあるビートたけしが、ここまでブーイングを受けるかってほど、すごい不評だった。
ビッグバン・ベイダー自身は、案外プロレスラーとしては良かったの。けどビートたけしがそれをプロデュースしたみたいな、マネージャー的な役割でプロレスのリングの上に上がったら、すごいブーイングが来ちゃった。
そこにいたのはビートたけしのキャラを喜ぶようなファンじゃなくて、ものすごくマニアックなプロレスファンだったのよ。もともと新日本プロレスは「ストロングプロレス」だから、プロレスの技を見せるところであって、芸人とかがそこでおちゃらけたって、喜ばないんだよ。場違いだって。
だからその後もビッグバン・ベイダーは出てきたけど、ビートたけしはもうその一回限りで終わっちゃったからね。そういう場合もある。自分はどこに行ったってウケると思ったら、ちょっと場違いになってしまうっていう時もあるよね
トッキー) 炎上狙いみたいなことをやる人は、もうこの時からいたわけですね。
小林) そういうことやね。
トッキー) 今はネットが出てきて、もっと手のつけられないことになっちゃった。
小林)そうだね。ひたすら炎上狙いっていうのと、ゴーマニズム宣言が一つの芸とかユーモアになっているということの違いが、もうわからない人たちが出てきちゃって、自分が憎まれているのか、好かれてるのかもわからないという状態になっているのが、今のツイッターとかネットの世界だよね。
それで一番みんなが勘違いしているのは、そこで信頼が醸成されているのか、それとも信頼が損なわれているのかということだよ。それは、いずれ結果が出てくることになってしまうのだけど。
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小林よしのり漫画ブック
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 『おぼっち…



④番 配信お疲れさまでした! ゴー宣リバイバルの第六章は今となっては小さい話でしたが「こんな話題があったねぇ〜」という思い出でした 当時はまだバブル時代の名残りが感じられた時期でした
ドラメッド三世!! 今週の漫画ブック配信お疲れ様っス( ̄^ ̄)ゞ!! 今週のゴー宣リバイバルですけど、最初の二本がバズるとか承認欲求とかで深く考えさせられる話で、三本目も…と思ったらまさかの日本ペニスと言うオチに思わず脱帽しまくりッス🤣🤣🤣 今週の角栄生きるですけど、角栄の母ちゃん…
2時間ドラマの 2。 配信ありがとうございます!
一番かなぁ〜 配信ありがとうございます!🤗 正直忘れてました…🥹