本日の兵庫県知事定例記者会見において、知事に対し「人殺し」と発言する場面がありました。
これは、もはや質問でも取材でも批判でもありません。
公の記者会見の場における、極めて不適切で、常軌を逸した暴言です。
さらに問題なのは、会見終了後にも、廊下で待ち構えるようにして「人殺し」と声を上げたとされる点です。
会見中だけでなく、終了後の動線上でも同様の言動が繰り返されたのであれば、これは偶発的な発言ではなく、執拗で威圧的な行為と受け止めざるを得ません。
知事に対して厳しい質問をすることは当然必要です。
行政権力に対する監視は、報道機関の重要な役割です。
しかし、根拠を示さず「人殺し」と投げつけることは、権力監視ではありません。
それは単なる人格攻撃であり、会見の秩序を破壊する行為です。
これまでも定例記者会見では、不規則な発言や、質問の趣旨が整理されないまま場が混乱する場面が見られてきました。
今回の件は、その延長線上にある深刻な問題です。
このような行為を放置すれば、記者会見は県民に向けた説明の場ではなく、一部の者による糾弾や罵声の場になってしまいます。
ルールの厳格化をしてこなかった記者クラブの遅すぎる対応にも責任と問題があります。
会見の自由を守るためにも、最低限のルールと秩序は不可欠です。
発言の自由は、暴言を許す免罪符ではありません。
取材の自由は、威圧的言動を正当化する理由にはなりません。
厳しい質問は必要です。
しかし、暴言は不要です。
県民が求めているのは、罵声ではなく、冷静で建設的な議論です。
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