岡山・創志学園、延長サヨナラ勝ちで決勝進出 春季中国高校野球
第146回春季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の準決勝が31日、島根県出雲市の県立浜山公園野球場であった。岡山代表の創志学園は開星(島根2位)と対戦。延長の末、7―6で勝利した。決勝は6月2日、石見智翠館(島根1位)と同球場で対戦する。 【写真】開星―創志学園 延長十回、創志学園・北岡の左前安打で二塁走者清水が生還しサヨナラ勝ち=2026年5月31日午後4時33分、島根県立浜山、中川壮撮影 創志学園は九回、押し出しと福島塁選手の適時打で追いついた。3点をリードされた延長十回、犠飛や敵失などで同点とし、最後は北岡大知選手の適時打で勝負を決めた。(中川壮) ■人生初のサヨナラ打 北岡大知選手 創志学園は十回裏、制球の定まらない相手投手のボールを見極めて出塁・得点を重ね、ついに敵失で同点に追いついた。 なお1死一、二塁。途中出場の北岡大知選手(2年)が打席に。「打てなくても後ろがいる。思い切っていった」 変化球を強振した打球は三遊間を抜け、二塁走者が生還。一塁を駆け抜けると天に向かって「よっしゃー」と叫んだ。 小学4年からの野球人生で初めてのサヨナラ打。「プレッシャーよりも楽しむことができた」 一回表に3点を奪われた。「何とか絶対に勝つ。勝つという気持ちしかなかった」。十回表に再び突き放された。「次が始まってる。引きずるんじゃなくて、どんどん次いこう」。仲間に呼びかけて自分にも言い聞かせ、逆転劇につなげた。 3点差から2度追いつき、最後はひっくり返したことについて「勝ち切ったのは大きい。夏に絶対につながる」と手応えを口にした。自分の長所は守備と走塁だと思っている。「守備で自分が引っ張りたい。どんな形でもいいのでチームに貢献したい」(中川壮)
朝日新聞社