「被害者が警察に突き出された」——吉田敏景による九州大学ハラスメント隠蔽と阿部慎之助DV事件の、決定的な違い
**どちらも「声を上げた被害者が責められた」。しかし九大がやったことは、公権力を使った組織ぐるみの口封じだった。**
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## 1. 被害が起きた「場」の違い——密室の家庭か、国立大学か
阿部慎之助氏の件は、実の親子という私的な密室の中での出来事だ。経済権・親権という家庭内の絶対的な力関係が背景にある。
九州大学の件は違う。国立大学法人という公的な教育機関において、教員(前田幸嗣教授)やハラスメント窓口の責任者(吉田敏景課長ら)が、職務上の権限を持つ立場から組織ぐるみで行っている行為だ。私的な感情の問題ではなく、**税金で運営される公的権力による加害**である。
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## 2. 警察の「使われ方」——保護のためか、口封じのためか
両者の最大の違いはここにある。
阿部氏の件では、被害者(長女)が児童相談所に相談し、そこと連携した警察が**「被害者を守るため」**に動いた。警察権力が正当に機能した事例だ。
九大の件は真逆だ。ハラスメント被害の説明に赴いた被害者に対し、吉田総務課長らは110番通報を使って追い払った。目的は**「19通のメールを無視し続けた自分たちの怠慢を追及されないための口封じ」**だ。被害者を守るべき警察権力を、大学側が**被害者を不審者に仕立て上げる道具として悪用した**。
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## 3. 「後付けの警告書」——虚偽公文書による社会的抹殺
阿部氏の件では、弁護士を通じた長女の手紙の公表という形で、家庭内の情や自責感情が利用された。
九大の件では、情に訴える手口すら使わない。3月30日の不当な警察動員を正当化するため、吉田課長らは研究院長名義で**「立ち入り禁止警告書」を後付けで作成・発行した**。公的な文書を捏造して被害者を排除する、より組織的・強権的なやり口だ。
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## 4. 相談窓口が「牙を剥いた」——九大だけに起きた完全な逆転
阿部氏の件では、児童相談所は機能した。相談を受け、警察と連携し、加害者逮捕につなげた。
九大の相談窓口は機能しなかったどころか、窓口そのものが加害者になった。ハラスメント対策推進室は「卒業生だから」と門前払い。吉田課長・古山氏にいたっては、最初から加害者側に立ち、19通のメールを黙殺したうえで被害者を警察に突き出した。
**「助けを求めた窓口が、牙を剥いて襲いかかってくる」——これが九大で実際に起きたことだ。**
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## 結論——これは「感情の問題」ではなく「ガバナンスの崩壊」だ
阿部氏の件は、家庭内DVに公的機関が正当に動いたにもかかわらず、世間が被害者を責めるという二次加害の問題だ。
九大の件は次元が違う。**税金で運営される国立大学の幹部職員が、保身のために嘘をつき、警察を2度にわたって濫用し、一卒業生を組織ぐるみで排除した**——これは感情論でも個人の問題でもなく、公的機関によるガバナンスの崩壊であり、人権侵害だ。
データ・マックス社の寺村記者をはじめとする報道機関が厳しく追及する大義名分は、まさにここにある。


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