幕間
更新遅くなってごめーーーーーん!!!!
頭と耳から血が出る緊急事態だったのと、別室終わらせてたのと、これ更新したら「合流したんですね……もう見ません」って言われるんじゃないかという謎の不安に取り殺されてて!!
まあ、幕間で合流は終わらせたので、次回からは普通にみんなで鑑賞するよ!
アナスタシアとメィリィ、それから菜月夫妻が追加されましたが、もう少し人数増やしたい気持ちもある。
ちなみに、シャウラは合流させません。
あの子の命は確かにあそこで終わっていて、無理に延命させることはあの子の覚悟を踏みにじることと同義だからです。
プリシラはどうしようかなって感じ。
合流したとしても例のあのシーンで……になるのでね(ネタバレ回避のため超暈し)
アルは追加する予定ないです。
アイツいたら色々面倒なんだもん。
あと、フェルトは単純に背景が分からなすぎて、安易にいけない。
それに、フェルトいない方がラインハルトの曇り具合が上がるし。
まあ、追加して欲しいキャラがいたら気軽にどうぞ。
追加できるかどうかは春風の力量次第です。
最初アナスタシア省いてたのもエミュが出来なかったからなので。
最新話まで追いついて、短編集にも手を出し始めたのでそこそこキャラ解像度が上がっただろうということで追加しましたが。
そんなこんなで、追加キャラを考えたり休息という最大の治癒魔法をかけたりしていた結果、ひと月もお待たせしてしまいました。
あと、フォロワー9000人いってるんだよね。
嬉しいー。
ということで、コメントお気軽にどうぞ!!
それから、別室も目を通してくれると嬉しいな!!
今までこういう反応してましたよってのが分かると、またいいのかなーなんて思うので!!
なんかキャプション書くのも「ただの二次創作者が調子乗りやがって……」って思われるかと思って控えようか迷いましたが、書きます!
書きたいもん!!
春風は書きたいものしか書かないし、書きたいものは神(作者)に怒られない限りは何があろうと書きます!
そもそも、二次創作なんて「見たい、書きたい」が大元だろうということで!!
最近はTwitterでお褒めの言葉もキツい言葉も頂いてますが、二次創作者として日陰を歩きながら更新します!!
キャプション長いな!!
おわり!!
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「──!」
気配がした。
加護や魔法が奪われても、培った戦闘スキルや反射神経は消えない。
だから、エミリアやガーフィールは、目敏くそれを感知した。
「ベアトリス!」
「分かっているかしら!」
なんとなく何かが起きる予感がした。
「──多分、スバルじゃない」
会いたくてやまないその人ではない。
でもきっと、何かが起きる。
それだけを、エミリアは確信していた。
「──扉はないから、何者かが侵入するのは難しいと思います。……フレデリカという前例に、目を瞑ればですが」
ラムが、桃色の髪を揺蕩わせ、その慎ましやかな体に警戒を張り巡らせる。
「何も無ければ、それでもいいの。──また、映像はしばらくしたら始まるもの。でも……多分、」
誰かが来るかもしれないと、エミリアは思案する。
スバルではないけれど、おそらく、エミリアの知る誰か。
「──だから、」
瞬間、世界は暗転する。
「──!?ベアトリス!」
「あまり離れるんじゃないのよ!あの時とおなじ──!また、何かが起こるかしら!」
銀怜の声と鈴を転がすような声が交差する。
「クルシュ様!」
「ロズワール様、ご無事ですか?」
「一体何が……」
各々が、乱雑に言葉を紡ぐ。
そして、そして──。
「あらあ?ここは……」
「なんや、ようわからん状態になってもうてるんやね」
「──ぅ、あ、れ?」
「──嘘だろ……」
青い三つ編みを揺らしながら、状況把握に勤しむ少女がひとり。
紫色の髪をいじりながら、早くも状況を理解した少女がひとり。
鋭い目つきが鳴りを潜め、不安げにたじろぐ女性がひとり。
黒髪の──この場にいるほとんどが会いたいと願った彼に似た風貌をした男性が、ひとり。
「──メィリィ」
ラムが、珍しく驚いたような顔つきで名を呼ぶ。
彼女が現れたことにではなく、この部屋の摩訶不思議さに、と言うべきか。
「アナスタシア、様」
名無しの騎士が、彼女の名を呼ぶ。
彼女は、特に反応を示さなかった。
「──状況把握に、苦しみますね」
オットーが発した言葉は、この空間の総意だろう。
「──スバル、の」
エミリアが、その紫紺の瞳を見開く。
驚きと、焦燥と、動揺が入り雑じる。
どうして、ここに彼らがいるのだろう、と。
スバルの試練にいた、おそらくは、スバルの両親。
そもそも、彼らは違う世界の住人のはずだ。
どうして──
「──エミリアちゃんがいるってことは、」
女性──菜穂子が、スバルに似た男性──賢一に視線を向ける。
そして、エミリアたちの方へ、少し戸惑うような目を向ける。
「どうして、わたしの、名前……」
エミリアがその意味を理解するのに、数秒を要した。
そして、すぐに──
「──もしかして、」
その意味を、理解した。
「──スバルの、お母さんと、お父さん……」
エミリアの顔が、真っ青になる。
次いで、オットーやガーフィールが。
後悔と、動揺と、悔恨と──。
様々な感情があっただろうが、少なくとも、この状況が最悪な状況であることは間違いなかった。
「──お姉さん?この人たち、お姉さんの知り合いなのかしらあ?」
メィリィが、エミリアに声をかける。
エミリアは、それに返事もできぬまま、立ち尽くす。
「──ぁ、」
エミリアは、何を言うべきなのだろうか。
謝罪なんて、なんの意味もない。
刻まれた痛みは、忘れられることなどないのだから。
かといって、友好的に接していいのだろうか。
エミリアはスバルを殺した記憶などないが、スバルが苦しんだのは、エミリアのせいでも、ある。
そして、何より、後ろにいる皆の中には、スバルに危害を加えた者もいる。
「──あ、の」
エミリアの声が震える。
嘗て、これ程心臓が高鳴ったことは無い。
緊張で吐きそうになる。
今、あの二人はどんな目でエミリアたちを見ているのだろう。
理解し得ない怪物を見るような目だろうか。
それとも、殺人鬼を見るような目であろうか。
どんな、どんな──。
「わた、し」
「──昴、は……いない、のね」
菜穂子が、絞り出すように、遮る。
おそらくは、エミリアの声がか細すぎて届いていなかったのだろうが。
落単とも失望とも違う、味わい慣れた絶望に疲弊したような顔だった。
「──エミリアちゃんたちがいるなら、やっぱりここは異世界なの……?」
「──どっちにしろ、状況が好転してはいないみたい……だな」
エミリアやラム、ロズワールといった面々の顔を見て、賢一は状況を把握する。
「俺たちが見てたのと同じものを見てた、ってことみたいだな。見始めた地点が違う子もいるみたいだが」
よく分からない、と首を傾げるメィリィを見て、そう判断づける。
正確には、メィリィはまだ見ていないが、それを賢一が知る術などない。
「──そう、なんだ……」
菜穂子が、警戒の色を孕んだ瞳で辺りを見渡す。
本人にその意図は無いが、スバルに危害を加えた面々には、思わず肩に力が入ってしまう。
許す許さないの話でなく、深層心理的な話になってくるので、如何ともし難いが。
「──なるほど、スバルくんの……」
ロズワールが口を開くと、菜穂子の顔が微かに顰められる。
だが、すぐに向き直る。
「ロズワールさんもいる……どういう面子なのかは分からないけど、映像に出てきた人は、ほとんどいるみたい」
太陽のような姫と金獅子のような少女が見当たらないが。
「どういうこと?スバルきゅんの家族?」
「──これは……!」
「少なくとも、我々が思う以上に、最悪と呼ぶに相応しい状況を作られたようですな」
「ナツキくんの家族……よう状況が読み込めんなあ」
混乱が、波及する。
そして、悪夢はいつも──
『ただいまより、第六幕を、上映致します』
心を休ませる暇など、くれない。
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