映画『爆弾』発の「タゴサク構文」はなぜSNSで流行? “構文ネタ”人気や芸人動画が話題を後押し #エキスパートトピ
映画『爆弾』から生まれた「タゴサク構文」がネットミームとして流行している。
「タゴサク構文」とは、佐藤二郎演じる謎の男・スズキタゴサクの台詞を、SNSユーザーが持論や生活・仕事の状況に置き換えて発表するもの。「AはBします、理由はCだからです」という構文を使い、タゴサクのように淡々とした口調を真似た文体・動画が特徴となっている。
2026年上半期を代表するネットミームの一つとして数えられる「タゴサク構文」。広く浸透した理由について分析する。
ココがポイント
2026年にNetflix配信が始まったことで観た人がさらに増え(中略)言い回しがXを中心にネットミームとして定着
出典:モデルプレス - ライフスタイル・ファッションエンタメニュース 2026/5/29(金)
動画配信サービス「Netflix」は、週間視聴ランキング(中略)日本における映画ランキングは、『爆弾』が8週連続1位
出典:ORICON NEWS 2026/5/30(土)
佐藤二朗(@actor_satojiro)
映画『爆弾』スズキタゴサク構文 ドラゴンボールver.
エキスパートの補足・見解
『爆弾』の劇場公開は2025年10月。状況が変化したのは、3月31日よりNetflixで独占配信がスタートしてからではないか。週間視聴ランキングで連続1位を記録するなど多くの視聴者を獲得したことで、タゴサクの台詞が広がったと見られる。
「タゴサク構文」は4月よりXを中心に流行。当初は「明日は出社しません。2日で疲れが取れるわけがないからです。」といった短文型がバズった。「進次郎構文」「石丸構文」のように型が決まっており、映画未鑑賞者でも気軽に参加できたことが拡散につながったと見られる。
Googleトレンドで「タゴサク」を調べると、5月14日にピークを迎えている。佐藤二郎が13日にXで流行への感謝を綴ったことも話題を後押ししたと考えられる。加えてTikTokでは、9日にお笑いコンビ・アイデンティティの田島が『ドラゴンボール』ネタを当てはめて約193万再生、13日にはバリカタ友情飯・まつしたの動画が約227万再生を記録。芸人たちの動きもミームを加速させた。
現象的には『地面師たち』(2024年)内の台詞「最もフィジカルで…」や「もうええでしょう」の流行に近く、配信作とネットミームの親和性の高さを改めて印象づけた。