【閲注・オメガバCP注・🎲】日車寛見の巣作りチャレンジ

  • 1二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 22:31:12

    日車寛見はΩである

    ヒートの周期が近づき、本能が巣を作りたいという欲求を湧き上がらせているのだが……

    弁護士として、術者として有り余る才能を持ち天才と謳われた日車、彼は


    ――壊滅的に 巣作りが 下手なのであった



    オメガバース設定でΩの日車が🎲で苦手な巣作りにチャレンジするスレ


    ※スレの前提条件・進行ルール※

    ・CPは虎日(この後の前提ダイスで成立済みか片想いかなどの状況が変わる)

    ・ヒートが始まるまでの2週間で毎日(14回)巣作りチャレンジをしていって、期間内に自力で上手な巣を作れたらハッピーエンド

    ・期間内に上手に作れなくてもそれまでの状況に応じて何かしらのオチを付ける

    ・センシティブな状況になりそうな時はwritening使用



    ダイススレ楽しくて鉄がまだアチアチなので立てた見切り発車

    気を抜くと睡眠削るので意識してゆっくりめ進行でエンディングを目指していく


    初期値+経験値+固定値+判定値が100を越えたら巣作り成功


    初期値:dice1d10=8 (8)

  • 2二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 22:33:50

    <前提ダイス>

    そもそも何で下手なの?

    dice1d5=2 (2)


    1:純然たる下手(天は巣作りの才能は与えなかった模様) ※巣作り判定-5

    2:圧倒的経験不足(虎杖が遅い遅い初恋。30半ばを越えて巣作り若葉マークというわけだ、笑うか) ※回数を重ねるごとに固定値+5ずつアップ

    3:秘めたる片想いゆえ(巣材不足と精神的不安定のポンコツコンボ) ※両想いになった時に追加固定値+30

    4:そもそも出る幕がない(参加するうえ主体通り越してほぼ一人で作るα虎杖) ※作成時に虎杖在宅判定をして在宅してたら自力完成にならない

    5:Ω自体の初心者だよ(α虎杖に焼かれて抱かれてヒ゛ッチングしちゃった元α) ※元αのスペックが活きるか足を引っ張るか毎回±10判定



    1・2の場合明記されてない虎杖との関係は?

    dice1d3=1 (1)


    1:(両)片想いだよ

    2:両想いだけどまだうなじは噛まれてないよ

    3:番だよ


    ※ヒートなど生活への弊害などもあるので未成年でも番成立などには諸々寛容な感じです

  • 3二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 22:42:38

    おいおいおいおい一番美味しい設定が来てしまいましたよォ!!!
    頑張れ日車、素敵な巣を作って虎杖をお招きしようね!

  • 4二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 22:54:29

    経験不足が出てしまうタイプの日車かわいいね
    片思いってことは虎杖へのアプローチも並行して行うのかな

  • 5二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 22:56:17

    俺得すぎるスレだ・・・ありがとうスレ主
    10まで保守

  • 6二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:01:32

    遅い初恋両片思い神すぎる

  • 7二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:02:42

    新スレ虎日だやっほーぃ!!
    スレ画は巣作り下手でもうダメぽ状態の日車かな

  • 8二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:08:40

    たて乙!
    おいおい最高かこのスレ期待の保守

  • 9二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:09:30

    すみません判定値ダイスについて書き忘れてました

    片想い:d20
    両想い:d35
    番  :d50

    関係性が変化すると判定ダイスもそれに応じて変化します

  • 10二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:14:30

    普段は最低限の寝具しか置いていないベッドの前に俺は腕を組んで立ち尽くす

    巣の場所はいつもここに定めている

    柔らかなタオル類や普段使いの衣類、量としては申し分ないはずだ

    日常生活や高専での任務に支障が出るのでヒート抑制剤の処方は推奨されているし服用もするが、

    巣作り欲求のようなプライベートの範疇に収まる本能的行動や欲求については過度な抑制をすると逆に不調をきたすためあまりよろしくないとされている

    だからこそ、俺はこうしてその準備を整えなくてならない状況下に置かれているわけだ、が……

    「……いまいち、勝手がよくわからん」

    巣材で自分を囲い込み、安心できて安全な空間を作る、という理屈は頭に入ってはいるのだが何をどうすれば出来上がるのかのイメージが固まらない

    広げて、敷いて、被って、全身を包み込むようにはできてもただそれだけでしかない

    「……まあ、欠けている要素の一つは、わかりきっているのだが」

    自嘲気味に手の中に握り込んでいた一枚のハンカチを見下ろして溜息をつく


    反転を使うまでもない、と任務後もそのままにしていた手の甲の小さな擦り傷

    もっと自分を大切にしてよ、と言いながら巻かれた優しい色合いのハンカチを俺はいまだ返せずにいた


    ――慣れない自分でもわかる。たった一枚のよすがだけで、心を落ち着かせる巣などできはしないと


    本来、Ωの巣作りというものは想い人や番の匂いに包まれた環境を作ることで精神的安定を図るための行為だ

    いくら巣材に適したものだとしても、自分の持ち物だけを山と積んだところでそれはただの暖かな虚無でしかない

    だが例えそうだとしても、俺にはこれ以外のものを手に入れる当てもなければそもそも手にする資格なんぞないのだ

    だからこれはそう、自分を誤魔化せるようにするための努力でしかないのだろう


    「やるだけやってみるか……」


    1回目の挑戦

    8+dice1d20=14 (14)

  • 11二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:34:53

    ……

    …………


    「ただ円に積んだだけのバスタオルの山だな」


    崩れなかっただけよしとしよう

    ジャッジマンが非常にもの言いたげな顔で背後に浮かんでいる

    出した覚えはないし領域も展開していないのだが

    俺自身の身長に対してうずくまるにしても狭すぎるので中に入る場合は正座するしかないだろう


    とりあえず入ってみる

    囲んだ円の中にじっと座っている自分の状況、何かを思い出すような……


    ――ああ、そうだこれは


    猫 ホ イ ホ イ


  • 12二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:38:23

    巣作りが下手で雑過ぎる鳩みたいな巣作ってるの想像しちゃった

  • 13二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:42:48

    猫ホイホイのなかにちょこんとお座りしている日車可愛すぎるだろ
    そのまま虚無に襲われてごめん寝しちゃいそうだね

  • 14二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:48:52

    待って…待って…神すぎる…何だこのスレ…
    ハァ~~~~~感謝しかねぇ~~~~~!!!!!
    ありがとうスレ主完結まで見守らせていただく!!!!!

  • 15二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 05:38:13

    ド下手くそすぎて自分の式神困惑しとるやん

  • 16二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 07:10:44

    翌朝、バスタオルに挟まれた妖怪となって目覚めた俺は少し遅めの時間で高専に足を運んだ
    外の任務が無い時は、高専の事務方の補助に入って法関係の助言などを行っている
    きな臭い案件には関わりたくはないが、虎杖をはじめ生徒の皆が不利益を被らないよう裏で支えることもできるため、こういった仕事に携わるのも致し方ないと割り切ることにしている
    「――ええ、ですから今回の件の場合この資料を……」
    補助監督の面々と顔を突き合わせながら手続きの流れを説明していると、昼時を告げる鐘が鳴った
    「では、一旦昼休みにしましょう。そういえば今日は、卒業生のご実家の農家から移動販売が来ているらしいですよ? 手作りのパンやお弁当の他に野菜とかも安く買えるんだとか」
    そんな話をしながら書類を纏めて会議室はいったん解散となる
    適当に行きがけに買ってきたもので済ますつもりだったが、せっかくならば覗いてみるかと外へと向かう

    ワンボックスの前に設置された小さな販売ブースにはちらほらと少ないながらも人が集まっていた
    卒業生の実家だそうだが、ここに入れるという事は家族ぐるみで呪術師の関係者いうことか
    呪術師と農家の二足の草鞋、これも一種の兼業農家……なのだろうか
    そんなとりとめのない事を考えながら品物が陳列されている一角へと近づいた
    「はーい、次の方お決まりならどうぞー」
    バンダナを巻いて背後の段ボールから弁当の補充を取り出している少年から上がった声があまりにも聞き覚えがあり過ぎて、俺は商品の列から勢いよく視線を上げた
    「……虎杖?」
    声を聞くまではあまりにも違和感なくその場に溶け込んでいた姿に、思わずぽかんとした顔で彼の名を呼ぶ
    「え、あ、日車じゃん! お昼買いに来たん? 弁当もパンもどっちも美味いよどれにする?」
    「ヴっ」
    ぱあ、と効果音がしそうなほどのまばゆい笑顔に目が眩む
    いやそれよりも、なぜ彼がここで店番を? 領域で共有されたり彼自身と話した中での情報では彼の実家は農家ではない
    実家どころか、高専に来る前に最後の肉親である祖父を看取っていたはずだ
    「……君は、どうして販売側に? 確かこちらは卒業生のご実家の方たちだったと聞いているのだが」
    妙な事に巻き込まれ認識を歪められている可能性があるのならば、といざとなればすぐにでもガベルを取り出す心持ちで尋ねれば、ああ、となんてことも無さげに虎杖は笑う

  • 17二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 07:13:18

    「いやね、俺がここに買いに来た時こっちのじーちゃんが荷物下ろしてたら腰やっちゃったんよ。座るのはだいじょぶらしいから、わからんとこだけ指示もらって手伝ってんの。報酬はこの特大チキンカツ弁当ほか諸々!」

    「いや~、すまんねぇ~……」

    隣で椅子に座っているご老人が申し訳なさそうに虎杖の言葉に続く

    ……なるほど、彼らしい

    息をするように困った人に手を差し伸べ、何でもない事のように明るく笑い飛ばすその人柄は彼の尊い長所だと思う

    「そうか……ならば、俺も売り上げに貢献しよう。昼食用にこちらの二つと、午後の会議の差し入れにラスクを種類ごと二袋ずつ頂こう」

    「りょーかい、あんがと日車! アスパラサーモンコッペとミックスサンド、ラスクはプレーンとキャラメルとココアで二つずつな! 合計2200円でーす」

    「ではこれで」

    1000円札二枚と500円玉1つをカルトンに乗せ……ようとしてその前に虎杖の手が俺の手ごと代金を直に受け取る

    え、と口にする間もなく手の中の現金が2500円から300円に交換され、虎杖の手によってぎゅっと握り込ませられた

    「はい、おつり300円! 品物けっこうかさばるから落とさんでな」

    「????? え、あ、ハイ……」

    だめだまだ脳がこの状況を処理しきれていない

    反射的に出た上の空の返事をするのがやっとで、俺はもたもたと覚束ない手つきでどうにか落とさずに硬貨を小銭入れにしまった

    ……いや、今、何が起きた!? なぜそうなった???

    直に触れた暖かな手の温度がじわじわと手から全身に広がっていくかのように全身が熱を帯びる

    顔がみっともなく赤くなっていやしないかと深く俯いた俺は、虎杖がどんな表情をしていたかなんて認識できるはずもなく

    「……ありがとう、手伝い頑張ってくれ」

    頭を冷やさなければとよたつきながらその場から離れようとした俺の背中に、少し慌てたような声がかけられた

    「あっ……、日車! ちょっと、ちょっとだけでいいからそこで待ってて! すみませんじゃあこれ1000円から……」

    気持ちとしては居たたまれなさが強かったが虎杖の声を無視などできるはずもなく俺は徐に足を止めて振り返ると虎杖へ小さく頷く

    俺の後ろに並んでいた客の対応を急ぎ気味にこなしながら虎杖は横目で俺がいるのかチラチラと確認している

  • 18二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 07:20:23

    何か忘れものでもしていただろうか、財布以外取り出した覚えもないし品物も釣り銭も間違いはなかった筈だが、と考えているとふと彼らのやり取りが目に留まった

    手渡しでも、カルトンに乗せても、虎杖の手はほとんど相手の手に触れることなくごく一般的なレジ対応と何ら変わらない

    だったら余計にさっきのあれは何なんだという疑問が強まるわけだが……

    いくらなんでも要介護と思われてはいないだろうな、とかつてのセルフネグレクト時期を思い返して内心で頭を抱えていると、人の切れ目ができた隙に虎杖は付けていたバンダナをむしり取るように外してしゃがみ込み、それからすぐに俺の所へ小走りに駆け寄ってきた

    「ごめんな、急に呼び止めて待たせちゃって……、あの、さ! これおすそ分け。弁当とかと別で貰ったんだけど、一個食べてみたらすげー美味かったから、日車にも」

    そう言って差し出されたのは何かがつつまれたバンダナで

    受け取って開いてみれば、ふわりと甘い香りが広がり中からは小さい果実が数個顔を覗かせていた

    「これは、スモモ……か? とても……香りが甘い」

    俺が感じているのは、きっと果実だけのものではないのだろう

    胸を締め付けるような、どこまでも甘美で優しい香りは……

    「っ、そ、そう! じーちゃんとこの庭に植えてるらしいんだけど、めっちゃ大量に生ったからって。日車もこんくらいの量なら、悪くせずに食べきれるっしょ? だから」

    ソワソワとしたような虎杖の様子に彼の気遣いが伺えて俺は先ほどまでの疑問などすっかり忘れて胸が暖かくなる

    「ああ、有難く頂こう。わざわざすまなかったな、少し待ってくれ今先程買ったパンの袋に移……」

    「あ、そのままでいーから! えっと、バンダナは予備あるし、ほら桃とかスモモってデリケートだからさ、どっか当たって痛んじゃうかもだし……それごと日車にあげる! じゃあお客さん来たしまたな!」

    「え、あ、虎杖……?」

    俺の返事を待つことなく虎杖は踵を返し足早に販売の手伝いへと戻っていく

    呆然とそれを見送った手の中に残されたのは……


    GET!:虎杖のバンダナ


    巣作り1回目の経験値ダイス

    dice1d10=5 (5)

  • 19二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 07:22:25

    (……っ、しゃ……! 渡せた……!)
    戻って早々小さくガッツポーズをする虎杖の横から呆れたような声が聞こえてくる
    「アンタまーだそんなモタモタしてんの? 小学生でももうちょっとガっといくわよ。柚子胡椒チキンのサラダサンドとキャロットラペね」
    「……まあそう言ってやるな、生姜焼き弁当と筑前煮一つ」
    同級生の二人の生暖かい視線に、だってさぁ……と拗ねた顔をしながら注文対応をしていく虎杖に、釘崎がはんっと鼻を鳴らした
    「先が思いやられるわね、いっそ段ボール一箱ぐらい送りつけてやれば? そうでもしないと気づかれもしないんじゃない?」
    「バッ……! そ、そんなんあからさますぎて引かれたらヤじゃん……」
    「相手が相手だけに、送りつけ詐欺と間違われて受け取り拒否もあるぞ。なにせ元弁護士だ、その辺りの知識と結び付けたりしそうじゃないか?」
    伏黒の推察に「あー……やりそう」と二人揃って眉間にしわを寄せる
    やいのやいのと交わされるやり取りに、青春じゃのう、とおじいさんが微笑ましそうに呟いた

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