大谷翔平、二刀流〝試運転〟終了? 角度以外は例年レベルに改善 打球速度、開幕40戦149.6キロ→続く20戦で152.8キロ 出塁率リーグトップ
【フェニックス(米アリゾナ州)2日(日本時間3日)=横山尚杜】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)はダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で出場し、右翼線二塁打と2点三塁打を放って4打数2安打2打点。3試合連続、今季20度目のマルチ(複数)安打をマークした。先発登板する3日(同4日)の同カードは3登板連続で投打二刀流として出場する。6-5で勝ったチームは直近20戦で16勝とした。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん バットが奏でる快音が日常となってきた。大谷は、MLBの本拠地30球場で3番目に広いチェース・フィールドのグラウンドを広々と使い、縦横無尽にベースランニングした。一回に右翼線へ二塁打を放つと、二回も右翼線への2点三塁打を放った。 「ショウヘイはここ数週間、本当に良い。非常に良い1カ月。他の選手たちは本当に楽になる。常に走者がいる状況をつくり出してくれる」 ロバーツ監督は、完全復調した大谷の打撃に納得の表情を浮かべた。 大谷はナ・リーグ4位タイの今季20度目で、3戦連続のマルチ安打をマークした。連続試合安打は6、連続試合出塁は18に。七回は1死三塁で申告敬遠を受け、出塁率・411はリーグ単独トップに浮上した。 5月上旬から中旬にかけてスランプに陥ったものの、直近15試合は打率・421、3本塁打、11打点。開幕から40試合を終えた時点で93マイル(約149・6キロ)だった平均打球速度は、その後の20試合で95マイル(約152・8キロ)に向上。打球角度を除く指標は例年レベルとなった。 ナ・リーグ西地区首位のチームは直近20試合で16勝と猛チャージ。2位パドレスに6ゲーム差をつけ、早くも独走態勢に入った。 大谷は3日(日本時間4日)のダイヤモンドバックス戦で、3登板連続で二刀流出場を果たす。過去2試合はいずれも初回先頭打者アーチを放った。またも投打で本領を発揮すれば、わずかな〝穴〟さえなくなる。