報徳学園、乱打戦制し16年ぶりV 勝敗分けた主将・山田瑛太の9回満塁弾
◇高校野球春季近畿大会決勝 報徳学園11―10智弁和歌山(2026年5月31日 わかさスタジアム京都) 【写真あり】【高校野球】報徳学園が春季兵庫大会V 背番号18の左腕・沢田が13K1失点完投「自信ついた」 近畿大会決勝は報徳学園(兵庫)が智弁和歌山を制し、2010年以来16年ぶり2度目の優勝を果たした。近畿大会は兵庫勢が24年秋の東洋大姫路以降4季連続優勝となった。 「主将不在の1カ月間」が頂点につながった。主将で8番の山田瑛太(3年)が、7―5の9回1死満塁で左越えの満塁本塁打を決めた。「全員がつないでくれたことに感謝です」。両校計28安打21得点の乱打戦。高校通算2本塁打目の満弾が、6点優勢の9回裏に1点差にまで迫られた激戦の勝敗を分けた。 3月の練習試合では敗戦続き。大角健二監督が「全員が主将のつもりで」と命じ、主将など全ての役職を撤廃した。山田のキャプテンシーに頼る空気感を危惧したもの。春季大会開幕後も、山田は試合中でも静かだった。 4月中に主将復帰。すると全員で助け合う土壌が出来上がり、山田も「凄くやりやすいチームになった」。近畿王者に導いた結束力が夏への弾みとなった。 (河合 洋介)