「悔しいけど、やることは変わらない」 ソフトバンク海野隆司が出場機会が減る中でも貫く不変の信念とは…
◆日本生命セ・パ交流戦 中日0―3ソフトバンク(2日、バンテリンドーム) ソフトバンク海野隆司捕手(28)が好リードで、大津亮介のプロ初完投、初完封をアシストした。5月12日にDeNAから山本祐大がトレード加入し、現在、先発マスクは大津が登板する試合に限られるが、それでも貫く不変の信念がある。 ■【動画】七色の投球術!大津亮介118球の完封劇!! 「悔しいのは悔しいけど、やることは変わらないので。ピッチャーのためにやるだけですね」 海野がそう断言するのは、先輩に教わった捕手としての心構えを深く、胸に刻んでいるからだ。 「ピッチャーのために頑張る。(巨人の)甲斐(拓也)さんからそうやって教わってきた。捕手は自分が自分がっていうポジションではない。しっかり周りを見て状況判断し、それをピッチャーに伝えるのが仕事」 昨年、海野は自己最多の105試合に出場した。それまで正捕手としてチームを支え続けた甲斐が抜けた穴を埋めるべく、女房役として投手陣をけん引。その一年間で実感したことは、投手のことを最優先に考えることの大切さだった。 リード面では可能な限り、投手が投げたい球を選択する。一方で、自身の考えを伝えることも怠らない。この試合では序盤に「強かった」と感じた直球で押し、中盤以降は一転してチェンジアップでタイミングをずらすなど、硬軟織り交ぜた配球で中日打線に的を絞らせなかった。 「捕手は勝たないと評価されないポジション。その日、ピッチャーが勝てるためにという思いだけです」。これからも、投手が勝つことを第一義にマスクを被り続ける。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】 ▼「今はそこにかけるしかないので」小久保監督、6試合ぶり先発マスクで好リードの海野隆司に期待 山本祐大の加入で出番が大幅減でも意地の完封劇アシスト▼
西日本新聞社