日本で博士の数を増やせるのか。記者が2025年に博士号を取得して以降、抱いてきた疑問だ。国は科学技術力や産業の強化につなげるために、博士人材を増やすことを目指している。先進国では日本の人口当たりの博士号の取得者数は少なく、企業で活躍している人も少ないと指摘されることが多い。文部科学省は2040年までに人口100万人当たりの博士号の取得者数を2020年比で約3倍にするとした。

 記者の疑問の答えを探すためにも「博士記者がみた、博士人材活用のいま」という企画を日経クロステックで立ち上げた。取材を通じて分かったのは、博士を増やすには人材の出口を整えないといけないことだ。現状、学生は博士号の取得を「割に合わない」と考えている。

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学生の回答に驚き

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