栃木県上三川町で起きた強盗殺人事件で公開手配されている48歳の容疑者が、現場の指示役に事件前、多額の報酬をほのめかすメッセージを送っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は以前から知る指示役に大金が手に入ると計画を持ちかけ知り合いをつなげる形で実行役の高校生らを集めさせたとみて調べています。
今月14日、栃木県上三川町の住宅で親子3人が死傷した強盗殺人事件では、これまでに、実行役とみられる男子高校生4人と現場の指示役とみられる竹前海斗容疑者(28)と竹前美結容疑者(25)の夫婦が逮捕されました。
そして、29日、警察は事件を主導し、海外に逃亡したとされる住所、職業ともに不詳の益田和彦容疑者(48)を公開手配し、行方を捜査しています。
これまでの警察の調べで益田容疑者はもともと知り合いだった夫婦側に事件の前、秘匿性の高い通信アプリで現場の住宅などの情報や指示を送っていた疑いがあることが分かっています。
捜査関係者によりますと、こうしたやり取りの中では盗みを意味する隠語を使った上で多額の報酬をほのめかすメッセージを送っていたということです。
警察は益田容疑者が大金が手に入ると計画を持ちかけたあと夫婦のうち夫と知り合いだった1人の高校生に話が入り、さらに知り合いをつなげる形で実行役の高校生らを集めさせたとみて調べています。
益田容疑者が過去に勤務していたタクシー会社は
事件を主導していたとして強盗殺人の疑いで公開手配されている益田和彦容疑者(48)が過去に勤務していた佐賀市内のタクシー会社は、30日、コメントを出しました。
この中で会社は、今回の事件で益田容疑者が公開手配されたことについて「大変、驚いています」としています。
会社によりますと、益田容疑者は2009年から4年間ほど、運転手として勤務していたとみられるということです。
2013年7月に一身上の都合により退職し、その後については把握しておらず会社として一切、関わりはないとしています。